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比較・雑学 / キウイ英語

英語の中のマオリ語(Māori words in New Zealand English)

Aa あ kia ora
概要

NZでは、英語の会話や表示の中に「kia ora(こんにちは)」「whānau(家族)」「kai(食べ物)」「mahi(仕事)」「puku(おなか)」などのマオリ語がそのまま使われます。旅行者やNZに来たばかりの人向けに、よく聞く言葉の意味をTe Akaマオリ語辞典などでまとめます。

詳細

NZの英語には、テレオ・マオリ(te reo Māori)の言葉がそのまま入っています。職場の会話、学校のお知らせ、テレビのニュースなどでよく耳にします。ここでは、Te Akaマオリ語辞典(Te Aka Māori Dictionary)と、政府の歴史サイトNZHistoryの説明をもとに意味をまとめます。発音の基本はテレオ・マオリの基本表現を読んでください。

あいさつと声かけ

言葉辞典での意味日本語でいうと
kia ora(キア・オラ)こんにちは、乾杯、幸運を。直訳は「元気で(be well)」。おはよう、ありがとうの意味でも使うこんにちは、ありがとう
mōrena(モーレナ)おはよう(英語からの借用語)おはよう
haere mai(ハエレ・マイ)ようこそ、来ていらっしゃい
ka pai(カ・パイ)よい。「いい気味だ」という意味で使うこともあるいいね
kia kaha(キア・カハ)強くあれ、がんばれ、続けてがんばって

kia ora は、あいさつにもお礼にも使える便利な言葉です。会社のメールの書き出しにも使われます。

暮らしの言葉

言葉辞典での意味日本語でいうと
whānau(ファーナウ)拡大家族、家族の集まり。動詞では「生まれる」家族、身内
kai(カイ)食べ物、食事。動詞では「食べる」ごはん
mahi(マヒ)仕事、職、活動。動詞では「働く、する」仕事
puku(プク)おなか、腹(ほかに「ふくらみ」などの意味もある)おなか
kōrero(コーレロ)話、会話、話し合い。動詞では「話す、言う、読む」話、おしゃべり
tamariki(タマリキ)子どもたち子ども
koha(コハ)贈り物(ふつうはお金。食べ物や大切な品のこともある)心づけ、寄付
hui(フイ)会合、会議、集まり会議、集まり

whānau は、親子だけでなく親戚を含む広い家族を指します。学校や職場では、関係者全体への呼びかけとしても使われます。

koha は、イベントの案内などで「koha」と書かれていることがあります。入場料の代わりに、気持ちの分だけ払う寄付という意味で使われる場面です。

社会や自然の言葉

言葉NZHistoryでの意味
aroha(アロハ)思いやり、優しさ、変わらない愛
mana(マナ)権威、力。評判、影響力
tapu(タプ)神聖な、触れてはいけない
taonga(タオンガ)大切な持ち物や文化的な品、貴重なもの
whenua(フェヌア)土地、ふるさと、国
moana(モアナ)海、大きな湖
maunga(マウンガ)山
waka(ワカ)カヌー
kaumātua(カウマートゥア)一族の年長者
Pākehā(パーケハー)イギリス系・ヨーロッパ系のNZの人

ほかの言葉はNZHistoryの「100 Māori words」で確認できます。tapu の考え方はタプとノアも読んでください。

日本との違い・注意点

  • マオリ語の言葉は、英語の文の中でも訳さずにそのまま使われます。意味がわからないときは、Te Akaマオリ語辞典で調べられます。
  • 一つの言葉に複数の意味があります。kai は「食べ物」ですが、地名の中では「その食べ物がよくとれた場所」を表すことがあります。
  • マクロン(ā、ō など)は長く伸ばす音を表します。whānau と書くか whanau と書くかで、読み方が変わります。
  • tapu のように、文化的に大切な意味を持つ言葉もあります。マラエ(marae)を訪ねる前にはマラエ訪問のマナーを読んでおきましょう。

関連項目

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