国会の見学と傍聴(Visiting Parliament)
ひとことで言うと…
ウェリントンの国会(Parliament)は、無料のガイドツアーで見学でき、開会中は傍聴席(Public Gallery)から審議を見られます。どちらも事前予約と写真付き身分証が必要です。審議中の法案には、特別委員会(select committee)へ意見書(submission)を出して意見を伝えられます。
詳細
NZの国会(Parliament)はウェリントン(Wellington)にあります。国会の建物は、ガイドツアーで見学できます。国会が開かれている日には、議場の傍聴席(Public Gallery)から審議を見ることもできます。
ツアーと傍聴の予約は、国会の予約ページで受け付けています。
ガイドツアー
2026年10月時点で、予約ページには次のようなツアーが載っています。ほとんどが無料です。
| ツアー | 所要時間 | 料金 | 内容 |
|---|---|---|---|
| Introduction to Parliament | 60分 | 無料 | 国会の仕組み、建物の建築と歴史、意見の伝え方を紹介する基本のツアー |
| Kids in the House | 45分 | 無料 | 子ども向けの体験型ツアー |
| Introduction to the Art of Parliament | 90分 | 無料 | 国会の敷地内にある美術作品を紹介 |
| Te Ara Tapuwae o te Whare Pāremata | 90分 | 無料 | マオリとヨーロッパ系の人々の初期の交流から始まる、国会のマオリの歴史のツアー |
| Kicking Down the Doors: Women in Parliament | 60分 | 無料 | 女性参政権と国会の女性議員がテーマ |
| New Zealand Sign Language Tour of Parliament | 60分 | 無料 | すべてNZ手話で行うツアー |
期間限定のツアーや有料のツアーもあります。最新の内容と日時は予約ページで確認してください。
基本のツアー「Introduction to Parliament」の主な条件は次の通りです(予約ページ)。
- 1回の予約は10人までです。それより多いグループは、ビジターセンター(Visitor Centre)に連絡して個別のツアーを相談します。
- 保安検査があるため、開始時刻の15分以上前に着くよう求められています。
- 日によっては、入れない部屋があります。
傍聴(Public Gallery)
国会が開かれている日には、議場の傍聴席から、議員の質疑や討論、採決を見られます。2026年10月時点で、傍聴は無料です(傍聴の予約ページ)。
| 時間帯 | 内容 |
|---|---|
| 13:45〜15:00 | 質疑時間(Question Time) |
| 15:00〜18:00 | 審議(夕食休憩の前) |
| 19:00〜22:00 | 審議(夕食休憩の後)。火曜日と水曜日だけ。木曜日は18時に終わる |
- 開始時刻に着く必要はなく、最後までいる必要もありません。
- 傍聴する人の名前を事前に知らせます。10人を超えるグループは、メールで予約します。
入館のルール
ツアーと傍聴に共通する主なルールです。
- 写真付きの身分証が必要です。運転免許証、パスポート、学生証、職場の身分証などが使えます。
- 到着時の保安検査に最大15分ほどかかります。
- 14歳未満の子どもには大人の付き添いが必要です。大人1人につき子ども4人までです。
- 傍聴席では帽子をかぶれません(宗教上の理由を除く)。靴をはく必要があります。
特別委員会への意見書(submission)
国会で審議中の法案は、特別委員会(select committee)に送られます。特別委員会は、11〜14人ほどの国会議員でつくる委員会です。多くの場合、一般の人から意見書(submission)を受け付けます(govt.nzのページ)。
- 意見書は、書面かオンラインで出せます。直接話せる場合もあります。
- 言語は、マオリ語、英語、NZ手話のどれでも使えます。
- 1人でも、地域や信仰の団体などと一緒にでも出せます(民族共同体省のページ)。
- 委員会が求めたテーマだけについて書きます。テーマから外れた意見は検討されません。
- 意見書は公表されることがあります。
- 委員会は意見書をすべて読み、国会に勧告を報告します。委員会から、直接話すことや資料を出すことを求められる場合があります。
意見を受け付けている法案と締め切りは、国会のウェブサイトで調べられます。問い合わせ先は国会(+64 4 817 9250)です。法案の審議の流れは法律ができるまでを、請願は請願(Petitions)を読んでください。
手順
ツアー・傍聴に行く
- 国会の予約ページで、ツアーまたは傍聴の日時を選んで予約する。
- 予約の確認メールを受け取る。
- 当日は写真付きの身分証を持ち、保安検査の時間を見込んで早めに着く。
意見書を出す
- 国会のウェブサイトで、意見を受け付けている法案と締め切りを確かめる。
- 委員会が求めているテーマに沿って意見をまとめる。
- 締め切りまでに、書面かオンラインで出す。直接話したい場合は、そのことを伝える。
費用
2026年10月時点で、基本のガイドツアーと傍聴は無料です。一部の特別なツアーは有料です。
日本との違い・注意点
ここが日本とちがうよ!
- 傍聴とツアーは予約制で、写真付き身分証が必要です。旅行者はパスポートを持って行きましょう。
- 国会が開かれていない日は傍聴できません。木曜日は夜の審議がありません。
- 意見書の出し方や締め切りは、法案ごとに違います。各法案の案内で確認してください。
- ウェリントンの観光はウェリントンの観光スポットも読んでください。