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観光/観光地

スチュワート島(Stewart Island/Rakiura)

スチュワート島の沖の海に浮かぶアホウドリ
Photo: Colin Watts / Unsplash

ひとことで言うと…

スチュワート島(ラキウラ)は南島の南にあるNZで3番目に大きい島で、ブラフからフェリーで約1時間、インバーカーギルから飛行機で約20分です。島の85%がラキウラ国立公園で、野生のキーウィを見られる場所があります。害獣のいないウルヴァ島に渡る前には、荷物や靴の点検が必要です。

目次
  1. 詳細
  2. 日本との違い・注意点

詳細

スチュワート島(Stewart Island/Rakiura)は、南島の南、フォーヴォー海峡(Foveaux Strait)の向こうにある島です。Te Ara(NZ政府の歴史・文化サイト)によると、NZで3番目に大きい島で、面積は1,680km²です。ブラフ(Bluff)から39km離れています。マオリ語名のラキウラ(Rakiura)は「輝く空」という意味で、オーロラ(南極光、aurora australis)を指すとされています。

NZの離島全体は「北島・南島以外の島々」を読んでください。

行き方

DOC(自然保護省)のページによると、行き方は次の2つです。

手段出発地所要時間
フェリーブラフ約1時間
飛行機インバーカーギル(Invercargill)空港約20分
  • フェリーはハーフムーン・ベイ(Halfmoon Bay)に着きます。運航はStewart Island Experienceです。時刻と運賃はStewart Island Experienceのページで確認してください。
  • 飛行機で着くライアンズ・クリーク(Ryan’s Creek)の飛行場からは、送迎の車があります。
  • 島を訪れる人には、訪問者税(visitor levy)がかかります。施設やサービスの整備、環境への影響を抑えるために使われます。金額などはSouthland District Councilのページで確認してください。

オーバン(Oban)

島の中心はハーフムーン・ベイの町オーバン(Oban)です。Te Araによると、2013年の国勢調査では住民は378人で、全員がハーフムーン・ベイに住んでいます。宿泊施設や店などの観光客向けのサービスは、この町に集まっています。

町には、DOCのラキウラ国立公園ビジターセンター(Rakiura National Park Visitor Centre、15 Main Road, Oban)があります。長い山歩きの前には、ここで情報を得ることが勧められています。

ラキウラ国立公園(Rakiura National Park)

DOCのページによると、次のとおりです。

項目内容
面積15万7,000ha(島の85%)
指定2002年
見られる動物アザラシ、ペンギン、キーウィ、ウェカ、多くの鳥
犬連れて入れない
ドローン許可のない飛行は禁止

国立公園全般は「国立公園の概要」を読んでください。

ラキウラ・トラック(Rakiura Track)

ラキウラ・トラックは、DOCのグレートウォーク(Great Walks)の一つです。DOCの比較ページによると、ハーフムーン・ベイの近くから出発して戻る周回コースで、距離は32km、日数は3日です。森、鳥、浜辺の景色が楽しめます。

予約の方法や料金は「グレートウォーク」を読んでください。

キーウィを見る

DOCのページは「スチュワート島には人よりも多くのキーウィがいる」と紹介しています。島のキーウィの種類は「キーウィ」を読んでください。

グローリー・コーブ景観保護区(Glory Cove Scenic Reserve)は、キーウィの保護区で、野生のキーウィを見られる場所です。DOCのページによると、決まりは次のとおりです。

  • オーバンのゴールデン・ベイ(Golden Bay)の桟橋から、水上タクシーで行きます。
  • 18時から翌6時までに入るには、許可が必要です。許可はビジターセンターで受けます。
  • 決められた道を歩き、キーウィと森の間に立たないようにします。
  • フラッシュ撮影や強い明かりは使いません。
  • 犬は連れて入れません。キーウィ保護区の中ではキャンプできません。

ウルヴァ島(Ulva Island/Te Wharawhara)

ウルヴァ島は、スチュワート島の近くにある島です。DOCのページによると、1996年にネズミの駆除が終わり、1997年から害獣のいない状態が続いています。誰でも訪れることができる、NZでも数少ない害獣のいない保護区(open sanctuary)です。

  • 行き方:ハーフムーン・ベイかゴールデン・ベイから、水上タクシー、ガイドツアー、チャーター船などでポスト・オフィス・ベイ(Post Office Bay)の桟橋へ渡ります。遊歩道はここから始まります。
  • 見られる鳥:キーウィ、カカ(kākā)、サドルバック(saddleback)、イエローヘッド(yellowhead)、スチュワート島ロビン、トゥイ、ベルバード、ハト、ファンテイル、ライフルマン、ブラウン・クリーパーなど。
  • 決まり:夜の上陸は禁止です。キャンプや宿泊はできません。犬は地上の鳥を殺すことがあるので連れて行けません。許可のないドローンは禁止です。決められた道を歩き、野生動物に餌をやらず、ごみは持ち帰ります。

周りの海はウルヴァ島海洋保護区(Ulva Island Marine Reserve)です。海洋保護区のルールは「海洋保護区」を読んでください。

上陸前の点検(バイオセキュリティ)

ウルヴァ島を害獣のいない状態に保つため、DOCは上陸前の点検を求めています。

  1. 船、かばん、靴に、ネズミや植物の種が付いていないか確認する。ネズミは船にまぎれ込むことがあり、雑草の種は靴に付いて運ばれます。
  2. ネズミがいた形跡を見つけたら、すぐにDOCに知らせる。

DOCのスチュワート島の窓口は、電話 +64 219 02295、メール stewartisland@doc.govt.nz です。NZの害獣対策は「プレデター・フリー2050」を読んでください。

天気

Te Araによると、ハーフムーン・ベイでは年に約210日雨が降り、年間降水量は1,600mmです。DOCは、風、雨、日差し、みぞれのどれにも備えるよう案内しています。南の天気は一年中、いつでも荒れて雨や風が強くなることがあります。国立公園の北西や南の周回コースでは、ぬかるみや増水がよくあります。

星空

マオリ語名が示すように、島は空の美しさで知られています。星空については「星空観察」を読んでください。

日本との違い・注意点

ここが日本とちがうよ!

ウルヴァ島に渡る前は、かばんと靴に種やネズミが付いていないか、自分で点検します。日本の観光地ではあまりない手順です。ラキウラ国立公園、ウルヴァ島、グローリー・コーブには犬を連れて入れません。許可のないドローンも禁止です。

グローリー・コーブに夜入るには、事前にビジターセンターで許可を受ける必要があります。天気が急に変わる地域です。夏でも雨具と防寒着を持って行ってください。

フェリーや飛行機は天候で欠航することがあります。運航状況は運航会社で確認できます。

関連項目

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