観光 / 入国
免税範囲と税関申告(Customs allowances)
概要
NZに入国するときは、17歳以上ならワインまたはビール4.5リットル、スピリッツ3本、たばこ50本までが免税です。それ以外の品物は1人NZ$700までが免税で、超えるとGSTと関税がかかります。NZ$10,000以上の現金を持ち込むときは申告が必要です。
詳細
免税で持ち込めるもの
NZ税関(New Zealand Customs Service)が定める、1人あたりの免税範囲です(2026年10月時点)。
| 種類 | 免税範囲 | 条件 |
|---|---|---|
| ワイン・ビール | 4.5リットル | 17歳以上 |
| スピリッツ・リキュール | 3本(1本1.125リットルまで) | 17歳以上 |
| たばこ | 紙巻たばこ50本、または葉巻・たばこ製品50g、または3種類の組み合わせで50g | 17歳以上 |
| その他の品物 | 合計NZ$700まで | 免税店で買ったもの、海外で買ったもの、贈り物を含む |
- ワイン・ビールの4.5リットルと、スピリッツ3本は両方とも免税で持ち込めます。
- お酒の免税は、自分で使うものと贈り物だけが対象です。人に頼まれて運ぶものや、売るためのものは対象外です。
- NZ$700の免税枠は、家族や同行者と合算できません。
- 範囲を超えた分には、関税(duty)とGSTがかかります。
詳しくはNZ税関の免税範囲のページで確認してください。
現金の申告(Border Cash Report)
NZ$10,000以上(外貨の場合は同等額)の現金を持ってNZに出入りするときは、「Border Cash Report」を提出する必要があります。
- 現金には、紙幣・硬貨のほか、トラベラーズチェック、小切手、郵便為替なども含まれます。
- 提出方法は、紙の用紙(NZCS 337)か、オンラインの用紙(bcr.customs.govt.nz、移動の72時間前から使えます)です。
- どちらの方法でも、到着時に税関職員に申し出る必要があります。
- 申告しなかった場合は犯罪となり、罰金、禁錮、現金の没収の対象になります。
詳しくはNZ税関のBorder Cash Reportのページで確認してください。
持ち込みが禁止・制限されているもの
| 区分 | 主な例 |
|---|---|
| 武器など | 銃器・武器・弾薬(許可がない場合)、エアガン、スタンガン、催涙スプレー、飛び出しナイフ、メリケンサック |
| 薬物関連の器具 | ボング、パイプ、ベポライザーなど |
| 有害な出版物 | 性・暴力・残虐行為などの有害な内容(スマートフォンやUSBの中のデータも対象) |
| 無線機器 | 携帯電話・GPSの妨害装置、一部の無線機 |
| その他 | 強力な磁石(buckyballs など) |
| 許可が必要なもの | 絶滅のおそれのある動植物とその製品(サンゴ、象牙、毛皮、高麗人参の根など) |
禁止されているものを持ち込むことは重い犯罪で、逮捕されることがあります。
薬の持ち込み
- 処方薬(規制薬物でないもの)は、3か月分まで(経口避妊薬は6か月分まで)。処方箋の写しか医師の手紙を持ち、元の容器のまま持ち込みます。3か月分を超える場合は申告します。
- 規制薬物(controlled drugs)を含む薬は、1か月分まで。処方箋か医師の手紙が必要で、NZ Traveller Declarationで申告します。
- プソイドエフェドリンを含む薬は、機内持ち込みの手荷物に入れます。
自分の薬が規制薬物にあたるかは、NZ税関の持ち込み禁止・制限品のページで確認してください。
手順
- 到着前に「New Zealand Traveller Declaration(NZTD)」を提出する。公式サイト(travellerdeclaration.govt.nz)かNZTDアプリで、無料で行えます。NZのパスポートを持つ人も含め、入国する全員が対象です。
- 飛行機の場合、提出できるのはNZへの移動を始める24時間前からです。NZで入国審査を受けるまでに提出します。
- 免税範囲を超える品物、NZ$10,000以上の現金、申告が必要な薬や食品などがあれば、NZTDで申告する。
- 到着後、申告した品物について税関職員の確認を受け、必要な関税とGSTを払う。
NZTDには、税関・入国審査・バイオセキュリティ(検疫)の情報をまとめて入力します。食品や植物などの申告は入国時の検疫申告を見てください。
費用
- NZTDの提出は無料です。
- 免税範囲を超えた分には、関税とGSTがかかります(2026年10月時点)。
- 免税範囲を超えるたばこを申告しなかった場合、たばこは没収・廃棄され、罰金や起訴の対象になることがあります。
日本との違い・注意点
- NZでお酒とたばこの免税を受けられるのは17歳以上です。日本の税関の案内では、日本に入国するときは20歳未満の場合、酒類とたばこは免税になりません。
- NZのたばこの免税範囲は紙巻たばこ50本までです。日本に入国するときの紙巻たばこの免税範囲(200本)より少ないので注意してください。
- NZから日本に帰るときは、日本の免税範囲が適用されます。日本の酒類は3本(1本760mlのもの)、その他の品物は海外市価の合計20万円までです。詳しくは税関(日本)のページで確認してください。
- NZTDでは、税関の申告と検疫の申告を同時に行います。食品や汚れた靴なども、迷ったら申告してください。
関連項目
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