北島・南島以外の島々(Offshore islands)
NZには北島と南島のほかにも多くの島があります。3番目に大きいスチュワート島(Rakiura)、東の沖にあるチャタム諸島、オークランド沖のグレート・バリア島、世界遺産の亜南極諸島などです。島ごとの行き方と、上陸や持ち込みのルールをまとめます。
詳細
NZは北島と南島の2つの大きな島が中心ですが、周りには多くの島があります。国全体の地理は「地理・気候・時差」を読んでください。
主な島の一覧
| 島 | 場所 | 主な行き方 |
|---|---|---|
| スチュワート島(Stewart Island/Rakiura) | 南島の南、フォーヴォー海峡(Foveaux Strait)の向こう | ブラフ(Bluff)からフェリーで約1時間、インバーカーギル(Invercargill)空港から飛行機で約20分 |
| チャタム諸島(Chatham Islands) | NZ本土の東の沖 | Air Chathamsの航空便 |
| グレート・バリア島(Great Barrier Island/Aotea) | オークランド中心部の北東約100km | 飛行機で約30分、または毎日運航のフェリー |
| 亜南極諸島(Subantarctic islands) | 南島のさらに南の海 | ブラフから船で2日。上陸には許可が必要 |
スチュワート島(Rakiura)
Te Ara(NZ百科事典)によると、スチュワート島はNZで3番目に大きい島で、面積は1,680km²です。ブラフから39km離れています。マオリ語名のラキウラ(Rakiura)は「輝く空」という意味で、オーロラ(南極光、aurora australis)を指すとされています。
DOC(自然保護省)のページによると、次のとおりです。
- 島の85%(15万7,000ha)がラキウラ国立公園(Rakiura National Park)で、2002年に指定されました。
- 住民は全員、ハーフムーン・ベイ(Halfmoon Bay)とオーバン(Oban)の周辺に住んでいます。
- アザラシ、ペンギン、キーウィ、ウェカなどの野生動物が見られます。
- 国立公園には犬を連れて入れません。許可のないドローンの飛行は禁止です。
国立公園全般は「国立公園の概要」を読んでください。
チャタム諸島(Rēkohu/Wharekauri)
Tourism Chatham Islands(チャタム諸島の観光団体)のページは、チャタム諸島を次のように紹介しています。
- クライストチャーチの東860kmにある、11の島からなる諸島です。最も大きいのはチャタム島で、面積は920km²を超えます。
- 時間は本土より45分進んでいて、夏時間の期間も本土と同じです。
- 最初の住民はモリオリ(Moriori)です。
人が住む主な島は、チャタム島とピット島(Pitt Island)です。チャタム諸島には独自の自治体、チャタム諸島カウンシル(Chatham Islands Council)があります。DOCは、チャタム島に遊歩道のある保護区が4つあると案内しています。
グレート・バリア島(Aotea)
DOCのページによると、グレート・バリア島はハウラキ湾(Hauraki Gulf)の外側にあり、オークランド中心部の北東約100kmです。
- 島のアオテア保護公園(Aotea Conservation Park)は1万2,000ha以上あります。
- オークランド地方で唯一の、数日かけて歩く山道(DOCの山小屋2つと多くのキャンプ場)があります。
- 島にはタクシーやレンタカーがあります。
- ハウラキ湾海洋公園では、火の使用は禁止です。ごみは持ち帰り、許可なくドローンを飛ばしてはいけません。
2017年には、国際ダークスカイ協会から「ダークスカイ・サンクチュアリ(Dark Sky Sanctuary)」に認定されました。Auckland Councilの記事によると、島として世界で初めての認定です。星空については「星空観察」も読んでください。
亜南極諸島(Subantarctic islands)
DOCのページによると、NZの亜南極諸島は次の5つの島々で、世界遺産に登録されています。固有種の鳥は30種です。
- オークランド諸島(Auckland Islands)
- キャンベル島(Campbell Island)
- アンティポデス諸島(Antipodes Islands)
- バウンティ諸島(Bounty Islands)
- スネアーズ諸島(Snares Islands)
5つとも国の自然保護区(Nature Reserve)です。DOCの訪問のページによると、上陸するには全員が入島許可(entry permit)を受け、その条件を守る必要があります。
- 観光で上陸できるのは、エンダービー島(Enderby Island)、オークランド島、キャンベル島の決められた場所だけです。
- ツアー会社はDOCの許可(concession)を受け、乗客の分も含めて入島許可を持つ必要があります。
- 許可には料金がかかり、収入は島の害獣駆除や検疫などに使われます。
- 外来の植物や害獣を持ち込まないよう、検疫の手続きに従います。
問い合わせ先は、DOCのカスタマーサービス(0800 275 362)です。
日本との違い・注意点
- NZの離島の多くは自然保護区や国立公園で、犬の持ち込み、ドローン、火の使用などが制限されています。出かける前にDOCのページで島ごとのルールを確認してください。
- 亜南極諸島は、個人で自由に上陸できる場所ではありません。DOCの許可を受けたツアーなどで訪れます。
- チャタム諸島は本土と45分の時差があります。飛行機や電話の時間に注意してください。
- 離島へのフェリーや飛行機の時刻と運航状況は、各運航会社で確認してください。