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住まい / 購入

外国人の不動産購入規制(Overseas Investment Act — residential land)

在住駐在
概要

NZの住宅用の土地は、海外投資法(Overseas Investment Act 2005)により、外国籍の人が買うには原則として海外投資局(Overseas Investment Office)の同意が必要です。NZ市民、条件を満たす永住権保持者、オーストラリア・シンガポールの市民などは同意なしで買えます。NZで家の購入を考えている在住者・駐在員向けです。

詳細

NZの住宅用の土地(residential land)は、海外投資法(Overseas Investment Act 2005)で「センシティブな土地」とされています。海外の人(overseas person)が買うには、原則として海外投資局(Overseas Investment Office、OIO)の同意(consent)が必要です。OIOの案内と申請の情報は、土地情報庁(Toitū Te Whenua LINZ)のサイトにあります。

同意なしで買える人

次の人は、同意なしで住宅を買えます(LINZのページ)。

対象条件
NZ市民NZに住んでいるかどうかは問わない
NZの居住クラスビザ(residence class visa)の保持者NZに「通常居住(ordinarily resident)」していること
オーストラリア・シンガポールの市民住宅用・ライフスタイル区分の土地
オーストラリア・シンガポールの永住者通常居住していること

居住クラスビザとは、永住権(Resident Visa)と永住許可(Permanent Resident Visa)のことです(永住権(Resident Visa))。

夫婦や事実婚のパートナーは、一方が上の条件を満たしていれば、同意なしで一緒に買える場合があります。

住宅用の土地でも、島・海岸・保護区に近いなど、別の理由で「センシティブ」とされる土地は、上の人でも同意が必要になることがあります。

「通常居住(ordinarily resident)」の条件

住宅用の土地について、居住クラスビザの保持者が通常居住とされるには、次のすべてを満たす必要があります(LINZのページ)。

  • 有効な居住クラスビザを持っている
  • 取引の直前12か月間、(訪問ではなく)NZに住んでいる
  • その12か月間に183日を超えてNZにいて、NZの税務上の居住者である

税務上の居住者については税務上の居住者(tax residency)を見てください。

同意が必要な人

居住クラスビザを持っていても、まだ通常居住の条件を満たしていない人は、住むための家を買う(または建てる)ために同意を申請できます。オーストラリア・シンガポールの永住者で通常居住していない人も同じです。

主な審査は「NZに住むことの約束(Commitment to Reside in New Zealand)」のテストです。同意が出ると、同意の日から12か月ごとに、183日を超えてNZにいることが条件になります。

物件が決まる前に、事前承認(pre-approval)を受けることもできます。事前承認の有効期間は1年で、追加の費用はかかりません。

居住クラスビザを持たない人(就労ビザ・学生ビザ・観光ビザなど)は、条件が異なります。自分が対象になるかは、LINZの判定ツール(Homebuyer eligibility tool)で確認し、OIOか弁護士に相談してください。

投資家ビザ保持者の例外(2026年の改正)

海外投資法の改正法(Overseas Investment (National Interest Test and Other Matters) Amendment Act)は2026年3月6日に施行されました(LINZのページ)。この改正で、投資家ビザ保持者が高額の住宅を買ったり建てたりできるようになりました。

LINZの案内(2026年3月)による主な条件は次のとおりです(LINZの資料)。

  • 対象のビザ:Active Investor Plus(AIP)、Investor 1、Investor 2
  • 金額:土地と建物(新築の場合は土地代と建築費の合計)がNZ$5,000,000を超えること。家具などの動産は含まない
  • 件数:この制度で持てるのは1件だけ
  • 同意:海外投資法の同意が必要。通常5営業日ほどで出るとされています
  • 新築の場合:原則として同意から3年以内に家を建てる

手順

  1. LINZの判定ツールで、同意が必要かを確認する。
  2. 同意が必要な場合は、物件を探す前にOIOの事前承認を申請することを検討する。
  3. 売買契約を結ぶ前に、弁護士かコンベヤンサーに同意の要否を確認してもらう(不動産購入の流れ)。
  4. 同意を受けた後は、同意の条件(NZにいる日数など)を守る。

費用

OIOへの同意の申請手数料と、審査期間の目安です(2026年10月時点)。

区分手数料審査期間の目安
住宅用の土地NZ$2,04010営業日
住宅用で、ほかの理由でもセンシティブな土地NZ$16,90030営業日
投資家ビザ保持者:NZ$5,000,000超の既存の家NZ$2,040―
投資家ビザ保持者:それ以外(新築など)NZ$3,500―

最新の金額はLINZのページで確認してください。

日本との違い・注意点

  • NZでは、外国籍の人が住宅を買うには、原則としてOIOの同意が必要です。
  • NZの永住権を持っていても、NZに来てすぐの時期は「通常居住」の条件を満たさず、同意が必要なことがあります。
  • 同意を受けて家を買った後も、NZにいる日数などの条件を守る必要があります。
  • 判断が難しい場合は、OIOか、NZの弁護士に相談してください。この記事は個別の判断をするものではありません。

関連項目

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