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医療・保険/医療制度

はしか(Measles)

ひとことで言うと…

はしか(麻しん)は空気を通じて非常にうつりやすい病気です。予防にはMMRワクチンを2回受けます。NZでは生後12か月と15か月に接種し、18歳以下と公的医療の対象者は無料です。症状があるときは、受診の前にGPかHealthline(0800 611 116)に電話します。

目次
  1. 詳細
  2. 手順
  3. 費用
  4. 日本との違い・注意点

詳細

はしかとは

はしか(麻しん、Measles)は、とてもうつりやすいウイルスの病気です。せき、くしゃみ、会話、呼吸で、空気を通じて広がります。

  • ウイルスは、感染した人がいなくなった後も空気中に残ります。
  • 感染した人が1時間前までいた部屋に入っただけでも、うつることがあります。

Health NZは、NZでは免疫を持つ人の割合が低く、流行が起きやすい状況だと説明しています。最新の情報はHealth NZのはしかのページで確認してください。

主な症状

最初は、かぜやインフルエンザ、COVID-19に似た症状です。

症状内容
発熱38℃以上
せき・鼻水かぜに似た症状
目赤く、痛む
発疹ほかの症状の数日後に出る。ピンクや赤の斑点で、顔から始まり広がる
  • 症状は、ふつう接触から10〜14日後に出ます。7〜21日後に出ることもあります。
  • 肺炎、中耳炎、下痢、脳の炎症などの合併症を起こすことがあります。
  • 5歳未満の子ども、妊娠中の人、免疫が弱い人は、特に重くなりやすいです。

うつる期間と自宅待機

対象内容
はしかにかかった人発疹が出る4日前から、出た後4日まで、ほかの人にうつします。発疹が出てから4日間は家にいて、仕事や学校に行きません
免疫がない人で、うつる期間の患者と接触した人接触から7日目から、少なくとも8日間の自宅待機(quarantine)を求められます

自宅待機の期間は、保健当局(public health)の指示に従ってください。

免疫があるとみなされる人

Health NZの医療者向けの手引きでは、次のいずれかに当てはまる人を「免疫がある」としています。

  • 1969年1月1日より前にNZで生まれた、またはNZに住んでいた
  • 12か月以降に、4週間以上あけて、はしかを含むワクチン(MMRなど)を2回受けた記録がある
  • 血液検査で免疫が確認されている
  • 検査(PCR)で確認されたはしかにかかったことがある

手順

はしかかもしれないとき

  1. 家にいて、ほかの人に会わないようにする。
  2. 受診する前に、GP(かかりつけ医)かHealthline(0800 611 116、24時間・無料)に電話する。直接行くと、待合室でほかの人にうつすおそれがあります。
  3. 呼吸が苦しいなど緊急のときは、111に電話する(111に電話するとき)。
  4. 病院などに着いたら、マスクを着けて、はしかの可能性があることをスタッフに伝える。
  5. 検査の結果を待つ間も、陽性の場合も、家にいる。

MMRワクチンを受ける

MMRワクチンは、はしか(Measles)・おたふくかぜ(Mumps)・風しん(Rubella)を予防するワクチンです。

対象内容
子ども生後12か月と15か月の2回
流行時の赤ちゃん生後6〜11か月の赤ちゃんに、追加の1回(無料)を勧められることがある
1989〜2004年生まれの人NZでは接種を受けていない人が多いため、4週間以上あけて2回受けるよう案内されています
受けそびれた子ども後から無料で受けられる
  • 2回受けると、100人のうち99人が生涯にわたって守られます。
  • 1969年より前にNZに住んでいた人の多くは、接種の必要はありません。
  • 余分に受けても、危険が増えることはありません。
  • 妊娠中は受けられません。出産後、早めに受けてください。
  • 海外へ行く前にも受けておくよう案内されています(海外旅行前の予防接種)。

受けられる場所は、GPの診療所、薬局、マオリやパシフィカ向けの予防接種の医療機関です。13歳以上は、オンラインか電話(0800 28 29 26、月〜金 8:00〜17:00)で予約できます。詳しくはHealth NZのMMRワクチンのページで確認してください。

ワクチンの副反応

  • 軽い発熱、注射した場所の痛みや腫れ
  • 接種から6〜12日後の軽い発疹
  • リンパ節の腫れ
  • 重いアレルギー反応は、約100万人に1人です。

費用

対象費用
18歳以下MMRワクチンは無料
19歳以上公的医療の対象者は無料(公的医療を受けられる人)
Healthline(電話相談)無料

公的医療の対象外の大人の費用は、診療所や薬局に確認できます。2026年10月時点の情報です。

日本との違い・注意点

ここが日本とちがうよ!

  • 日本の定期接種は麻しん風しん(MR)ワクチンで、1回目は1歳の間、2回目は小学校入学前の1年間(5歳以上7歳未満)です(厚生労働省のページ)。NZのMMRは生後12か月と15か月の2回で、2回目の時期が早くなります。
  • 日本で受けた接種の記録(母子健康手帳など)を持っていき、NZの看護師に確認してもらってください(予防接種)。
  • NZでは、はしかが疑われるときは、診療所へ行く前に必ず電話します。
  • 免疫がないと、患者と接触しただけで自宅待機を求められることがあります。仕事や学校を休む期間は、保健当局の指示に従ってください。
  • 接種するかどうかや時期は、GPや看護師に相談してください。

ここは大事だよ

ビザ・税・医療・法律などの制度は変わることがあります。手続きの前に、必ず公式の窓口やページで最新の内容を確認してください。このページは一般的な情報で、個別の助言ではありません。

関連項目

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