キウイフルーツ(Kiwifruit)
ひとことで言うと…
キウイフルーツは、1904年に中国から種が持ち込まれて以来NZで育てられてきた果物です。果肉が緑のグリーンと黄色のゴールドが代表的で、NZの収穫は3〜5月です。NZ産キウイフルーツのオーストラリア以外への輸出は、法令でZespriが主に担っています。
目次
詳細
主な品種
Zespriは、NZのキウイフルーツとして主に次の品種を販売しています。
| 品種 | 果肉の色 | Zespriの説明 |
|---|---|---|
| グリーン(Zespri Green) | 緑 | 風味がしっかりしていて、さわやかな酸味がある |
| ゴールド(Zespri SunGold) | 黄色 | 甘みが強い |
| ルビーレッド(Zespri RubyRed) | 赤 | ベリーのような甘さ。毎年3〜5月だけの季節限定 |
グリーンとゴールドには、有機栽培(organic)のものもあります。
旬と収穫
NZは南半球にあるため、キウイフルーツの収穫は秋の3〜5月です。Zespriは、北半球のイタリアなどの産地と組み合わせて、世界の市場に1年を通して届けています。
主な産地は北島のベイ・オブ・プレンティ(Bay of Plenty)で、特にテ・プケ(Te Puke)の周辺に果樹園が集まっています。収穫などの季節の仕事については季節労働を読んでください。
Zespriと輸出の仕組み
NZ産キウイフルーツの輸出には、法令(Kiwifruit Export Regulations)があります。MPI(第一次産業省)によると、この法令でZespriは、オーストラリア以外のすべての国へのNZ産キウイフルーツの主な輸出者と定められています。
- ほかの業者も、Zespriとの共同販売(collaborative marketing)の仕組みを通じて輸出できます。ただし、輸出全体に占める割合は小さいです。
- 業界の規制機関は、キウイフルーツ・ニュージーランド(Kiwifruit New Zealand)です。
Zespriによると、Zespriは50か国以上でキウイフルーツを販売しています。NZの約2,800の生産者と、海外の約1,500の生産者などと取引しています。
NZのキウイフルーツの歴史
NZ政府の歴史・文化サイトTe Araをもとに、主な出来事をまとめます。
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 1904年 | ワンガヌイ女学校(Wanganui Girls’ College)の校長イザベル・フレイザー(Isabel Fraser)が、中国から種を持ち帰る |
| 1920年代 | いくつかの苗木店で苗が売られるようになる |
| 1930〜1940年代 | 「チャイニーズ・グーズベリー(Chinese gooseberry)」の名前で人気が高まる |
| 1952〜1953年 | テ・プケの果樹園から初めて輸出される |
| 1956年 | オークランドの苗木業者ヘイワード・ライト(Hayward Wright)にちなみ、品種名を「ヘイワード(Hayward)」とする |
| 1959年 | オークランドの青果会社Turner & Growersが、名前を「メロネット(melonette)」を経て「キウイフルーツ(kiwifruit)」に変える |
| 1988年 | ニュージーランド・キウイフルーツ販売公社(New Zealand Kiwifruit Marketing Board)が設立される |
| 2000年 | 販売公社が社名をZespri International Ltdとする。ゴールドの品種「Hort16A」が世界の市場に出る |
ヘイワード・ライトの木は、実が大きく、日持ちがよく、味がよいものでした。ゴールドの品種「Hort16A」は、研究機関HortResearchが開発しました。
日本との違い・注意点
関連項目
内容の誤りや古い情報に気づいたら教えてください。公式の情報と照らし合わせて修正します。 誤りを報告する