カーシェア(Car sharing)
ひとことで言うと…
NZの都市部では、スマートフォンのアプリで車を1時間単位から借りられるカーシェアがあります。料金に保険が含まれていても、事故や損傷のときの自己負担額が数千ドルになることがあります。免許の条件と自己負担額を登録前に確認します。都市部に住む人と、車を持たない人向けです。
詳細
カーシェアとは
カーシェア(car share)は、会員になった人が車を短い時間、多くは1時間単位で借りる仕組みです。オークランド交通局(Auckland Transport、AT)のページによると、車はスマートフォン、カード、ウェブサイトで解錠し、目的地まで運転します。
ATは、駐車場の戦略(Room to Move)の中のカーシェアの枠組み(Car Share Framework)で、複数の事業者がオークランドで営業できるようにしています。認められたカーシェアの車には、市内の混み合う地域で駐車の優遇があります。ATは、カーシェアの車1台が自家用車3〜15台の代わりになるとしています。
主な事業者
2026年10月時点で、各社の公式サイトに載っている内容です(アルファベット順)。サービスの内容と料金は変わることがあるため、登録の前に各社のサイトで確認してください。
| 事業者 | 主な地域 | 料金に含まれるもの | 損傷のときの自己負担額 |
|---|---|---|---|
| Cityhop | 乗用車はオークランドとウェリントン。バンは全国の多くの場所 | 燃料、1回の予約あたり150kmまでの走行、基本の保険 | 1件NZ$2,500。追加料金(1時間NZ$4.50、1日最大NZ$27.00)でNZ$750に下げられる |
| Mevo | ウェリントンとクイーンズタウン | 充電、駐車、保険など | NZ$3,600 |
- Cityhopは、車種、時間、走行距離に応じて料金がかかり、無料と月額の会員プランがあります。
- Mevoは電気自動車などを1時間か1日単位で借りるサービスで、料金プランが複数あります。Mevoのよくある質問では、NZのフル免許か、NZ運輸庁(NZTA)が認める国の海外の免許が必要とされています。
料金以外にかかる費用
各社とも、自己負担額のほかに、清掃、返却の遅れ、駐車違反や有料道路の処理などに手数料を定めています。2026年10月時点の例は次のとおりです。
| 項目 | Cityhop | Mevo |
|---|---|---|
| 追加の清掃 | NZ$150 | NZ$150(ひどい汚れはNZ$250) |
| 違反・通行料の処理(1件) | NZ$30 | NZ$30 |
詳しくはCityhopの料金表とMevoの料金のページで確認してください。
個人間のカーシェア
個人が自分の車を他人に貸すサービス(peer-to-peer car sharing)もあります。この場合、誰の保険が使われるか、事故のときに借りた人と貸した人がそれぞれいくら負担するかは、サービスと契約によって違います。
- 借りる人は、サービスが用意する保険の内容と、自己負担額の確認が必要です。
- 貸す人は、自分の自動車保険が、車を他人に貸す場合も対象にしているかを保険会社に問い合わせてください。
自動車保険の基本は自動車保険で説明しています。
消費者としての権利
Consumer Protectionのレンタカーのページは、借りる車は安全で走行に適し、清潔で、目的に合うものである必要があると説明しています。損傷の費用を請求されたときの対応や、相談先はレンタカーの保険と自己負担額を参照してください。
手順
- 住んでいる地域で使えるサービスと、免許の条件を確認する。
- アプリをダウンロードし、免許証の写真などを登録する。
- 自己負担額と、それを下げる追加の補償があるかを確認する。
- アプリで近くの車を予約し、解錠する。
- 乗る前に車の傷を確認し、あればアプリなどで報告する。
- 決められた場所に返却し、アプリで利用を終える。
費用
利用料金は、事業者、プラン、時間、走行距離で変わります。上の表の金額は2026年10月時点の各社のサイトの記載です。
日本との違い・注意点
ここが日本とちがうよ!
料金に保険が含まれていても、損傷のときの自己負担額が数千ドルになることがあります。追加の補償で下げられるかの確認が必要です。日本の免許で使えるかは事業者ごとに違います。NZで運転できる期間や英訳の条件は日本の免許からNZの免許への切替を参照してください。
返却の遅れ、清掃、違反の処理に手数料がかかります。返却場所と時間を守ってください。自分にどのサービスや保険が合うかは、各事業者や保険会社に確認できます。