車を売るとき(Selling a vehicle)
NZで車を売ったら、売主はすぐにNZTAへ名義変更(売却)を届け出る法的な義務があります。車には引き渡しの1か月以内に発行されたWoFが必要です。帰国前に車を売る在住者、ワーホリ、駐在員向けです。
詳細
売り方は主に2つです
| 売り方 | 内容 |
|---|---|
| 個人に売る(private sale) | 知人や、オンラインの売買サイトなどで買主を探して売る |
| 業者に売る・下取り(trade-in) | 登録された自動車販売業者(ディーラー)に売る、または新しい車を買うときに引き取ってもらう |
個人売買には、消費者保証法(Consumer Guarantees Act)は適用されません。この法律は事業者が売るものにだけ適用されます。Commerce Commissionのページでは、個人売買は通常「現状のまま(as is, where is)」で行われると説明されています。
ただし、12か月間に7台以上を売る人や4台以上を輸入する人は、自動車販売業者として登録する必要があります(Consumer Protectionのページ)。
売るときのWoF
NZTAのページによると、売る車には、買主が車を受け取る時点で発行から1か月以内のWoF(またはCoF)が必要です。
| WoFの状態 | 必要なこと |
|---|---|
| 発行から1か月以内 | そのまま引き渡せます |
| 発行から1か月を超えている | 買主は新しいWoFを求められます。古いWoFのままでよい場合は、買主が書面で了承します |
| 期限が切れている | 売主が書面で買主に知らせ、買主が了承します。買主は修理のため以外に車を道路で使えません |
WoFの仕組みはWOFとレジストレーションにまとめています。
NZTAへの届出(名義変更)
車を売ったら、売主はすぐに(immediately)NZTA(NZ Transport Agency Waka Kotahi)に届け出る法的な義務があります。届け出ないと、自分が起こしていない違反の反則金の通知が届くおそれがあります。
買主も別に届け出ます。買主側の手続きは中古車の買い方を見てください。
ライセンス料(rego)とRUC
- 名義が変わる日までのライセンス料の未払い分は、売主が払う責任があります。
- ディーゼル車やEVなどRUC(道路利用料)の対象の車は、RUCが有効な状態で売る必要があります。RUCが切れたまま売ると、売主は道路利用料法(Road User Charges Act 2012)の違反になります。未払いのRUCは買主の負担になることがあります。
RUCの詳細はRUC(ロードユーザーチャージ)にまとめています。
希望ナンバー(personalised plates)
希望ナンバーは車と別に扱われます。車と一緒に譲る場合は、別の譲渡の手続きが必要です。
手順
- WoFを確認する。発行から1か月を超えていれば、新しいWoFを受けるか、買主に書面で了承してもらう。
- RUCの対象の車なら、RUCが有効か確認する。
- 買主の氏名と住所を控える。
- 代金を受け取り、車を引き渡す。
- すぐにNZTAのオンライン手続き(Sold or disposed of a vehicle)で届け出る。NZの運転免許とナンバーが必要です。
- 有料道路(toll road)のアカウントに車を登録している場合は、アカウントから車を削除する。
NZの運転免許がない人は、0800 108 809に電話して届け出ます。会社名義の車も、NZTAに連絡して手続きします。
govt.nzのページでは、車を渡す前に、買主がNZTAに届け出た証明(窓口で受け付けたMR13Bの控えなど)を見せてもらうよう勧めています。
費用
売主の届出(オンライン)で手数料を払う画面はありません。ライセンス料の未払い分があれば、登録者に請求書が送られます(2026年10月時点)。
日本との違い・注意点
- 名義変更は、売主と買主がそれぞれNZTAに届け出ます。売主が届け出ないと、売った後の違反の通知が自分に届くおそれがあります。
- NZの免許に切り替えていない人は、オンラインで届け出られません。電話(0800 108 809)で手続きします。
- 帰国前に売る場合は、出国までに届出と代金の受け取りを終えておくと安心です。出国の準備は出国の手続きも見てください。
- 売買契約や代金の受け取りで判断に迷うときは、専門家に相談してください。