旅行者の運転(Driving in New Zealand as a visitor)
有効な日本の免許と、認められた英訳か国際運転免許証があれば、NZで運転できます。運転中は免許と英訳を必ず持ち歩きます。NZの道は細く曲がりくねった所が多く、疲労運転、1車線の橋、砂利道に注意が必要です。
詳細
日本の免許で運転できます
有効な日本の免許があれば、旅行中もNZで運転できます。期間は、最後にNZに入国した日から数えます。
- 2026年10月時点:最長18か月(普通車の免許)
- 2026年11月1日から:最長12か月
バイクやトラックの免許は、現在も最長12か月です。「有効な免許」とは、停止・取消になっておらず、有効期限内か、期限が切れて12か月以内のものです。詳しくはNZ運輸庁(NZ Transport Agency Waka Kotahi、NZTA)のファクトシートで確認してください。
英訳か国際運転免許証が必要です
日本の免許は英語ではないため、運転中は正確な英訳も一緒に持ち歩きます。NZTAが認める英訳は次のとおりです。
- 大使館・総領事館などの在外公館が発行したもの
- 免許を発行した当局が発行したもの
- NZTAが認めた翻訳者(approved translator)によるもの
- 国際運転免許証(International Driving Permit)
在ニュージーランド日本国大使館では「自動車運転免許証抜粋証明」として英訳を発行しています。発行まで約3営業日かかり、受け取りは窓口に限られます。マイナ免許証(マイナンバーカードと一体化した免許証)は対象外です。詳しくは大使館のページで確認してください。
免許は必ず持ち歩きます
運転中は、有効な免許(と英訳)を常に携帯する必要があります。偽造した書類を使ったり、うその情報を伝えたりすると違反になり、最大NZ$10,000の罰金の対象になります。
レンタカーの年齢条件
レンタカーやキャンピングカーを借りられる年齢や条件は、各社が決めています。予約の前に、利用する会社の条件を確認してください。
安全に運転するためのポイント
NZTAの旅行者向け冊子「Driving in New Zealand」から、特に大事な点をまとめます。全体は英語版(2026年)で確認できます。日本語版(2024年)もあります。
疲れたら休みます
- 疲れていると事故を起こしやすくなります。
- 長いフライトの後は特に、運転の前に十分に眠ります。
- 2時間ごとに休憩します。
- 眠気を感じたら、安全な場所に止まって15〜30分仮眠します。
移動時間に余裕を持ちます
地図では近く見えても、NZの道は山や丘を通る細く曲がりくねった道が多くあります。NZTAは移動時間の目安にジャーニープランナーを案内しています。
- 雨や霧のときは、制限速度より遅く走る必要があることがあります。
- 雪や凍結は、峠や日の当たらない道で特に危険です。
- 後ろに車の列ができたら、安全な場所に寄せて先に行かせます。
追い越しは慎重に
追い越す間ずっと、前方に100mの見通しが必要です。カーブの近くでは追い越しません。追い越し車線(passing lane)まで待つようにします。
1車線の橋(one-lane bridge)
減速して、対向車がいないか確認します。標識でどちらが優先か示されています。譲る側なら止まって待ちます。
砂利道(unsealed road)
舗装されていない道は滑りやすいです。左側に寄って減速します。対向車とすれ違うときは、土ぼこりや飛び石があるため、さらに速度を落とします。
動物と踏切
- 道に動物がいたら、減速してゆっくり進みます。クラクションは鳴らしません。
- 踏切で赤いライトが点滅していたら止まり、点滅が終わってから進みます。一時停止の標識がある踏切では止まり、列車が来ないことを確かめてから渡ります。
そのほかの基本
- 常に左側を走ります。交差点を曲がった後や道路に出るときも左側です。
- 全員がシートベルトかチャイルドシートを使います。
- 運転中に手で持った携帯電話は使えません。
- 飲酒や薬物の後は運転しません。20歳未満は飲酒運転の許容量がゼロです。
日本との違い・注意点
- 日本の免許だけでは運転できません。英訳か国際運転免許証を一緒に持ち歩きます。
- 運転できる期間は2026年11月1日から短くなります。長く滞在する人は日本の免許からの切替も読んでください。
- 1車線の橋や砂利道は、日本ではあまり見かけません。地方では珍しくないため、上の注意点を確認してください。
- ラウンドアバウトや曲がるときの優先など、交通ルールにも違いがあります。日本と違う交通ルールを出発前に読んでください。