ビザ・移住 / 就労ビザ
パートナーの就労ビザ(Partner of a Worker / Partner of a Student Work Visa)
概要
NZで働く人や学ぶ人のパートナーが、職種を問わず働けるようになる就労ビザです。支える側のビザの種類、仕事のスキルレベルと時給、学んでいる資格のレベルで申請できるかが決まります。期間は支える側のビザと同じで、申請料はNZ$1,630からです(2026年10月時点)。
詳細
NZで働く人や学ぶ人のパートナーは、条件を満たせば自分の就労ビザを申請できます。支える側(主たるビザを持つ人)のビザの種類で、申請するビザが変わります。
| 支える側 | パートナーが申請するビザ |
|---|---|
| 就労ビザの保持者 | 就労者のパートナーの就労ビザ(Partner of a Worker Work Visa) |
| 学生ビザの保持者 | 学生のパートナーの就労ビザ(Partner of a Student Work Visa) |
NZ市民・永住者のパートナーのビザや、訪問ビザについてはパートナー・家族のビザを参照してください。以下は2026年10月時点のImmigration NZの各ビザのページの内容です。
共通の条件
- 申請者と支える側が、2人とも18歳以上であること
- 同居していて、関係が本物で安定していること(genuine and stable)
- 滞在中の生活費を払えること
- 健康と人物(character)の要件を満たすこと
- ビザが切れたらNZを出国する意思があること
パートナー関係の証拠には、同居の期間、お金の共有、周囲の人が2人の関係を認めていることなどを示す書類を使います。詳しくはパートナー・家族のビザを参照してください。
就労者のパートナーの就労ビザ(Partner of a Worker Work Visa)
支える側は、期間が6か月を超えるNZの就労ビザを持っている必要があります(Migrant Exploitation Protection Work Visaは例外)。
次のビザの人は、パートナーの就労ビザを支えられません。
- Fishing Crew Work Visa
- ワーキングホリデービザ(Working Holiday Visa)
- Recognised Seasonal Employer Limited Visa
- Supplementary Seasonal Employment Work Visa
- Domestic Staff of a Diplomat Work Visa
- Skilled Migrant Category Job Search Visa
支える側がAEWV(認定雇用主就労ビザ)またはEssential Skills Work Visaの場合は、仕事のスキルレベル(ANZSCO)に応じて時給の条件があります。
| 支える側の仕事 | 支える側の時給 |
|---|---|
| スキルレベル1〜3 | NZ$28以上(中央値賃金の80%) |
| スキルレベル4・5で、ケア・運輸分野の協定の対象 | NZ$28以上、または分野で定められた額のうち高い方 |
| 上記以外のスキルレベル4・5 | NZ$52.50以上(中央値賃金の150%)。Green Listの職でその職の条件を満たす場合はNZ$35以上 |
| スキルレベル4・5で、2024年6月26日時点ですでにパートナーを支えていた場合 | NZ$26.85以上 |
AEWVについては認定雇用主就労ビザ、Green Listについてはグリーンリストを参照してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 期間 | 支える側の就労ビザと同じ |
| 審査期間 | 80%が6週間以内 |
| 仕事 | 合法な仕事であれば、職種・雇用主・勤務地を問わず働ける(性的サービスの提供は不可) |
| 学び | 12か月のうち3か月まで |
学生のパートナーの就労ビザ(Partner of a Student Work Visa)
支える側は、次のいずれかの資格を学んでいる必要があります。
- NZの資格の枠組み(NZQCF)でレベル9・10の資格
- Green List(Appendix 13)に条件や登録の資格として載っているレベル7・8の資格
- Post Study Work Visaの対象リストにあるレベル7・8の資格
- 長期技能不足職リスト(Long Term Skill Shortage List)にあるレベル7・8の資格(2022年9月7日までに学び始めた場合)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 資金 | 生活費としてNZ$4,200以上(銀行の明細などで示す) |
| 期間 | 支える側の学生ビザと同じ |
| 審査期間 | 80%が5週間以内 |
| 仕事 | 合法な仕事であれば、職種・勤務地を問わず働ける。人を雇わない個人事業も可。性的サービスの提供は不可 |
| 学び | 12か月のうち3か月まで |
学生ビザ全体については学生ビザを参照してください。
健康と人物の書類
- 6か月を超えて滞在する場合は、原則として健康の要件があります。結核の多い国から来る人などは胸部X線が必要です。
- NZの滞在が合計24か月以上になる場合は、6か月以内の警察証明書が必要になることがあります。
手順
- 支える側のビザの種類、仕事のスキルレベルと時給、または学んでいる資格のレベルを確認する。
- 同居と関係を示す証拠(共同の賃貸契約、公共料金の請求書、2人宛ての郵便物など)をそろえる。
- 生活費の証明と、必要な健康・人物の書類を準備する。
- Partner of a WorkerのページまたはPartner of a Studentのページから、オンラインで申請し、申請料を払う。
- 許可が出たら、eVisaで期間と条件を確認する。
費用
| ビザ | 申請料(2026年10月時点) |
|---|---|
| Partner of a Worker Work Visa | NZ$1,630から |
| Partner of a Student Work Visa | NZ$1,630から |
- 申請料は国籍と、申請するときにいる場所で変わります。正確な額はImmigration NZの料金ページで確認してください。
- このほか、健康診断や警察証明書の費用がかかることがあります。
日本との違い・注意点
- 日本の在留資格「家族滞在」は、一定の在留資格を持つ人の「扶養を受ける配偶者又は子として行う日常的な活動」を対象としています(出入国在留管理庁のページ)。NZのパートナーの就労ビザは、条件を満たせば職種を問わず働けるビザです。
- 支える側の仕事や時給、学んでいる資格によっては、パートナーの就労ビザを申請できません。その場合でも訪問ビザなら申請できることがあります(パートナー・家族のビザ)。
- パートナーのビザは、原則として支える側のビザと同じ日に切れます。支える側のビザが変わるときは、パートナーのビザも確認してください。
- 自分が申請できるかどうかは、Immigration NZか、免許を持つ移民アドバイザー(licensed immigration adviser)に確認してください(ビザの種類と選び方)。
関連項目
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