ビザ・移住
ビザの種類と選び方(New Zealand visas)
概要
NZのビザは、目的(観光・ワーキングホリデー・留学・就労・家族・永住)ごとに分かれています。日本のパスポートで3か月未満の観光ならビザは不要で、NZeTAを取得します。それ以外は目的に合うビザを選び、Immigration NZの条件を確認して申請します。
詳細
NZのビザは、Immigration New Zealand(INZ、移民局)が扱っています。ビザは目的ごとに分かれていて、大きく「訪問」「就労」「留学」「家族」「永住」に分けられます。
目的別のビザの対応表
| 目的 | 主なビザ | 詳しい記事 |
|---|---|---|
| 3か月未満の観光・家族訪問 | NZeTA(日本のパスポートの場合、ビザは不要) | NZeTA(電子渡航認証)と観光での入国 |
| 休暇をしながら働く・学ぶ(18〜30歳) | 日本人向けワーキングホリデービザ(Japan Working Holiday Visa) | 日本人向けワーキングホリデービザ |
| 学校に通う | 学生ビザ(Fee Paying Student Visaなど) | 学生ビザ |
| NZの会社で働く | 就労ビザ(Accredited Employer Work Visa、AEWVなど) | 就労ビザ(AEWVなど) |
| NZ人・永住者のパートナーとして暮らす | パートナー向けのビザ | パートナー・家族のビザ |
| NZに長く住む | 永住権(Resident Visa) | 永住権 |
| NZ国籍を取る | 市民権(Citizenship) | 市民権 |
訪問(観光・短期滞在)
- 日本はビザ免除国(visa waiver country)です。日本のパスポートを持つ人は、3か月未満の滞在なら訪問ビザ(Visitor Visa)は要りません。
- そのかわり、渡航前にNZeTA(電子渡航認証)を取得します。NZeTAでは仕事はできません。
- NZeTAで滞在できるのは、12か月のうち合計6か月までです。
- 12か月のうち3か月までの短いコースなら、NZeTAや訪問ビザで学べます。
ワーキングホリデー
日本国籍の18〜30歳の人が、最長12か月、休暇を過ごしながら一時的な仕事や勉強ができるビザです。一度ビザを受けた人は再申請できません。
留学
- 授業料を自分(または家族など)で払う人は、Fee Paying Student Visaが基本です。最長4年まで滞在できます。
- このほか、英語コース向けのEnglish Language Student Visa、続けて最大3つのコースを学べるPathway Student Visaなどがあります。
就労
- 主なビザは、認定を受けた雇用主(accredited employer)に雇われる人のためのAEWVです。
- 特定の仕事やイベントのために来る人向けのSpecific Purpose Work Visa、NZの学校を卒業した人向けのPost Study Work Visa、パートナー向けの就労ビザもあります。
家族
NZ市民や永住者のパートナーは、パートナーとしての就労ビザなどを申請できる場合があります。就労ビザや学生ビザを持つ人の家族も、本人のビザの種類や収入によって、訪問・就労・学生ビザを申請できる場合があります。
永住
- 永住権(Resident Visa)には、技能に基づく道(Skilled Migrant Category、Green Listなど)などがあります。
- 永住権(Resident Visa)の次の段階が、Permanent Resident Visaです。期限なくNZに住んで働け、自由に出入りできます。
手順
INZは、ビザの申請を次の5段階で説明しています。
- どのビザを申請するか決める。
- ビザの条件(健康、人物、資金、技能、滞在期間など)を確認する。先に関心表明(Expression of Interest)が必要なビザもあります。
- 書類をそろえる。英語以外の書類は英訳が必要です。
- オンライン、または紙の申請書で申請し、料金を支払う。オンラインでしか申請できないビザもあります。
- 結果を待つ。審査期間はビザの種類や時期で変わり、11月から3月は申請が多く、時間がかかることがあります。
INZのビザ検索ツールの使い方
- Immigration NZの「Find and choose a visa」のページを開く。
- ビザ検索ツール(find a visa tool)、またはビザ検索(visa search)で、候補のビザを探して比べる。
- 「Visit」「Work」「Study」「Live」の分類から探すこともできます。
- 候補が見つかったら、各ビザのページで条件、料金、審査期間を確認する。
費用
主なビザの申請料の目安です(2026年10月時点、各ビザのページの表示)。
| ビザ | 申請料 |
|---|---|
| NZeTA | NZ$17から |
| 訪問ビザ(Visitor Visa) | NZ$441から |
| 日本人向けワーキングホリデービザ | NZ$770から |
| 学生ビザ(Fee Paying Student Visa) | NZ$850から |
| 就労ビザ(AEWV) | NZ$1,540から |
| NZ人のパートナーの就労ビザ(Partner of a New Zealander Work Visa) | NZ$1,630から |
- 料金は国籍と、申請するときにいる場所で変わります。正確な額はImmigration NZの料金ページから料金検索ツールで確認してください。
- ほとんどの訪問者は、観光税(International Visitor Conservation and Tourism Levy、IVL)NZ$100も払います。
- 申請料とIVLは、申請が却下されても返金されません。
移民アドバイザー(licensed immigration adviser)について
- ビザの申請は、INZのサイトの案内を使って自分で行えます。申請書や案内は無料で手に入ります。
- 一方、どのビザが合うか、どの書類を出すかなどの助言(immigration advice)は、法律で、移民アドバイザー庁(Immigration Advisers Authority、IAA)の免許を持つ人しかできません。免許のない人が助言をすることは犯罪です。
- 免許が要らない人もいます。たとえば、有効な資格を持つ弁護士、市民相談所(Citizens Advice Bureau)やコミュニティ・ロー(Community Law)のボランティア、国外で学生ビザについて助言する留学エージェントです。
- 依頼する前に、IAAの登録簿で免許を確認してください。申請書に書かれたアドバイザーが登録簿にない場合、INZは申請を受け付けないか、却下します。
- 助言やアドバイザーについての苦情は、IAAのページから申し立てられます。
日本との違い・注意点
- 「ビザ免除」でも、渡航前にNZeTAの申請と支払いが必要です。
- NZのビザは、ほとんどがオンライン申請で、書類はすべて英語です。
- 同じ目的でも、年齢、学ぶコース、仕事の内容、収入などで使えるビザが変わります。この記事は制度の概要です。自分が申請できるかどうかは、Immigration NZのページで確認するか、免許を持つ移民アドバイザーに相談してください。
関連項目
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