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ビザ・移住 / 家族

パートナー・家族のビザ(Partner and dependent child visas)

在住駐在
概要

NZで働く人・学ぶ人・NZ市民や永住者のパートナーと子どもには、専用のビザがあります。パートナーは同居していて、関係が本物で安定していること(genuine and stable)を証拠で示す必要があります。2026年9月25日から、パートナー関係の証拠は2人とも18歳以上になってからのものだけが認められます。

詳細

パートナーや子どもが受けられるビザは、主たる人(支える側)が持っているビザで決まります。以下は2026年10月時点のImmigration NZの内容です。

パートナーとして認められる関係

Immigration NZは、同居している2人の次のような関係をパートナーとして扱います。同性のカップルも含まれます。

  • 法律上の婚姻(marriage)
  • シビル・ユニオン(civil union)
  • 事実婚(de facto relationship)

同居していること(living together)

「同居」とは、同じ家に一緒に住んでいることです。別々の住まい、休暇用の宿、フラットメイトとしての同居は含まれません。

一部のビザでは、申請前12か月分の同居の証拠が必要です。

本物で安定した関係(genuine and stable)

関係が本物で安定していることを、証拠で示します。Immigration NZのページでは、たとえば次の点が挙げられています。

  • 周囲の人が2人の関係を認めていること
  • 2人で決定や計画をしていること
  • 余暇を一緒に過ごしていること
  • 子どもがいる場合は、一緒に育てていること

一緒にいる期間、将来への意思、お金や財産の共有、家事の分担なども考慮されます。一時的に別居していた場合は、その理由と連絡を取り合っていた方法を示します。証拠の詳しい例は、Immigration NZのパートナー関係のページで確認してください。

2026年9月25日からの年齢と証拠の要件

2026年9月25日から、パートナー関係を理由とするビザでは次の要件が適用されています。

  • 申請者と支える側のパートナーは、申請時に2人とも18歳以上であること
  • パートナー関係の証拠は、2人とも18歳以上になってからのものだけが認められる
  • 永住ビザ(居住ビザ)の12か月の同居期間も、2人とも18歳になってからの期間だけが数えられる

対象は、Partner of a New Zealander(居住・訪問・就労)、Partner of a Worker(訪問・就労)、Partner of a Student(訪問・就労)などです。この日より前に出された申請や、すでに許可されたビザには適用されません。詳しくはImmigration NZのお知らせで確認してください。

パートナーのビザの種類

支える側パートナーのビザ期間就労
就労ビザの保持者Partner of a Worker Work Visaパートナーの就労ビザと同じどの職種でも可
就労ビザの保持者Partner of a Worker Visitor Visaパートナーの就労ビザと同じ不可
学生ビザの保持者Partner of a Student Work Visaパートナーの学生ビザと同じどの職種でも可
学生ビザの保持者Partner of a Student Visitor Visaパートナーの学生ビザと同じ不可
NZ市民・永住者Partner of a New Zealander Work Visa同居12か月以上なら最長3年。12か月未満なら1年(延長して合計3年まで)どの職種でも可
NZ市民・永住者Partner of a New Zealander Visitor Visa就労ビザと同じ考え方で最長3年不可
NZ市民・永住者Partner of a New Zealander Resident Visa無期限に滞在可可

就労ビザでは、合法的な仕事であれば雇用主の支援なしで働けます。ただし人を雇うこと、性的サービスの提供はできません。訪問ビザではNZで働けませんが、海外の雇用主や顧客のためにリモートで働ける場合があります。どのパートナー用の一時ビザでも、学べるのは12か月のうち3か月までです。

就労ビザの保持者のパートナー

次のビザの人は、パートナーの就労ビザを支えられません。

  • 期間が6か月以下のビザ(Migrant Exploitation Protection Work Visaを除く)
  • Fishing Crew Work Visa、Working Holiday Visa
  • Recognised Seasonal Employer Limited Visa、Supplementary Seasonal Employment Work Visa
  • Domestic Staff of a Diplomat Work Visa
  • 低技能職のAccredited Employer Work Visa(AEWV)、Essential Skills Work Visa
  • Skilled Migrant Category Job Search Visa

AEWVの人がパートナーを支える場合は、職種に応じて時給の条件があります。

AEWVの職種支える側の時給
ケア・運輸分野のANZSCOレベル4〜5の職NZ$28以上(分野の定める額が高ければその額)
上記以外のANZSCOレベル4〜5の職NZ$52.50以上(Green Listの職はNZ$35以上)
その他の職NZ$28以上

2024年6月26日時点ですでにパートナーを支えていた人には、NZ$26.85以上という経過措置があります。

学生ビザの保持者のパートナー

パートナーの就労ビザを支えられるのは、次のような資格を学ぶ学生です。

  • NZQCFのレベル9・10の資格
  • Green List(Appendix 13)に載っているレベル7・8の資格
  • Post Study Work Visaの対象リストにあるレベル7・8の資格

訪問ビザは、学生ビザの人なら原則として支えられます。就労ビザを申請するパートナーには、生活費としてNZ$4,200以上の資金も必要です。

子どものビザ

就労ビザ・学生ビザの人の子どもは、訪問ビザか学生ビザを申請します。期間は原則として親のビザと同じです。

ビザ主な条件
Child of a Worker Visitor Visa17歳以下(または一定の条件を満たす18〜24歳)。独身で親に扶養されていること。学べるのは1暦年に3か月まで
Child of a Student Visitor Visa学生ビザの人の子ども
Dependent Child Student Visa19歳以下で、NZの小学校・中学校・高校に通う子ども

Dependent Child Student Visaの子どもは、国内生(domestic student)として扱われ、学費がかからない場合があります。

このビザを支えられない親のビザもあります。Fishing Crew、Recognised Seasonal Employer、Supplementary Seasonal Employment、Skilled Migrant Job Search、ワーキングホリデーなどです。学生ビザの親の場合は、政府認定の交換留学、博士課程(PhD)、Manaaki New Zealand Scholarshipのいずれかに該当する必要があります。学生ビザの親が支えられない場合でも、就労ビザを持つもう一方の親が支えられることがあります。

NZ市民・永住者のパートナーの永住ビザ

Partner of a New Zealander Resident Visaは、NZ市民か永住者のパートナー向けの永住ビザ(居住ビザ)です。

  • 申請時に、本物で安定した関係で12か月以上同居していること
  • 2人とも18歳以上であること
  • 支える側が、過去5年以内にパートナーとして別の居住ビザ申請を成功させていないことなどの条件がある
  • 支える側は「Partnership Support Form for Residence」を記入する
  • 24歳以下の扶養している子どもを申請に含められる

最初の渡航条件では、2年間NZへの出入国ができます。2年後にPermanent Resident Visaを取得すると、期限なく出入国できます。永住権の全体像は永住権(Resident Visa)の概要を参照してください。

手順

  1. 支える側のビザで、どのパートナー・子どものビザが使えるかを確認する。
  2. 同居と関係を示す証拠(共同の賃貸契約、公共料金の請求書、2人宛ての郵便物など)をそろえる。
  3. 健康・素行の要件に必要な書類を準備する。
  4. Immigration NZのサイトからオンラインで申請し、費用を払う。
  5. 結果が出たら、eVisaで就労・就学などの条件を確認する。

費用

2026年10月時点の申請費用と処理期間の目安は次のとおりです(Immigration NZのページの「From」の金額)。

ビザ費用処理期間(80%が完了する目安)
Partner of a Worker Work VisaNZ$1,630から6週間以内
Partner of a Worker Visitor VisaNZ$341から7週間以内
Partner of a Student Work VisaNZ$1,630から5週間以内
Partner of a Student Visitor VisaNZ$341から7週間以内
Partner of a New Zealander Work VisaNZ$1,630から8週間以内
Partner of a New Zealander Visitor VisaNZ$341から7週間以内
Partner of a New Zealander Resident VisaNZ$5,360から7か月以内
Child of a Worker Visitor VisaNZ$341から11週間以内
Dependent Child Student VisaNZ$750から9.5週間以内

費用は申請する国や方法で変わることがあります。最新の金額は各ビザのImmigration NZのページで確認してください。

日本との違い・注意点

  • 日本の在留資格「家族滞在」は、「扶養を受ける配偶者又は子」としての日常的な活動を対象としています(出入国在留管理庁のページ)。NZでは事実婚や同性のパートナーも対象で、条件を満たせばパートナーは職種を問わず働ける就労ビザを申請できます。
  • NZでは婚姻届だけでは足りず、同居と関係の実態を示す証拠が求められます。日ごろから共同名義の書類や記録を残しておくと、申請の準備に役立ちます。
  • パートナーや子どものビザは、原則として支える側のビザと同時に期限が切れます。支える側のビザが変わるときは、家族のビザも確認してください。
  • 自分や家族がどのビザに該当するかの判断は、Immigration NZか、登録された移民アドバイザー(licensed immigration adviser)に相談してください。

関連項目

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