学生ビザ(Fee Paying Student Visa)
授業料を自分や家族が払ってNZの学校に通う人のための学生ビザです。入学許可、授業料の支払い、生活費(大学・英語学校なら年NZ$20,000)、医療・旅行保険などが必要で、申請料はNZ$850から、最長4年です(2026年10月時点)。パートナーや子どもは、このビザに含められません。
詳細
学費を自分で払う学生ビザ(Fee Paying Student Visa)は、留学生向けの授業料(international tuition fees)を自分で払う人のためのビザです。家族の支援、ローン、一部だけの奨学金で払う場合も含みます。承認された教育機関(approved education provider)からの入学許可が必要です。
以下は2026年10月時点のImmigration NZのページの内容です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 滞在期間 | 最長4年。通常は、授業料を払った学習期間か、パスポートの期限のどちらか早い方まで |
| 申請料 | NZ$850から |
| 審査期間 | 80%が8週間以内 |
| 家族 | パートナーや子どもは、このビザに含められない(それぞれ別に申請) |
| 就労 | 条件を満たせば、学期中は週25時間まで、学校の休暇中はフルタイム |
主な条件
| 条件 | 内容 |
|---|---|
| 入学許可(offer of place) | 承認された教育機関からの書面。コース名、期間、フルタイムかパートタイムか、休暇の日程が書かれていること |
| 授業料 | 1年分、またはコース全体(短い方)を払ったことの証明。授業料が不要な場合はその確認 |
| 生活費(大学・英語コース) | 年NZ$20,000、または月NZ$1,667 |
| 生活費(義務教育の学校) | 年NZ$17,000、または月NZ$1,417 |
| 保険 | 滞在中の医療保険と旅行保険。教育規範(Education Code)の条件を満たすもの。博士課程(PhD)の学生は対象外 |
| 健康 | 健康であること。滞在期間や国籍によって、胸部X線や健康診断を求められることがある |
| 人物(character) | 17歳以上で、NZの滞在が合計24か月以上になる場合は、警察証明書(無犯罪証明)が必要 |
| 出国手段 | 帰りの航空券、または出国のための資金 |
| パスポート | 出国予定日から3か月以上有効であること |
生活費は、本人の資金のかわりに、認められた身元保証人(sponsor/guarantor)でも条件を満たせます。
保険について詳しくは留学生の保険を参照してください。
ほかの学生ビザ
| ビザ | 概要 |
|---|---|
| English Language Student Visa | 承認された教育機関で、英語コースにフルタイムで通う人向け |
| Pathway Student Visa | 最大3つのコースを続けて学べる |
| Dependent Child Student Visa | 19歳以下の扶養する子どもが、初等・中等教育の学校に通うためのビザ |
12か月のうち3か月までの短いコースなら、学生ビザではなくNZeTAや訪問ビザで学べます(NZeTA(電子渡航認証)と観光での入国)。
働く場合
学生ビザで働けるかどうかと時間の上限は、コースとビザの条件で決まります。詳しくは学生ビザの就労条件を参照してください。
家族について
学生ビザを持つ人は、パートナーと子どもの訪問ビザを支援できます。それ以外の主な条件は次のとおりです。
| 家族 | 主な条件 |
|---|---|
| パートナーの就労ビザ | 本人が修士・博士(レベル9・10)を学ぶ場合、Green Listに載るレベル7・8の資格を学ぶ場合、NZの大学で博士課程にいる場合、政府やMFATの奨学金で学ぶ場合など |
| 子どもの学生ビザ | 本人がNZの大学で博士課程にいる場合、政府やMFATの奨学金で学ぶ場合。または、就労ビザを持つパートナーが支援できる場合 |
細かい条件はImmigration NZのページで確認してください。
子どもが留学する場合の保護者のビザ
子どもが学生ビザでNZに留学する場合、親か法定後見人は、子どもと一緒に住んで世話をするための保護者訪問ビザ(Guardian Visitor Visa)を申請できます。
| 項目 | 内容(2026年10月時点) |
|---|---|
| 子どもの条件 | 17歳以下、またはYear 1〜13に在学 |
| 滞在期間 | 子どもの学生ビザの期間 |
| 申請料 | NZ$441から |
| 生活費 | 月NZ$1,000以上(宿泊費を払い済みなら月NZ$400以上) |
| 人数 | 子どもが何人いても、一度に許可されるのは親か後見人の1人だけ |
卒業後に働く場合
NZで承認された資格を取って卒業した人は、卒業後の就労ビザ(Post Study Work Visa)を申請できる場合があります。最長3年、申請料はNZ$1,670から、生活費NZ$5,000以上が必要です(2026年10月時点)。申請は、学んだ内容によって学生ビザの期限から3か月、6か月、または12か月以内に行う必要があります。就労ビザ全般は就労ビザ(AEWVなど)を参照してください。
手順
- 学校を選び、承認された教育機関から入学許可を受ける(留学先の学校の選び方)。
- 授業料を払い、生活費の証明、保険、パスポートなどを準備する。
- 必要に応じて、胸部X線や健康診断、警察証明書を用意する。
- Immigration NZのページから申請し、申請料を支払う。
- 許可が出たら、eVisaで就労などの条件を確認する。
費用
| 費用 | 金額(2026年10月時点) |
|---|---|
| 学生ビザ(Fee Paying Student Visa)の申請料 | NZ$850から |
| 保護者訪問ビザ(Guardian Visitor Visa)の申請料 | NZ$441から |
| 卒業後の就労ビザ(Post Study Work Visa)の申請料 | NZ$1,670から |
- 申請料は国籍と、申請するときにいる場所で変わります。正確な額はImmigration NZの料金ページで確認してください。
- 申請料は、申請が却下されても返金されません。
- このほか、授業料、保険料、健康診断などの費用がかかります。
日本との違い・注意点
- 学生ビザの申請には、授業料の支払いの証明に加えて、決まった額の生活費の証明が必要です。
- 留学生は、NZの公的医療の対象外になるのが一般的です。保険の加入が条件になっているので、補償内容を確認してください(公的医療を受けられる人)。
- パートナーや子どもは学生ビザに含められません。家族で渡航する場合は、それぞれのビザを別に申請します。
- 自分が申請できるかどうかは、Immigration NZか、免許を持つ移民アドバイザー(licensed immigration adviser)に確認してください。留学エージェントも、国外で学生ビザについて助言することは認められています(ビザの種類と選び方)。