オアマル(Ōamaru)
オアマルは南島ワイタキ地区で最大の町で、ダニーデンから車で約1時間30分、クライストチャーチから約3時間です。白い石造りのビクトリア朝の街並み、夕方に巣へ帰るブルーペンギン(コロラ)、南へ約40kmのモエラキ・ボルダーズが見どころです。ペンギンの夜の観察ではカメラと撮影機器が禁止です。
詳細
オアマル(Ōamaru)は、南島の東海岸、ノース・オタゴにある町です。政府観光局(Tourism New Zealand)によると、ワイタキ地区(Waitaki District)で最大の町です。行政はワイタキ地区カウンシル(Waitaki District Council)です。
行き方
政府観光局によると、車での所要時間は次のとおりです。
| 出発地 | 車での所要時間 |
|---|---|
| ダニーデン | 約1時間30分 |
| クライストチャーチ | 約3時間 |
長距離バスについては長距離バスを見てください。ダニーデンの情報はダニーデンにあります。
ビクトリア朝の歴史地区(Heritage Precinct)
Tourism Waitakiのページによると、オアマルの歴史地区は次のような場所です。
- 地元で切り出された白い石(Waitaki whitestone)で建てられた、ビクトリア朝の商業地区の街並みが残っています。
- 国の重要な歴史体験として「トフ・フェヌア(Tohu Whenua)」に選ばれています。
- 港町として栄えた時代に、世界で初めての冷凍肉の輸出を送り出しました。
- 昔の穀物倉庫には、芸術家の工房、製本の店、ギャラリーが入っています。カフェやブルワリー、店もあります。
- 歩いて回れる広さです。店の窓のQRコードから、地域の話を読めます。
スチームパンク(蒸気機関をテーマにしたSFの美術)の展示施設、スチームパンクHQ(Steampunk HQ)もこの地区にあります。政府観光局によると、11月にはビクトリア朝の文化を祝う催し(Victorian Heritage Celebration)があります。スチームパンクの祭り(Steampunk NZ Festival)も毎年開かれます。開催日は各イベントの公式サイトで確認してください。
ブルーペンギンの営巣地(Ōamaru Blue Penguin Colony)
世界で最も小さいペンギン、コロラ(kororā、little penguin、ブルーペンギン)の営巣地です。1993年から保護と観光の施設として運営されています。ペンギンの種類はNZのペンギンを見てください。
公式サイトによると、概要は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | 17 Waterfront Road, South Hill, Ōamaru。オアマル港の南東の角で、町の中心から約5分 |
| 開館 | 毎日10時から(クリスマスは19時から) |
| 昼の入場 | 10時から夜の観察の1時間前まで。巣箱や営巣地を見学できる |
| 夜の観察の開始 | 10月〜3月は19時〜21時ごろ、4月〜9月は17時〜18時30分ごろ(日没に合わせて変わる) |
| 所要時間 | 夜の観察は1〜2時間 |
| 席 | 一般席はペンギンから約10〜15m。プレミアム席は数mの距離で、予約が必要 |
| 電話 | +64 3 433 1195 |
夜の観察の料金は、2026年10月時点で一般席の大人NZ$50、プレミアム席の大人NZ$70です。家族券もあります。最新の料金は公式サイトの夜の観察のページで確認してください。
- ペンギンは漁から日没の直後に戻るため、到着の時間は季節で変わります。
- 夜の観察では、カメラと撮影機器は使えません。画面の明るい電子機器も使えません。
- 夏でも夕方は冷えるので、暖かい服装で行ってください。
ブッシー・ビーチの黄色い目のペンギン
町の南のブッシー・ビーチ(Bushy Beach)には、黄色い目のペンギン、ホイホ(hoiho)がすみ、浜を見下ろす観察小屋があります。DOCのページによると、決まりは次のとおりです。
- 15時から翌朝9時までは浜に下りないでください。子育て中のペンギンが戻ってくる時間です。
- 海の野生動物からは20m以上離れてください。
- 犬は入れません。ドローンは許可なく飛ばせません。トイレはありません。
モエラキ・ボルダーズ(Te Kaihīnaki / Moeraki Boulders)
丸い大きな岩が浜辺に並ぶ場所です。政府観光局のページによると、次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 場所 | モエラキとハンプデン(Hampden)の間のコエコへ・ビーチ(Koekohe Beach) |
| 行き方 | オアマルから国道1号線で南へ約40km(車で約30分)。ダニーデンからは北へ約75km(約1時間) |
| 大きさ | 1つが数トンあり、高さは最大2m |
| でき方 | 方解石が固まってできた「コンクリーション」と呼ばれる岩 |
マオリの言い伝えでは、上陸のときに難破した航海カヌー、アライテウル(Araiteuru)から打ち上げられたひょうたんだとされています。
近くのモエラキ村は漁村です。Tourism Waitakiのページによると、カティキ・ポイント(Katiki Point)には今も使われている灯台があり、黄色い目のペンギンがすんでいます。
ワイタキ・ホワイトストーン・ジオパーク
オアマルの周辺は、ワイタキ・ホワイトストーン・ジオパーク(Waitaki Whitestone Geopark)に含まれます。ジオパークの公式サイトによると、2023年にNZで初めてのユネスコ世界ジオパークに認定されました。南アルプスから太平洋までの地域にあり、モエラキ・ボルダーズや、石灰岩の奇岩が並ぶエレファント・ロックス(Elephant Rocks)などの見どころ(ジオサイト)があります。ジオサイトでは、石などを持ち帰らないよう求められています。
オアマル公園(Ōamaru Public Gardens)
ワイタキ地区カウンシルのページによると、1876年に造られ、NZで最も古い公園の一つです。毎日、夜明けから日没まで無料で入れます。中国庭園、シダの庭、温室、子どもの遊び場などがあります。
日本との違い・注意点
- ペンギンの夜の観察では、カメラも撮影機器も使えません。スマートフォンの画面の明かりも禁止です。
- 野生のペンギンが巣へ帰る道をふさがないでください。ブッシー・ビーチは15時から翌朝9時まで浜に下りられません。
- モエラキ・ボルダーズなどのジオサイトでは、石や化石を持ち帰らないでください。
- 車で泊まる場合は、ワイタキ地区のルールに従ってください。違反すると罰金が科されることがあります。詳しくはワイタキ地区カウンシルのページとフリーダムキャンプのルールを見てください。
- 南半球のため、夏は12月〜2月です。夏でも夕方の海辺は冷えます。