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観光 / 観光地

カトリンズ(The Catlins)

岩の多い海岸に立つナゲット・ポイントの灯台
Photo: Tegan Conway / Unsplash
概要

カトリンズは、南島の南東の海岸に広がる、森と入り江の地域です。ナゲット・ポイントの灯台、プラカウヌイ滝、1億8,000万年前の化石の森があるカーリオ湾などが見どころで、キガシラペンギン、アシカ、ヘクターズ・ドルフィンなどの野生動物が見られます。動物に近づきすぎないなど、観察のルールがあります。

詳細

カトリンズ(The Catlins)は、南島の南東、オタゴ(Otago)地方とサウスランド(Southland)地方にまたがる海岸の地域です。DOCのページによると、観光道路のサザン・シーニック・ルート(Southern Scenic Route)の一部で、国道1号線(SH1)のバルクルーサ(Balclutha)かインバーカーギル(Invercargill)から入ります。

DOCによると、南島の東海岸で最も大きな自然林があり、リム(rimu)、カマヒ(kāmahi)、ラタ(rātā)、シルバー・ビーチ(silver beech)の木が茂ります。森ではベルバード、ハト(kererū)、ファンテイル、珍しいモフア(mohua)などの鳥が見られます。近くの町はダニーデンを見てください。

主な見どころ

場所内容
ナゲット・ポイント/トカタ(Nugget Point/Tokata)岬の先に灯台がある。駐車場から往復10〜20分の歩きやすい道
ローリング・ベイ(Roaring Bay)往復20分。キガシラペンギンを見る小屋(hide)がある
プラカウヌイ滝(Purakaunui Falls)3段の滝。往復20分で、上の展望台までは車いすでも行ける
カセドラル・ケーブス(Cathedral Caves)海が削った2つの洞窟で、長さは合わせて約200m、高さは最大30m
カーリオ湾/ポーパス湾(Curio Bay/Porpoise Bay)化石の森とヘクターズ・ドルフィン

ナゲット・ポイント(Nugget Point/Tokatā)

DOCのページによると、ここではNZオットセイ(kekeno)が繁殖し、岩の上にはヘラサギ(royal spoonbill)が巣を作ります。夏にはハイイロミズナギドリ(tītī)も見られます。浜辺にアシカ(pakake)がいることもあります。

マリタイムNZのページによると、灯台は次のとおりです。

項目内容
点灯開始1870年
無人化1989年
高さ9m(海抜76m)
光の届く距離14海里(29.5km)

行き方は、国道1号線でバルクルーサへ行き、オワカ・ハイウェイ(Owaka Highway)、カカ・ポイント・ロード(Kaka Point Road)を進みます。ローリング・ベイの駐車場は、灯台側の駐車場の800m手前です。

カセドラル・ケーブス(Cathedral Caves)

公式サイトによると、駐車場から1kmの道を森の中へ下って浜辺に出ます。途中はマオリの自由保有地(Māori freehold land)で、信託(trust)が管理しています。

  • 入れるのは、潮、天気、波などの条件がよいときだけです。
  • 冬は閉まり、10月中旬に再開すると案内されています。
  • 犬は入れません。トレーラーなどをけん引した車も入れません。

カーリオ湾の化石の森(Curio Bay)

DOCのページによると、ジュラ紀中期、約1億8,000万年前の森が化石になって残っています。干潮のときに、展望台の階段から下りて見ることができます(往復10分)。化石の森ではドローンを飛ばせません。

野生動物の観察のルール

カトリンズでは、ゾウアザラシ、ヒョウアザラシ、NZオットセイ、アシカの4種類のアザラシ類、キガシラペンギン(hoiho)、シロカツオドリ(gannet)、ヘクターズ・ドルフィンなどが見られます。DOCが案内している主なルールは次のとおりです。

キガシラペンギン(hoiho)

  • DOCによると、絶滅の危険が高い種です(Threatened–Nationally Endangered)。
  • ローリング・ベイでは、15:00以降は浜辺に下りず、観察用の小屋から見ます。
  • カーリオ湾のページによると、ペンギンは朝早く海へ出て、夕方に戻ります。2月から4月は羽が生え変わる時期で、特に人の影響を受けやすくなります。卵は9月〜10月に産まれます。
  • 犬はペンギンのいる場所でリードにつなぎ、巣に近づけません。
  • ペンギンについてはNZのペンギンを見てください。

ヘクターズ・ドルフィン(papakanua)

  • DOCは、世界で最も小さく珍しい海のイルカとしています。夏にポーパス湾の波の中で泳ぐ姿が見られます。
  • 海に入るときは、イルカから少なくとも50m離れた場所から入ります。
  • 泳いだりカヤックをしたりしているときも、自分から近づきません。えさを与えたり、触ったりしてはいけません。

アザラシ・アシカ

  • DOCは、アザラシ類は力の強い野生の捕食動物で、とても危険なことがあるとしています。十分な距離をとり、子どもに近づきません。
  • えさを与えたり、触ったりしてはいけません。犬と子どもは近づけないようにします。犬が襲った場合、飼い主が起訴されることがあります。
  • けがをしている、嫌がらせを受けているなど心配なときは、DOCの「0800 DOC HOT(0800 362 468)」に連絡します。
  • 距離のルールはクジラ・イルカ・アザラシ、アシカの危険はNZの危険な生き物を見てください。

手順

  1. DOCのページで注意情報を確認する。
  2. 回る場所を決め、干潮の時刻を調べる(化石の森とカセドラル・ケーブスは潮に左右されます)。
  3. ペンギンを見る場合は、夕方に観察用の小屋の近くへ行く計画を立てる。
  4. カセドラル・ケーブスに行く場合は、公式サイトで開いているかを確認し、支払い用のカードを持つ。

費用

ナゲット・ポイント、プラカウヌイ滝、カーリオ湾の遊歩道は無料です。カセドラル・ケーブスの入場料は次のとおりです(2026年10月時点)。

区分料金
15歳以上NZ$15
5〜14歳NZ$2
5歳未満無料

カセドラル・ケーブスはカード払いだけで、EFTPOSが使えます。

日本との違い・注意点

  • 野生のペンギン、アザラシ、イルカが人の近くに来ることがありますが、全て保護されている野生動物です。近づいたり、触ったり、えさを与えたりしてはいけません。
  • DOCによると、カトリンズで許可なくドローンを飛ばすことは固く禁止されています。
  • 観光地の中には、私有地やマオリの土地を通る場所があり、有料のところもあります。
  • DOCによると、観光の少ない時期はトイレの清掃が2週間に1回になります。トイレットペーパーは控えめに使うよう案内されています。

関連項目

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