ホキティカ(Hokitika)
ホキティカは、南島西海岸のウェストランド地区にある町で、1860年にゴールドラッシュで開かれました。東へ33kmのホキティカ渓谷では、晴れた日に青く見える川と吊り橋が見られます。ポウナム(ヒスイ)の工房が多い町ですが、自然のままのポウナムを拾ってよいのは決められた海岸だけです。
詳細
ホキティカ(Hokitika)は、南島の西海岸(West Coast)にある町です。行政はウェストランド地区カウンシル(Westland District Council)の地区に含まれ、カウンシルの事務所もホキティカにあります。
政府観光局(Tourism New Zealand)のページでは、次のように紹介されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 始まり | 西海岸で金が見つかった後、1860年に人が住み始めた |
| 港の歴史 | 重要な川の港だったが、潮のたびに位置が変わる砂州(Hokitika Bar)で多くの船が事故にあった |
| 町の特徴 | 歴史的な建物が残る町。ポウナムのアクセサリーや作品の工房・ギャラリー、金細工、木工、陶芸の店がある |
| 代表的なイベント | ワイルドフーズ・フェスティバル(Wildfoods Festival)。夏の終わりに開かれる |
| 車で | グレイマウス(Greymouth)から30分 |
| 飛行機で | クライストチャーチから40分 |
近くの見どころとして、プナカイキや、南のフランツ・ジョセフ氷河とフォックス氷河があります。クライストチャーチからグレイマウスへは観光列車もあります(観光列車)。
ホキティカ渓谷(Hokitika Gorge)
ホキティカから東へ33kmにある景勝保護区です。DOCのページによると、概要は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 難易度 | 最もやさしい〜やさしい区分(Easiest、Easy) |
| 展望台まで | 片道4分、150m |
| 吊り橋まで | 片道6分、300m |
| 橋 | 下の吊り橋(swing bridge)と、上の長さ90mの吊り橋(suspension bridge)の2本。上の橋はNZで最も長い橋の一つ |
| 駐車場 | 無料。車とキャンピングカーが停められ、障害者用の区画が2台分ある |
| トイレ | 駐車場にあり、車いす用もある |
| 水 | 飲み水はない |
DOCによると、川が青く見えるのは、しばらく雨が降らず、晴れている日です。大雨の後は、氷河から流れてくる細かい泥で水が灰色になります。
行き方は、ホキティカの中心からスタッフォード通り(Stafford Street)を内陸へ進みます。道の名前はカニエレ・ロード(Kaniere Road)、カニエレ・コウヒティランギ・ロード(Kaniere-Kowhitirangi Road)と変わります。詳しい道順はDOCのページで確認してください。
ポウナム(pounamu)
ポウナムは、NZのヒスイ(グリーンストーン)のマオリ語の名前です。政府観光局によると、ホキティカのすぐ北で海に注ぐアラフラ川(Arahura River)は、昔からポウナムが採れる場所です。
テ・ルナンガ・オ・ナイ・タフ(Te Rūnanga o Ngāi Tahu)のページによると、ポウナムには次のルールがあります。
- 1997年の法律(Ngāi Tahu (Pounamu Vesting) Act 1997)で、ナイ・タフの地域にある自然のままのポウナムは、テ・ルナンガ・オ・ナイ・タフのものとされています。アラフラ川の流域は例外で、マーウェラ・コーポレーション(Māwhera Corporation)が管理しています。
- 一般の人がポウナムを探して拾ってよいのは、西海岸(Te Tai o Poutini)の決められた海岸だけです。量は、身につけるか、リュックに入れて運べる分までです。
- それ以外の場所で、許可なく自然のポウナムを取ることは違法です。
- ナイ・タフの認証を受けた本物の製品には、認証マークと追跡用のコードが付いています。コードをオンラインで入れると、石の産地などがわかります。
ホキティカの海岸
ウェストランド地区カウンシルのページによると、ホキティカの海岸を含むウェストランドの海岸では、離岸流や強い波があり、危険なことがあります。多くの海岸にはライフガードがいません。
町には、カウンシルが管理するサンセット・ポイント(Sunset Point)の公園があり、ピクニックなどに使えます。犬を連れて海岸を歩くときは、砂丘ではリードを付けるよう求められています。コガタペンギン(little blue penguin)などの鳥が巣を作るためです。
ホキティカ博物館(Hokitika Museum)
ウェストランド地区カウンシルが運営する博物館です。博物館のサイトによると、地元のイウィ(Ngāti Waewae、Ngāti Māhaki ki Makaawhio)の歴史を紹介する展示室と、探検やゴールドラッシュなど西海岸の歴史の展示室があります。開館日と時間は季節で変わるため、サイトで確認してください。
費用
| 項目 | 料金(2026年10月時点) |
|---|---|
| ホキティカ渓谷の駐車場 | 無料 |
| ホキティカ博物館 | 大人NZ$10。子どもは無料 |
日本との違い・注意点
- 自然のままのポウナムを、許可なく取ることは違法です。拾ってよいのは、西海岸の決められた海岸で、持って運べる量までです。川や山で拾ってはいけません。
- ホキティカ川は流れが速く、冷たく、どんな天気でも危険です。DOCによると、この川で亡くなった人がいます。泳がないでください。川岸の岩は滑りやすく、子どもからは目を離さないようにします。
- DOCによると、渓谷ではサンドフライ(sandfly)がとても多いことがあります。虫よけを持って行きましょう(NZで気をつけたい虫)。
- 西海岸の海岸は波が強く、ライフガードがいない場所が多いです。日本の海水浴場とは違うと考えてください。
- 川の色は天気で変わります。大雨の後は、写真で見るような青い色にならないことがあります。