NZの観光列車(Great Journeys New Zealand)
NZの長距離旅客列車は、Great Journeys New Zealandが運行する3つの観光列車が中心です。北島を縦断するノーザン・エクスプローラー、南島東海岸のコースタル・パシフィック、南アルプスを越えるトランツ・アルパインがあります。運行日が限られる列車もあるため、事前に時刻表を確認して予約します。旅行者向けです。
詳細
NZの都市間を結ぶ長距離の旅客列車は、観光列車が中心です。運行しているのはGreat Journeys New Zealandです。国内の移動手段の全体像は国内の移動手段を見てください。
3つの観光列車
| 列車 | 区間 | 主な経由地 | 運行日(2026年10月時点) |
|---|---|---|---|
| ノーザン・エクスプローラー(Northern Explorer) | オークランド〜ウェリントン | ハミルトン、オトロハンガ、トンガリロ国立公園付近、オハクネ、ポリルア | 南行きは月・木・土、北行きは水・金・日 |
| コースタル・パシフィック(Coastal Pacific) | クライストチャーチ〜ピクトン | カイアポイ、カイコウラ、セドン、ブレナム | 季節運行。4月26日から8月31日までは運休 |
| トランツ・アルパイン(TranzAlpine) | クライストチャーチ〜グレイマウス | スプリングフィールド、アーサーズ・パス、オティラ、モアナ | 毎日 |
運行日と時刻はGreat Journeys New Zealandの時刻表ページで確認してください。発着時刻は自動音声の電話(0800 872 467)でも案内しています。
ノーザン・エクスプローラー
公式ページによると、1908年に完成した北島本線(North Island Main Trunk)を走ります。オークランドからウェリントンまで、1日かからずに移動します。
- 途中の駅の間だけ乗ることもできます。
- トンガリロ国立公園の近くを通ります。トンガリロ・アルパイン・クロッシングについてはトンガリロ・アルパイン・クロッシングを見てください。
コースタル・パシフィック
公式ページによると、南島の北本線(Main North Line)を走り、クライストチャーチとピクトンを結びます。
- 北行き(クライストチャーチ発ピクトン行き)は朝、南行き(ピクトン発)は午後に出発します。
- ピクトンでは、クック海峡のフェリー(Interislander)に乗り継げます。フェリーはクック海峡のフェリーを見てください。
- 冬は運休します(4月26日〜8月31日)。
トランツ・アルパイン
公式ページによると、南島を東海岸から西海岸へ横断します。クライストチャーチからロールストン(Rolleston)までは南島本線、そこから先はミッドランド線(Midland Line)を走り、南アルプスを越えます。
- 片道1日の行程で、途中の駅は5つです。
- 全区間ではなく、一部の区間だけ乗ることもできます。
- 途中のアーサーズ・パスについてはアーサーズ・パス国立公園を見てください。
車内の設備とクラス
3つの列車には、次の設備があります。
- 屋根のない展望車(open-air viewing carriage)
- 車内のカフェ(Scenic Cafe)
- 公式アプリ(GJNZ app)による沿線の案内
席は「シーニック(Scenic)」クラスが基本です。上のクラスの「シーニック・プラス(Scenic Plus)」は3つの列車すべてにあり、次のサービスが付きます。
- 席まで運ばれる地域の料理のコース(昼食とアフタヌーンティー)
- ワイン、ビール、コーヒー、ソフトドリンクなどの飲み物
- 4人がけのテーブル席と、専任の乗務員による案内
料金は予約サイトで日付と区間を選ぶと表示されます。
荷物
公式ページによると、シーニック・クラスの荷物の上限は次のとおりです(2026年10月時点)。
| 種類 | 上限 |
|---|---|
| 預ける大きな荷物 | 1個。23kgまで、3辺の合計158cmまで |
| キャビンバッグ | 1個。7kgまで、3辺の合計118cmまで |
| 小さなバッグやハンドバッグ | 1個(車内に持ち込み可) |
| 乳児用の小さなバッグ | 乳児連れの場合1個 |
- シーニック・プラスは、預ける大きな荷物がもう1個増えます。
- 車内に持ち込めるのは上着と小さなバッグ程度です。車輪付きのキャビンバッグは、すべて預けます。
- 乳児には荷物の枠がありません。
手順
- 時刻表ページで、乗りたい列車の運行日を確認する。
- 公式サイトの予約ページで、区間、日付、クラスを選んで予約する。
- 当日は早めに駅へ行き、チェックインして荷物を預ける。
日本との違い・注意点
- 日本の新幹線や特急のように、1日に何本も走っているわけではありません。ノーザン・エクスプローラーは方向ごとに週3日、コースタル・パシフィックは冬に運休します。
- 運行日が限られます。乗りたい日に列車があるか、早めに確認して予約してください。
- 車輪付きのスーツケースは車内に持ち込めません。駅で預けます。
- 移動手段というより観光の列車です。時刻と所要時間を確認して、旅の予定を立ててください。