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自然・防災 / 動植物

NZで気をつけたい動物(Dangerous animals)

概要

NZには、ヘビやクマのような危険な陸の動物はいません。注意が必要なのは、毒グモのカティポとレッドバック、海のクラゲ(特にブルーボトル)、サメ、海岸のアザラシ・アシカなど限られた動物です。咬まれたり刺されたりしたときの相談先は国立中毒センター(0800 764 766)、命に関わるときは111です。

詳細

NZにはヘビがいません(NZの動植物)。陸で人に危険な動物はごく限られています。注意したいのは、次の動物です。

動物場所主な注意点
カティポ(katipō)北島の暖かい海岸の砂浜などNZで唯一の毒を持つ在来のクモ。数は少ない
レッドバック(redback)外国から入ったクモ毒を持つ。咬まれることは非常にまれ
ホワイトテイル(white-tailed spider)家の中の壁や天井咬まれると腫れやかゆみが出る
クラゲ海刺されると強い痛み。ブルーボトルが最も多い
サメ海海岸の近くに来ることもある
アザラシ・オットセイ・アシカ海岸攻撃的になることがあり、病気を持っていることも多い
ケア(kea)南島の山人を襲う鳥ではないが、車や荷物を壊すことがある

ハチ(ワスプ)、サンドフライなどの虫は虫と害虫を見てください。

クモ

Health NZのクモのページでは、避けたいクモとしてカティポ、レッドバック、ホワイトテイルの3種を挙げています。

  • カティポ:Te Ara(NZ百科事典)のページによると、NZで唯一の毒を持つ在来のクモで、まれです。名前はマオリ語で「夜に刺すもの」という意味です。咬まれると、痛みがほかの場所に広がり、汗、呼吸の苦しさ、腹痛が出ることがあります。
  • レッドバック:19世紀の終わりごろから、オーストラリアから偶然持ち込まれています。咬まれると、針で刺したような鋭い痛みがあり、赤み、汗、腹痛、筋肉や関節の痛み、吐き気などが出ることがあります。
  • ホワイトテイル:家の中の壁や天井によくいます。咬まれると、腫れ、赤み、かゆみ、焼けるような感じが出ます。

カティポとレッドバックの重い症状には、病院で抗毒素(anti-venom)を使います。

咬まれたときの手当て

  1. 消毒液か、ぬるい石けん水で傷を洗う。
  2. 布で包んだ氷で冷やす。
  3. 傷を圧迫しない。お酒を飲まない。
  4. 応急手当ての相談は、国立中毒センター(National Poisons Centre)の0800 764 766に電話する。
  5. 緊急時は111に電話する。

クラゲ

Health NZのクラゲのページによると、クラゲに刺されてもほとんどは重くなく、すぐに手当てすれば大きな症状は出にくいとされています。

クラゲ特徴
ブルーボトル(bluebottle)NZの海で刺される原因として最も多い
ライオンズメイン(lion’s-mane)大型。触手は5mにもなり、ほとんど見えない
モーブスティンガー(mauve stinger)小型。直径40cmほどまで

刺されると、強い痛み、かゆみ、焼けるような感じ、赤く腫れた跡が出ます。

刺されたときの手当て

  1. 海水で洗い流す(海水がなければ真水)。
  2. 触手が残っていたら、乾いたタオルで取り除く。
  3. 45°C以下のお湯(水道のお湯)に15〜20分つける。
  4. つけた後に痛み止めを使う。けがから2時間以内なら、お湯につけるのを繰り返してもよい。

Health NZは、酢やメチルアルコール(methylated spirits)は痛みを強めることがあるため、使わないよう案内しています。しびれ、呼吸の苦しさ、強いアレルギーの症状、おさまらない痛みがあるときは、医療機関に連絡してください。

サメ

自然保護省(DOC)の発表によると、NZの海岸のまわりには常にサメがいて、ときに岸の近くまで来ます。これは珍しいことではありません。

  • ホホジロザメ(great white shark)は野生生物法(Wildlife Act 1953)で保護されています。狩る、殺す、傷つけることは違法です。
  • ウバザメ(basking shark)、ジンベエザメ(whale shark)なども保護されています。

DOCは、次のように呼びかけています。

  • ライフガードがいる海岸で泳ぐ。
  • 1人で泳いだり潜ったりしない。
  • カヤックや水上バイクから釣りをするとき、まき餌(berley)を使わない。

サメを見かけたら、DOCの0800 362 468(0800 DOC HOT)か sharks@doc.govt.nz に知らせます。

アザラシ・オットセイ・アシカ

DOCのページによると、アザラシやアシカは攻撃的になることがあり、病気を持っていることも多いため、触ってはいけません。

  • できるだけ20m以上離れる。
  • オットセイと海の間に立たない(逃げ道をふさがない)。
  • 犬はリードにつなぎ、十分に離す。
  • 車はできるだけ50m以上離す。

NZアシカ(New Zealand sea lion、rāpoka/whakahao)は世界でもまれなアシカで、NZにしかいません。DOCのアシカのページによると、多くは亜南極の島で繁殖し、スチュワート島(Rakiura)、オタゴ(Otago)、カトリンズ(Catlins)にも小さな群れがいます。

動物がいじめられている、けがをしているのを見たら、DOCの0800 362 468に連絡します。海洋哺乳類のルールはクジラ・イルカ・アザラシも見てください。

ケア

ケアは南島の山にいるオウムです。DOCのケアのページでは、人を襲う鳥とはしていませんが、遊び好きな性格から車や建物を壊すことがあると説明しています。

  • 服、食べ物、道具、特に色の鮮やかなものは出しっぱなしにしない。
  • 決してえさを与えない。人の食べ物はケアの体に悪く、人の近くに寄ってくる原因になります。

手順

咬まれた、刺されたときの基本の流れです。

  1. 落ち着いてその場を離れ、上の手当てをする。
  2. 応急手当てに迷ったら、国立中毒センター(0800 764 766)に電話する(中毒の相談)。
  3. 呼吸が苦しい、意識がおかしいなど命に関わるときは、すぐに111に電話する(111に電話するとき)。

日本との違い・注意点

  • NZにはヘビやクマのような危険な陸の動物はいません。気をつけたいのは、一部のクモと海の生き物です。
  • クラゲに刺されたとき、NZのHealth NZは酢を使わず、お湯につける方法を案内しています。
  • アザラシ・オットセイ・アシカは海岸の身近な場所にいることがありますが、触らず、できるだけ20m以上離れてください。
  • ホホジロザメなど一部のサメは法律で保護されていて、傷つけることは違法です。
  • ACCは、NZで事故によってけがをした人を、旅行者も含めて補償の対象としています。咬まれたけがが対象になるかは、ACCで確認してください。

関連項目

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