医療・保険 / 救急
誤飲・中毒の相談(National Poisons Centre)
概要
薬や洗剤などを飲み込んだ、吸い込んだときは、National Poisons Centre(0800 POISON/0800 764 766)に電話して相談できます。無料・24時間です。意識がない、呼吸をしていないなど命に関わるときは、すぐに111に電話して救急車を呼びます。
詳細
National Poisons Centreとは
National Poisons Centre(国立中毒センター)は、中毒の相談を電話で受ける窓口です(National Poisons Centreのページ)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 電話番号 | 0800 POISON(0800 764 766) |
| 受付 | 24時間・年中無休 |
| 料金 | 無料 |
| 対象 | NZの人なら誰でも |
英語以外の言語を話す人のための通訳サービスがあると案内されています。
111とPoisons Centreの使い分け
| 状態 | 電話する番号 |
|---|---|
| 意識がない・眠り込んでいる、呼吸をしていない、脈がない | 111(救急車) |
| 飲み込んだ・吸い込んだ・目や皮膚に付いたが、意識がある | 0800 764 766(Poisons Centre) |
意識がなくても呼吸をしている場合は、救急車を呼び、体を横向きにします(回復体位)。呼吸や脈がない場合は、救急車を呼んで心肺蘇生(CPR)をします(応急手当のページ)。111については救急(111)と電話の健康相談(Healthline)を見てください。
応急手当
National Poisons Centreは、次のように案内しています。
| 場面 | 対応 |
|---|---|
| 飲み込んだ | 落ち着いてPoisons CentreかGPに相談する。製品の容器を電話のそばに持ってくる |
| 吸い込んだ | すぐにガスや煙から離れ、新鮮な空気のある場所へ移り、医療機関に相談する |
| 目に入った | 室温のきれいな水で、少なくとも15分間洗い流す。その後、医療機関で目の診察を受ける |
| 皮膚に付いた | すぐに多量の水で洗い流す。皮膚に傷みがあれば医療機関に相談する |
してはいけないこと:
- 無理に吐かせない。効果がなく、肺を傷めるおそれがあります。
- Poisons Centreの指示がない限り、水などを飲ませない。吸収が増えることがあります。
家庭での予防
National Poisons Centreが挙げている予防のポイントです(予防のページ)。
- 薬品や薬は、子どもの目と手の届かない場所に置く。できれば鍵をかける。
- 元の容器に入れ、ラベルをはがさない。食品や飲み物の容器に移さない。
- 食品とは別の場所に保管する。
- 使ったらすぐに元の場所に戻す。
- 使わなくなった薬品や薬は処分する。
- 子どもが開けにくいふた(child resistant cap)でも、開けられないわけではない。
- 子ども用の弱い薬や、小さな包装を選ぶ。
- 子どもが病気のときに誤飲が起きやすい。薬を「お菓子(lollies)」と呼ばない。
- 使っていないときは、食器洗い機の扉を開けたままにしない。
手順
- 意識・呼吸を確認する。意識がない、呼吸がない場合は、すぐに111に電話する。
- 意識がある場合は、0800 764 766(Poisons Centre)に電話する。
- 製品の容器やラベルを手元に用意し、指示に従う。
- 医療機関を受診するよう言われたら、容器を持って行く。
費用
Poisons Centreへの電話は無料です。受診した場合の治療費は、公的医療の対象かどうかで変わります(公的医療を受けられる人(ビザ別))。
2026年10月時点の情報です。
日本との違い・注意点
- NZの救急番号は111です。命に関わるときはPoisons Centreではなく、111に電話します。
- Poisons Centreの番号は「0800 POISON」と英字で書かれることがあります。数字では0800 764 766です。
- 吐かせる、水を飲ませるといった手当ては、Poisons Centreの指示がない限りしないよう案内されています。
- 体調の判断は、Poisons Centre、GP、医療機関に相談してください。この記事は制度と公式の案内の紹介です。
関連項目
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