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自然・防災 / 動植物

NZの動植物(Wildlife)

概要

NZには、キーウィやケアなど、世界でNZにしかいない鳥が多くいます。NZにヘビはいません。在来の野生動物のほとんどは法律で保護されており、触ったり、えさを与えたりしてはいけません。自然保護省(DOC)の土地にペットの犬を連れて入るには、DOCの許可が必要です。

詳細

NZにしかいない鳥

自然保護省(DOC、Department of Conservation)のページによると、NZには世界のほかの場所にはいない森の鳥がいます。飛べない鳥が多く、長生きで、繁殖のペースがゆっくりなのが特徴です。

鳥特徴
キーウィ(kiwi)飛べない鳥。NZの国の象徴(非公式の国章)。5種いて、残りは約70,000羽
ケア(kea)NZにしかいない賢いオウム。南島の山岳地帯や森に住む。推定1,000〜5,000羽で、絶滅が心配されている

キーウィ

キーウィは飛べず、毛のような羽、丈夫な脚を持ち、尾がありません。DOCによると、保護活動が行われていない地域のキーウィは毎年2%(1週間に約20羽)ずつ減っています。

主な天敵は次のとおりです。

  • オコジョ(stoat):本土では、ひなの死因の約半分
  • 犬:成鳥をよく殺す
  • 猫:ひなを襲う

ケア

ケアは、南島のゴールデン・ベイ(Golden Bay)からフィヨルドランド(Fiordland)にかけての山や森に住んでいます。人がえさを与えることも、ケアが減る原因の1つです。DOCは「ケアには決してえさを与えないでください」と呼びかけています。

ヘビはいない

第一次産業省(MPI)の発表によると、NZにはヘビが生息していません。ヘビは在来の鳥に大きな害を与えるおそれがあるため、空港などで持ち込みを防いでいます。

NZの在来のトカゲは、ヤモリ(gecko)とスキンク(skink)の2種類だけです。ほかに、恐竜の時代から続く爬虫類のトゥアタラ(tuatara)や、4種の在来のカエルがいます。

毒グモのカティポ

Te Ara(NZ百科事典)のページによると、カティポ(katipō)はNZで唯一の毒を持つ在来のクモで、数は少なくなっています。北島の比較的暖かい海岸の砂浜やその近くに住んでいます。

サンドフライ(namu)

サンドフライ(sandfly、マオリ語でnamu)は、体長2〜3mmの小さな虫です。海岸、湖、川、湿地や湿った森の近くに多く、明け方と夕方によく活動します。人を刺すのは19種のうち3種のメスだけです。

  • 刺されると、かゆみ、赤み、腫れが出ます。数日から数週間続くことがあります。
  • NZのサンドフライは病気を運びません。
  • 止まっているときは足首と足を覆い、虫よけを使います。
  • かゆみには抗ヒスタミンのクリームやカラミンローションを使い、かきむしらないようにします。

詳しくはHealth NZのサンドフライのページで確認してください。

野生動物は法律で守られている

野生生物法(Wildlife Act 1953)は、全ての在来の鳥、コウモリ、カエル、爬虫類など、930種以上の在来種を保護しています。完全に保護されている種については、許可なく次のことをすると違法です。

  • 捕まえる、狩る、殺す
  • 売り買いする、持つ
  • 飼う、放す、国外に持ち出す

生きている動物だけでなく、死んだ動物や、羽・皮・骨・卵も対象です。

アザラシ・オットセイ、クジラ、イルカは、全て海洋哺乳類保護法(Marine Mammals Protection Act 1978)で保護されています。DOCは、海岸でオットセイ(New Zealand fur seal)を見つけても、基本的にそのままにしておくよう案内しています。

手順

野生動物に出会ったときの基本です。

  1. 触らない、捕まえない。
  2. えさを与えない。
  3. ペットの犬を連れて、国立公園・野生生物保護区・保護区などのDOCの土地に入らない(DOCの許可がある場合を除く)。
  4. 弱っている動物を見つけたら、自分で手当てせず、DOCに連絡する。

DOCの土地で犬を連れて歩けるかは、DOCの犬とペットのページで確認してください。

日本との違い・注意点

  • NZにはヘビがいないため、山歩きでヘビを心配する必要はありません。その代わり、水辺ではサンドフライ対策が必要です。
  • NZの鳥は飛べない種が多く、犬や猫に襲われやすくなっています。DOCの土地には、許可なくペットを連れて入れません。
  • ケアは人を怖がらずに近づいてきますが、えさを与えてはいけません。
  • 在来の動物の羽や卵、骨を拾って持ち帰ることも、法律で禁止されている場合があります。

関連項目

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