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生活インフラ / 電気・ガス

電気・ガスの契約(Power and gas)

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概要

NZの電気とガスは、小売会社(retailer)を自分で選んで契約します。PowerswitchやBillyで料金を比べられ、乗り換えは平均3〜4日で、途中で停電はしません。低使用量プラン(low user plan)は2027年4月1日に提供義務がなくなります。困ったときは無料のUtilities Disputesに相談できます。

詳細

小売会社を選ぶ

NZでは、電気やガスを売る小売会社(retailer)を自分で選んで契約します。会社によって営業している地域が違うため、引っ越し先で同じ会社を使えるとは限りません。

小売会社には、申し込みのときに次のことが義務付けられています(Electricity Authorityのページ)。

  • 関係するすべての商品、料金プラン、条件、手数料を説明すること
  • 契約条件を分かりやすくすること
  • 申し込みを断るときは、理由と、料金を比較できるサイトと、支援機関の連絡先を伝えること

保証金(bond)が必要かどうかは会社によるため、申し込む会社に確認してください。

料金を比べる

料金プランは、次の無料サイトで比べられます。どちらも、住所を入れるか電気料金の請求書をアップロードして使います。

  • Powerswitch:Consumer NZが運営する非営利の比較サイト。電気とガスのプランを比べられます。
  • Billy:電力の規制機関であるElectricity Authorityの比較サイト。

プランを選ぶときは、次の点も確認してください。

  • 期間の決まった契約(fixed term)は、途中で乗り換えると解約金がかかることがあります。
  • 夜間の割引や「無料の1時間」があるプランは、スマートメーターが必要です。

乗り換え

乗り換えは平均3〜4日で終わります。新しい会社と正式に契約したときに手続きが始まります。乗り換えの途中で停電することは、メーターの交換が必要な場合などを除いてありません。

引っ越しのとき

物件ごとに、電気の接続を識別するICP番号(Installation Control Point)があります。ICP番号は請求書か、Electricity AuthorityのMy Meterで住所から調べられます。

ガス(都市ガス)は、Gas Industry Coの検索ページで住所かICP番号を入れると、接続の状況や現在の小売会社を確認できます。

低使用量プランの廃止

低使用量プラン(low user plan)は、1日あたりの固定料金(daily fixed charge)が安い代わりに、使用量あたりの単価が高いプランです。固定料金の上限は毎年4月1日に引き上げられ、2026年4月1日からは1日NZ$1.80です。

2027年4月1日に規則が廃止され、小売会社は低使用量プランを提供する義務がなくなります(MBIEのページ)。

ガス:都市ガスとボンベのLPG

  • 都市ガス(reticulated natural gas):配管でつながったガスです。Gas Industry Coの登録データは北島の接続を扱っています。
  • LPG(液化石油ガス):北島と南島の約30万の家庭と事業所で使われています。家庭や小規模な事業所向けには45kgのボンベがあります。

Powerswitchによると、天然ガスは北島だけで、南島はほぼボンベのLPGに頼っています。そのためPowerswitchは南島のガスを比較していません。ボンベのLPGも比較の対象外です。

スマートメーター

スマートメーター(smart meter)は、30分ごとの使用量を記録し、携帯電話の電波で小売会社に送るメーターです。

  • 設置は法律上の義務ではありません。
  • ただし、プランによってはスマートメーターが必要です。
  • メーターを正確に保つため、小売会社が交換を求めることがあります。

インターネットは別に検討する

Powerswitchはブロードバンド(インターネット)を比較していません。インターネットの契約は、電気・ガスとは別に検討してください。

支払いが難しいとき

支払いが難しいときは、早めに小売会社に連絡してください。小売会社には、支払いの計画やプランの見直しなどの支援を提案する義務があります。電気を止めるのは最後の手段で、事前に通知を送る決まりがあります。医療上の理由で電気が必要な人が登録されている家庭は、未払いでも止められません(Electricity Authorityのページ)。

苦情の相談先(Utilities Disputes)

Utilities Disputesは、電気・ガス・水道などの苦情を扱う独立した無料の機関です。電話は0800 22 33 40です。

  • まず小売会社に苦情を伝えて、解決の機会を与える必要があります。
  • 苦情を伝えてから20営業日たっても解決しないときに相談できます。会社が対応しないと明らかな場合などは、それより早く相談できます。
  • ブロードバンドは、共有地での設置工事に関する苦情だけが対象です。

手順

  1. 住む物件の住所かICP番号を確認する。
  2. PowerswitchかBillyで、その住所で使えるプランを比べる。
  3. 小売会社を選び、契約条件(期間、解約金、保証金)を確認して申し込む。
  4. ガスを使う物件では、都市ガスかボンベのLPGかを確認し、それぞれ手配する。
  5. インターネットを別に手配する。

費用

  • 比較サイト(Powerswitch、Billy):無料
  • 乗り換え自体:無料。ただし契約によっては解約金がかかります
  • 低使用量プランの固定料金の上限:1日NZ$1.80(2026年4月1日から。2027年4月1日に規則が廃止)
  • 請求額のGST:請求書の合計額のうち13%がGSTです(税抜きNZ$100にNZ$15のGSTが加わるため)
  • Utilities Disputesへの相談:無料

いずれも2026年10月時点の情報です。

日本との違い・注意点

  • 地域によって都市ガスがありません。南島ではガスはほぼボンベのLPGです。物件を決める前に、ガスの種類を確認してください。
  • 低使用量プランは2027年4月1日に提供義務がなくなります。今このプランを使っている人は、料金がどう変わるかを確認してください。
  • 小売会社によって営業地域が違います。引っ越すときは、新しい住所で使える会社とプランを確認してください。

関連項目

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