生活インフラ / 携帯電話
携帯電話・SIM(Mobile phones and SIM cards)
概要
NZの携帯電話の回線はOne NZ・Spark・2degreesの3社が持ち、ほかに回線を借りて販売する会社もあります。料金はプリペイドと月払い(Pay Monthly)から選べます。2G・3Gは終了したため、日本の端末はSIMロック解除と4Gでの通話(VoLTE)対応が必要です。
詳細
携帯電話の会社
NZで自社の携帯電話網を持つのは、次の3社です(アルファベット順)。
このほか、自社の回線を持たず、3社の回線を借りて携帯電話サービスを売る会社(MVNO)もあります(Commerce Commissionの2019年の発表)。
プリペイドと月払い(Pay Monthly)
料金の払い方は、大きく2つあります。
| プリペイド(Prepay) | 月払い(Pay Monthly) | |
|---|---|---|
| 支払い | 先にお金をチャージ(top up)して使う | 毎月請求される |
| 更新 | プランごとに毎月・14日ごとなど | 毎月 |
| 端末の分割払い | ― | 対象プランと組み合わせて分割払いができる会社もある |
2degreesの例(2026年10月時点)は次のとおりです。
- プリペイドのチャージは、オンライン、電話、アプリのほか、デイリー(dairy、街角の小さな商店)やスーパーでもできます。
- プリペイドは365日ごとに最低NZ$10をチャージしないと、残高が失われ、SIMが使えなくなります(2degreesのページ)。
- 月払いのプランは期間の縛りがない「Open Term」で、いつでも解約できます。ただし、端末を12・24・36か月の無利子分割で買った場合は別です(2degreesのページ)。
条件は会社やプランによって違います。契約前に各社のページで確認してください。
eSIM
3社ともeSIM(端末に内蔵されたSIM)を扱っています。
- One NZ:月払いと、一部のプリペイドプラン(Prepay Plus、MyFlex、Pay and Go、Travel)で使えます(One NZのページ)。
- Spark:旅行者向けの案内で、eSIMは無料、SIMカードはNZ$5のプリペイドと書かれています(Sparkのページ)。
- 2degrees:一部のiPhone、Samsung、その他のAndroid端末で使えます(2degreesのページ)。
旅行者・到着したばかりの人
- Sparkは、オークランドとクライストチャーチの空港にキオスクがあると案内しています。3か月までの滞在向けに、SIMとデータ・通話をまとめた旅行者向けパックがあります。
- One NZは、オークランド・ウェリントン・クライストチャーチ・クイーンズタウンの国際空港の店舗で旅行者向けSIM(eSIMもあり)を扱っています。2026年10月時点で「NZ$29から」と案内しています(One NZのページ)。
- 日本の携帯電話会社の国際ローミングを使う方法もあります。料金は日本の携帯電話会社に確認してください。
3Gの終了
NZでは2G・3Gの回線が終了しています。
- One NZ:2026年1月20日〜3月23日に段階的に終了し、3月23日以降は2G・3Gを使えません(One NZのページ)。
- 2degrees:2025年12月14日〜2026年2月2日に段階的に終了しました(2degreesのページ)。
- Spark:2025年末ごろに3Gを終了すると案内しています(Sparkのページ)。
3Gにしか対応していない端末は、111を含めて電話をかけられません(NZ Telecommunications Forumの案内)。通話には、4Gで通話する機能(VoLTE)が必要です。4Gに対応していても、VoLTEに対応しているとは限りません。
緊急通報(111)
救急・警察・消防は、どれも111です(救急(111)と電話の健康相談)。上のとおり、端末がVoLTEに対応していないと、111につながらないことがあります。
手順
- 日本の端末を使う場合は、SIMロックが解除されているか確認する。
- 端末がNZの回線とVoLTEに対応しているか、携帯電話会社のページや店舗で確認する。
- プリペイドか月払いかを決め、SIMカードかeSIMを用意する。
- 開通したら、NZの電話番号を銀行や勤務先などに伝える(銀行口座の開設)。
費用
料金はプランごとに違い、よく変わります。各社のページで最新の料金を確認してください。この記事に書いた金額は2026年10月時点の各社の案内です。
日本との違い・注意点
- 日本の端末は、SIMロックが解除されていないとNZでは使えません(Sparkのページ)。
- 海外で買った端末は、メーカーがその国以外でVoLTEを使えないようにしている場合があります。SparkはNZで試験していない端末のVoLTEは保証できないとしています(Sparkのページ)。
- One NZと2degreesは、海外やNZの正規販売店以外で買った端末では、111への緊急通報を保証できないとしています。日本の端末を使う場合は、各社に確認してください。
- 日本の110・119にあたる番号は、NZでは111の1つです。
- 月払いのプランは、期間の縛りがない会社もあります。端末の分割払いを組むと条件が変わるため、契約内容を確認してください。
関連項目
内容の誤りや古い情報に気づいたら、教えてください。公式の情報と照らし合わせて修正します。 誤りを報告する