日本語で相談できる窓口(Getting help in Japanese in New Zealand)
ひとことで言うと…
NZで日本語の助けが必要なときは、管轄の日本大使館・総領事館に相談できます。NZの役所や警察などに連絡するときは、無料で日本語の通訳を頼めます。市民相談所(CAB)の窓口でも通訳を頼めます。
詳細
窓口の一覧
| 困っていること | 相談先 | 日本語 |
|---|---|---|
| 事件・事故、パスポート、日本の手続き | 管轄の日本大使館・総領事館 | 日本語で相談できる |
| NZの役所、警察、カウンシルなどへの連絡 | 各機関に通訳を頼む | 無料の通訳を頼める |
| 暮らしの困りごと全般 | 市民相談所(CAB) | 窓口で通訳を頼める |
| 病院・医療 | 医療機関 | 医療の通訳を見てください |
| 日本人同士の交流や情報 | 各地の日本人会 | 団体による |
日本大使館・総領事館
日本の在外公館では、日本語で相談できます。住んでいる地域を管轄する公館に連絡してください(大使館の管轄地域のページ)。
| 公館 | 管轄地域 | 電話 | メール |
|---|---|---|---|
| 在ニュージーランド日本国大使館(ウェリントン) | ウェリントン市と北島の南側、カンタベリー地区を除く南島 | (04) 473-1540 | consular@wl.mofa.go.jp |
| 在オークランド日本国総領事館 | オークランド市と北島の北側 | (09) 303-4106 | pr@ac.mofa.go.jp |
| 在クライストチャーチ領事事務所 | クライストチャーチ市とカンタベリー地区 | (03) 366-5680 | enquiry.chc@wl.mofa.go.jp |
外務省の「大使館・総領事館でできること・できないこと」によると、公館は弁護士、通訳、医療機関の情報を教えてくれます。一方で、公館が通訳や翻訳をすることや、専門的な法律相談をすることはできません。
事件や事故のときの連絡と支援については、事件・事故にあったときを見てください。手続きの全体は大使館・総領事館の手続きにまとめています。
NZの役所に連絡するときの無料通訳
NZの政府機関には、英語が得意でない人のために、無料で通訳を用意する責任があります。電話や面談で、日本語の通訳を頼めます(民族共同体省(Ministry for Ethnic Communities)のページ)。
この仕組みは「言語支援サービス(Language Assistance Services、LAS)」と呼ばれます。日本語は、対面通訳の言語の一覧に入っています(MBIEの言語一覧)。
参加している機関の例は次のとおりです(参加機関の一覧から一部)。
| 分野 | 機関の例 |
|---|---|
| 税金・社会保障 | Inland Revenue(IRD)、Ministry of Social Development |
| 事故・安全 | ACC、Fire and Emergency NZ、New Zealand Police、WorkSafe New Zealand |
| 仕事・移民・消費者 | Ministry of Business, Innovation and Employment |
| 教育・子ども | Ministry of Education、Oranga Tamariki |
| 法律・人権 | Ministry of Justice、Human Rights Commission、Office of the Privacy Commissioner |
| 住まい | Kāinga Ora |
| 地方自治体 | Auckland Council、Christchurch City Council、Wellington City Council など |
電話の通訳は、以前はezispeakという事業者が担当していました。この事業者は2021年に清算され、今は複数の事業者が政府と契約して通訳を行っています(MBIEの電話・ビデオ通訳のページ)。利用者が事業者を選ぶ必要はありません。連絡先の機関に通訳を頼みます。
わからないことは、民族共同体省(info@ethniccommunities.govt.nz、無料電話 0800 656 656)に問い合わせることもできます。
市民相談所(CAB)
市民相談所(Citizens Advice Bureau、CAB)は、誰にでも無料で、秘密を守って情報や助言をする窓口です(CABのページ)。LASはCABのネットワークと直接連携しているので、地域のCABの窓口で、希望する言語の通訳を頼めます(Immigration NZの「Help in your language」のページ)。詳しくは市民相談所(Citizens Advice Bureau)を見てください。
日本人会
各地の日本人会は、主に交流や文化活動のための団体です。地域の情報を得るきっかけになります。
- オークランド日本人会(Japanese Society of Auckland):1989年にできたボランティアの団体です。ワークショップ、文化イベント、交流会を開いています(オークランド日本人会のサイト)。
- カンタベリー日本人会(The Japanese Society of Canterbury):隔週のメールや会報で情報を届けています(カンタベリー日本人会のページ)。
ほかの地域の団体は日本人会・日系団体を見てください。
手順
NZの役所などに電話で通訳を頼むときの流れです。
- 「interpreter(インタープリター)」と「Japanese(ジャパニーズ)」の2つを言えるように練習しておく。
- 機関に電話し、通訳がほしいことと、日本語を話すことを伝える。
- 待つように言われたら、電話を切らずに待つ。
- 通訳がつながったら、日本語で話す。
対面やビデオでの面談で通訳が必要なときは、事前に機関にメールして、通訳を用意できるか確認してください。
費用
政府機関の通訳は、利用者は無料です。CABの相談も無料です。
日本との違い・注意点
ここが日本とちがうよ!
- NZでは、役所が通訳を用意します。家族や友人に通訳を頼まなくても、無料でプロの通訳を使えます。遠慮せずに頼んでください。
- 日本語の通訳がすぐにつながらないこともあります。電話は切らずに待ってください。
- 大使館・総領事館は情報提供や支援をしますが、通訳や翻訳そのもの、法律の専門的な判断はできません。法律の問題は弁護士、移民の問題は登録移民アドバイザーなど、資格を持つ専門家に相談してください。
- すべての機関がLASに参加しているわけではありません。参加していない機関には、通訳を頼めるかどうかを直接確認してください。