学校にかかる費用(寄付金・活動費・制服・文房具)(School costs and donations)
ひとことで言うと…
NZの公立校(state school)は国内学生なら無償で、学校が求める寄付金(donation)は任意です。一方、制服や文房具、保護者が同意した物や活動の費用は家庭の負担です。対象の学校が政府の寄付金制度(donations scheme)に参加すると、宿泊キャンプ以外の寄付金は求められません。
詳細
学校の費用は3種類
教育省は、学校が家庭に求める支払いを次の3つに分けています(教育省の費用と寄付金のページ)。
| 種類 | 内容 | 支払いの義務 |
|---|---|---|
| 寄付金(Donations) | 学校の運営のための寄付 | 任意。全額・一部・払わないのいずれも選べる |
| 物やサービスの購入(Purchases of goods and services) | ペン、昼食など | 保護者が買うことに同意した場合は払う必要がある |
| 出席負担金(Attendance dues) | 統合校(state-integrated school)の校舎などの費用 | 統合校でのみ必須 |
公立校は、国内学生に対して、入学、在籍、カリキュラムの授業の費用を請求できません。学校の種類による違いは公立・統合校・私立の違いを見てください。
寄付金(Donation)
教育省は、保護者が寄付金を払う必要はないと説明しています(教育省の保護者向けのページ)。
- 寄付金は、教科書、授業で使う備品や材料、キャンプ、水泳の授業、校外学習などに使われます。
- 寄付金にはGSTがかかりません。
- 寄付金は、内国歳入庁(Inland Revenue)の税額控除(tax credit)の対象になります(寄付金の税額控除)。
キャンプ(School camp)
学校はキャンプのための寄付金を求めることができます。ただし、キャンプがその学校のカリキュラムの一部であれば、寄付金を払わなくても、子どもの参加を断ることはできません。
制服(Uniform)
学校に制服がある場合、保護者は子どもに制服を用意する必要があります。制服は学校で買うことも、ほかの店で買うこともできます。
文房具(Stationery)
ノート、ペン、鉛筆などの文房具は家庭が用意します(govt.nzのページ)。学校から買うことに同意した場合は、その代金を払います。ほかの店で買うこともできます。
保護者が同意した場合に払うもの
次のようなものは、保護者が同意した場合に支払います。
- 家に持ち帰る作品などの材料
- 売店(canteen)の食べ物
- 学校が売る制服
- カリキュラム以外の活動(週末のスポーツチーム、放課後の文化活動など)
払うように言われて払えない場合は、校長に相談するよう、govt.nzは案内しています。
寄付金制度(Donations scheme)
教育省の公平性指数(Equity Index、EQI)が432以上の学校は、政府の寄付金制度に参加できます(教育省の寄付金制度のページ)。
- 参加した学校は、宿泊を伴うキャンプ(overnight camp)以外の寄付金を保護者に求めません。
- その代わり、政府から児童・生徒1人あたり年NZ$154.13を受け取ります(2026年10月時点、教育省の保護者向けのページ)。
- 参加するかどうかは、学校の理事会(board)が毎年決めます。
- 留学生と成人の生徒は、この制度の資金の対象外です。
手順
- 入学前に、寄付金の額、制服の有無、文房具のリスト、キャンプなどの予定を学校に確認する。
- 子どもの学校が寄付金制度に参加しているかを学校に確認する。
- 寄付金を払った場合は領収書を保管し、税額控除を申請する(寄付金の税額控除)。
- 費用の支払いが難しい場合は、校長に相談する。収入が低い場合や給付を受けている場合は、Work and Incomeのページで支援を確認する。
- 寄付金について教育省に質問がある場合は、school.donations@education.govt.nz に連絡する。
費用
| 項目 | 家庭の負担(2026年10月時点) |
|---|---|
| 公立校の授業 | 無償(国内学生) |
| 寄付金 | 任意。額は学校ごと |
| 統合校の出席負担金 | 必須。額は学校ごと |
| 制服 | 制服がある学校では家庭が用意 |
| 文房具 | 家庭が用意 |
| カリキュラム以外の活動 | 保護者が同意した場合に支払う |
- 寄付金の税額控除は、寄付額の3分の1です。1回NZ$5以上の寄付が対象で、領収書は4年以内に提出します。物やサービスの代金としての学校の費用は対象外です(Inland Revenueのページ)。
- Work and Incomeは、制服や文房具、学校の費用の支援をしています。多くは返済が必要な支援です。
日本との違い・注意点
ここが日本とちがうよ!
- NZの公立校の寄付金は任意で、払わなくても授業の一部の活動には参加できます。
- 寄付金と、同意して買った物の代金は別のものです。同意して買った物の代金は払う必要があります。
- 制服や文房具は学校で買わなくてもかまいません。ほかの店や中古で用意することもできます。
- 寄付金は税額控除の対象になるため、領収書を保管しておきましょう。
ここは大事だよ
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