学校での携帯電話の使用禁止(Phones away for the day)
ひとことで言うと…
NZの公立の学校では、2024年から、生徒が学校にいる間は休み時間や昼休みも含めて携帯電話を使えません。健康上の理由や障害・学習支援が必要な場合などは例外です。子どもを学校に通わせる在住者や駐在員の家庭向けです。
詳細
ルールの内容
NZ政府は、公立の学校(state schools)とクラ(kura、マオリ語で教える学校)に、生徒の携帯電話のルールを設けるよう義務づけました。この取り組みは「Phones away for the day(1日中、携帯電話をしまう)」と呼ばれています。
教育省(Ministry of Education)によると、学校は次のことを求められています。
- 生徒が学校にいる間、携帯電話を使ったり見たりできないようにする
- 休み時間と昼休みも対象にする
- 校外での授業や見学(school courses and visits)の間も対象にする
ルールは2024年の第1学期(Term 1)のできるだけ早い時期に始め、遅くとも第2学期(2024年4月29日から)には導入することとされました。
詳しくは教育省のPhones away for the dayのページで確認してください。
使える場合(例外)
教育省は、次の場合は携帯電話を使えるようにするよう学校に求めています。
| 場合 | 例 |
|---|---|
| 健康上の理由で必要なとき | インスリンの値を確認する |
| 障害や学習支援のために必要なとき | ― |
| 先生が授業の課題で使うよう指示したとき | ― |
| 校長が特別な事情を認めたとき | 生徒が10代の親である |
学校ごとに決まること
携帯電話を預ける方法や、ルールを守らなかったときの対応は、学校ごとに決めます。決めるときは、学校の理事会(board)が保護者などの地域と話し合います。通学先の学校のルールは、学校の案内や理事会の方針で確認してください。
調査の結果
教育評価局(Education Review Office、ERO)がルールの導入後に調べた結果では、次のような点が報告されています。
- 中等学校(secondary school)の生徒のほぼ半数が、ルールを破ったことがあると答えた
- 中等学校の先生の3分の2が、生徒の学習がよくなったと答えた
- 85%を超える先生が、保護者の協力がルールの実施に役立つと答えた
保護者向けの説明はEROのページで読めます。
手順
- 通学先の学校の携帯電話のルール(預け方、違反したときの対応)を確認する。
- 健康上の理由などで携帯電話が必要な場合は、学校に相談する。
- 学校にいる間の連絡方法(学校の事務室への電話や伝言など)を決めておく。
- ルールの理由を家庭でも子どもに説明する。
日本との違い・注意点
関連項目
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