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退職時の最終給与(Final pay)
概要
仕事を辞めるときの最後の給料(final pay)には、働いた分の給料、使っていない休暇の支払い、契約で決まったそのほかの支払いが含まれます。休暇分は最後の給与期間の給料日までに支払われます。勤続12か月未満なら、年次有給休暇の代わりに総支給額の8%が支払われます。
詳細
仕事を辞めるときに受け取る最後の給料を「最終給与(final pay)」といいます。以下は2026年10月時点のEmployment New Zealand(Employment NZ)の案内に基づく内容です。
最終給与に含まれるもの
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 給料 | 実際に働いた時間の分で、まだ支払われていない給料 |
| 休暇の支払い | 使っていない年次有給休暇や代休など、未払いの休暇の分 |
| そのほかの支払い | 雇用契約に書かれた支払いや、話し合って決めた退職条件(leaving package)による支払い |
支払いの時期
休暇の支払いは、最後の給与期間(pay period)の給料日までに支払う必要があります。最終出勤日より後になることもあります。給料やそのほかの支払いも、通常は同じときに支払われます。
年次有給休暇の支払い
勤続期間によって計算が違います。
| 勤続期間 | 支払われる額 |
|---|---|
| 12か月未満 | 総支給額(gross earnings)の8% |
| 12か月以上 | 使っていない休暇の分(通常の週給と平均週給の高いほうで計算)+最後の記念日(勤続年数の区切りの日)以降の総支給額の8% |
ここでいう総支給額には、最終給与で支払われる金額も含まれます。
代休の支払い
祝日に働いてもらった代休(alternative holiday)が残っている場合は、その代休が発生したときの給料の額で支払われます。今の給料の額ではありません。
退職後の祝日
使っていない年次有給休暇の期間に祝日が含まれる場合、普段なら働く日であれば、その祝日の分も支払われます。そのために支払いの対象期間が延びることもあります。
病気休暇・忌引休暇
使っていない病気休暇や忌引休暇を支払う法律上の義務はありません。雇用契約に定めがある場合は別です。休暇の種類は休暇の種類を見てください。
最終給与からの天引き
給料からの天引きのルールは給与明細の見方を見てください。最終給与で差し引かれた項目に心当たりがない場合は、雇用主に説明を求めてください。
手順
- 退職の予告期間を雇用契約書で確認し、雇用主に伝える。
- 最終給与の給料日と、支払われる項目(給料・休暇・そのほか)を確認する。
- 最終給与を受け取ったら、休暇の支払いの計算と天引きの内容を確認する。わからない点は雇用主に説明を求める。
- 解決しない場合は、Employment NZに相談する。
日本との違い・注意点
- 使っていない年次有給休暇は、辞めるときにお金で支払われます。
- 勤続12か月未満で辞めるときは、休暇の代わりに総支給額の8%が支払われます。ワーキングホリデーなど短期で働く人は、最終給与の明細で確認してください。
- 使っていない病気休暇は、契約に定めがなければ支払われません。
- 整理解雇の場合の退職金は、法律では決まっていません(解雇・整理解雇)。
- この記事は制度の説明です。個別の状況はEmployment NZのページを確認するか、Employment NZに相談してください。
関連項目
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