永住ビザの渡航条件(Travel conditions on resident visas)
永住権(Resident Visa)には「Expiry date travel」という渡航条件の期限があり、多くの場合はNZに永住者として初めて入国した日から2年です。期限を過ぎてNZの外にいるとビザが失効します。期限は延長(Variation of Travel Conditions)を申請でき、日本国籍の人は申請料が免除されています(2026年10月時点)。
詳細
永住権(Resident Visa)を持つ人は、NZに無期限に住み、働き、学ぶことができます。ただし、NZを出入りできる期間には期限があります。この期限を渡航条件(travel conditions)といい、ビザには「Expiry date travel」という日付で書かれています。
渡航条件の期限
- Resident Visaの渡航条件は、多くの場合、永住者としてNZに初めて入った日から2年間の数次(multiple entry)です。
- 例外として、親のカテゴリー(Parent Category)では10年、宗教関係者(Religious Worker)とActive Investor Plusでは5年です。
- NZの外でResident Visaを得た人は、多くの場合、ビザが出てから1年以内にNZに初めて入国する必要があります。
これらはINZの運用マニュアル(R5.66)の内容です。自分の期限は、eVisa、パスポートのビザラベル、ビザが出たときの手紙、またはVisa Verification Serviceで確認できます。
期限を過ぎるとどうなるか
Expiry date travelより後にNZを出国したり、その日にNZの外にいたりすると、Resident Visaは失効します。その場合、NZに戻って永住を続けることはできません。
NZの中にいる間に期限が来た場合は、渡航条件の延長か永住許可(Permanent Resident Visa)を申請するよう、INZは案内しています。
渡航条件の延長(Variation of Travel Conditions)
Resident Visaで変えられる条件は、Expiry date travelだけです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 申請できる主な場面 | 2年を超えてResident Visaのままでいる予定で、NZを出国する前 |
| 延長される期間 | 状況によって1年または2年。それができない場合は14日の延長が出ることがある |
| 申請方法 | オンラインまたは紙の申請書 |
| 必要なもの | パスポートのコピー、写真、状況を示す書類 |
永住許可を申請中の人が、結果を待つ間に出国する場合にも申請できます。詳しくはINZの条件確認のページで確認してください。
永住許可(Permanent Resident Visa)との関係
永住許可には条件がなく、いつでも自由にNZを出入りできます。Resident Visaを2年以上持ち、NZに住み続ける意思を示せる人は、渡航条件を延長する代わりに永住許可を申請する方法もあります(永住許可)。
国外で失効した場合(Second or Subsequent Resident Visa)
渡航条件が切れた後に出国した場合や、国外にいる間に切れた場合でも、次の条件を満たせば、2回目以降の永住権(Second or Subsequent Resident Visa)を申請できることがあります。
- 失効したときに、永住許可か渡航条件の延長の対象だったこと
- 素行要件(good character)を満たすこと
- パートナーや扶養する子どもは、最初の永住権の申請に含まれていたこと
出る渡航条件の期間は状況で変わります。永住許可の対象だった人は、元の期限から24か月です。INZの表示では、申請の80%が4週間以内に処理されています(2026年10月時点、INZのページ)。
手順
渡航条件を延長する場合の流れです。
- eVisaなどで、自分のExpiry date travelの日付を確認する。
- 期限より後にNZの外にいる予定があるかを確認する。永住許可の要件を満たしているなら、そちらの申請も検討する。
- パスポートのコピー、写真、状況を示す書類を用意する。
- NZを出国する前に、オンライン(apply.immigration.govt.nz)か紙の申請書で申請する。
- 結果を待ち、新しいExpiry date travelを確認してから出国する。
費用
INZの料金ガイド(INZ 1028)の金額です(2026年10月時点)。
| 申請 | 申請料 |
|---|---|
| 渡航条件の延長(NZ国内から) | NZ$320 |
| 渡航条件の延長(NZ国外から、太平洋の指定国以外の国籍の人) | NZ$320 |
| Second or Subsequent Resident Visa | NZ$275から |
- 料金ガイドでは、日本国籍の人は、Resident Visaの渡航条件の延長、永住許可、Second or Subsequent Resident Visaの申請料が、NZ国内・国外どちらからの申請でも免除される国の一つに挙げられています。
- 免除は国籍で決まります。自分の金額は、INZの料金ガイドか、INZの料金検索ツールで確認してください。
日本との違い・注意点
- Resident Visaは「永住」という名前ですが、出入国には期限があります。期限を過ぎてNZの外にいると、ビザが失効して戻れなくなります。
- 日本に長く帰る予定がある人は、出国前にExpiry date travelを確認してください。延長は出国前に申請するのが原則です。
- Resident Visaを持って2年たっても、自動で永住許可にはなりません。自分で申請する必要があります。
- 自分がどの申請の対象になるかは、INZか、免許を持つ移民アドバイザー(licensed immigration adviser)に確認してください(移民アドバイザーへの相談)。