ビザ・移住 / 永住権
投資家ビザ(Active Investor Plus Visa)
概要
NZにNZ$500万以上(Growth区分、36か月)またはNZ$1,000万以上(Balanced区分、60か月)を決められた投資先に投資する人のための永住ビザ(Resident Visa)です。投資期間中の滞在日数などの条件を満たすと、永住権(Permanent Resident Visa)を申請できます。申請料はNZ$27,470からです(2026年10月時点)。
詳細
投資家ビザ(Active Investor Plus Visa)は、NZに一定額以上を投資する人のための永住ビザ(Resident Visa)です。Immigration New Zealand(INZ、移民局)が扱っています。ビザが出るとNZに無期限に住み、働き、学べます。ただし、投資と滞在日数などの条件(移民法第49条の条件、section 49 conditions)が付きます。
2つの投資区分(2026年10月時点)
| 項目 | Growth区分 | Balanced区分 |
|---|---|---|
| 最低投資額 | NZ$500万 | NZ$1,000万 |
| 投資期間 | 36か月 | 60か月 |
| NZにいる必要がある日数 | 36か月のうち21日以上 | 60か月のうち105日以上 |
| 投資先 | 直接投資、マネージドファンド、慈善寄付(投資額の20%まで) | 直接投資、マネージドファンド、上場株式、慈善寄付、債券、不動産開発 |
- Growth区分の投資先は、高いリターンを狙うリスクの高い投資で、多くは換金しにくいものだとINZは説明しています。
- Balanced区分では、Growth区分の投資先に追加でNZ$100万投資するごとに、必要な日数が14日減ります(最大42日まで)。
投資の主なルール
- 投資はNZ国内で、NZドルで行う必要があります。
- 自分で使うための投資(personal use)は認められません。
- 管理手数料、仲介手数料、取引手数料は投資額に含められます。
- 扶養する子どもや申請に含めたパートナーとの共同所有なら全額を、それ以外の人との共同所有なら自分の持ち分だけを数えます。
- 投資資金は、合法に得たものである必要があります。贈与された資金も、無条件で合法なものなら使えます。ただし、すでにNZにある贈与資金は使えません。
- 資金は、自分の銀行口座から銀行のシステムを通してNZに直接送金します。
どの投資が認められるかは、INZの認められる投資のページで確認してください。
投資期間中のルール
- 投資期間の間ずっと、指定した額を認められる投資先に保つ必要があります。
- 投資を売った場合は、決められた期間内に再投資します。
| 売った投資 | 再投資の期限 |
|---|---|
| Invest New Zealandが承認した直接投資・マネージドファンド | 90日以内 |
| 上場株式、慈善寄付、不動産開発、債券 | 30日以内 |
- 再投資するのは、最初の投資額から損失を引いた額です。利益は再投資しなくてかまいません。
- 投資を続けている証拠を、24か月の時点と投資期間の終わり(36か月または60か月)に、それぞれ3か月以内に出します。
詳しくはINZの投資の管理のページで確認してください。
申請する人の主な条件
- 適格な人物(fit and proper person)であること。移民・雇用・税の法律を守っていること、重大不正捜査局(Serious Fraud Office)や警察による事業上の犯罪の捜査を受けていないこと、不正に関する有罪判決がないことなどです。
- 健康であること(胸部X線と健康診断が必要)。
- 素行に問題がないこと。国籍のある国と、過去10年に12か月以上住んだ国の警察証明が必要です(申請時点で6か月以内のもの)。
家族
- パートナー(配偶者など)は、12か月以上一緒に住んでいる、本当で安定した関係である証拠が必要です。
- 24歳以下の扶養する子どもを含められます。21〜24歳の子どもは、経済的に支えている証拠も必要です。
- 家族は、ビザが出てから12か月以内にNZに入国する必要があります。
- 承認後に扶養する子どもを加える場合は、扶養する子どもの永住ビザ(Dependent Child Resident Visa)を使えることがあります(扶養する子どものビザ)。
条件の全体はImmigration NZの投資家ビザのページで確認してください。
手順
- 証拠をまとめたカバーレター、資金の出どころの書類(納税申告書、事業の書類、不動産の売却の記録など)、健康と素行の書類をそろえる。
- INZの指定する方法でオンライン申請し、料金を払う。
- 原則承認(approval in principle)を受ける。INZの表示では、申請の80%が4か月以内に原則承認まで処理されています(2026年10月時点)。
- 原則承認から6か月以内に、資金をNZに送金して投資する。延長は書面で求めることができます。
- 永住ビザが出る。
- 24か月の時点と投資期間の終わりに、投資の証拠と投資後のアンケートを出す。
- 条件を満たしたら、第49条の条件の解除をメール(InvestorFundsQueries@mbie.govt.nz、無料)で求め、その後に永住権(Permanent Resident Visa)を申請する(永住権)。
申請には多額の資金と複雑な書類が関わります。自分が対象になるかどうかは、INZか、免許を持つ移民アドバイザーに確認してください(移民アドバイザーへの相談)。
費用
| 項目 | 金額(2026年10月時点) |
|---|---|
| 申請料 | NZ$27,470から |
| 第49条の条件の解除の依頼 | 無料 |
| 胸部X線・健康診断・警察証明 | 自己負担 |
申請料は国籍と、申請するときにいる場所で変わります。正確な額はImmigration NZの料金ページから料金検索ツールで確認してください。
日本との違い・注意点
- ビザが出た時点で永住ビザですが、投資と滞在日数などの条件が付きます。条件を満たして解除しないと、永住権(Permanent Resident Visa)には進めません。
- 投資は投資期間中ずっと保つ必要があり、売った場合は30日または90日以内に再投資します。
- 投資資金の出どころは、書類で細かく確認されます。
- 投資の価値が下がるリスクは投資家自身が負います。投資の判断は、金融の専門家にも相談してください。
- 要件や料金は変わることがあります。申請前にINZの最新のページを確認してください。
関連項目
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