バーベキューと持ち寄りの食事(BBQ and potluck – 'bring a plate')
NZには、集まりのときに各自が料理を1皿持ってくる「持ち寄り(potluck)」の習慣があり、主催者の負担を分け合う意味があります。公園には無料の固定式バーベキューがある場所もありますが、持ち込めるのはガス式だけという公園もあります。肉は中までしっかり焼き、残り物は2時間以内に冷やします。
詳細
「1皿持ってきて」(bring a plate)
NZでは、集まりの案内に「bring a plate」と書かれていることがあります。これは空のお皿ではなく、みんなで分ける料理を1皿持ってきてほしいという意味です。
政府の百科事典Te Araは、参加者がそれぞれ料理を1皿持ち寄る「持ち寄りの食事(pot luck)」を、主催者の負担を減らし、食事の用意の責任を分け合うためのものと説明しています。昔からある「ladies a plate」(女性に料理を1皿頼む)という習慣が形を変えたものだとしています。詳しくはTe Araのページを見てください。
公園のバーベキュー
カウンシル(地方自治体)が管理する公園には、バーベキューのルールがあります。公園や地域によって違うので、使う前に地元のカウンシルのページを確認してください。
| 地域 | 固定式のバーベキュー | 自分のバーベキューの持ち込み |
|---|---|---|
| オークランドの地域の公園・保護区・ビーチ | (ページに記載なし) | ガス式は可。木の近くや下では使えない。炭や薪のものは持ち込めない |
| オークランドの広域公園(regional parks) | 電気式のバーベキューがある公園がある。ほかの人と譲り合って使う | ガス式は地面から離して使う。木の近くや下では使えない。ピクニックエリアでは、囲いのある固形燃料の調理用の火も、FENZの火の使用制限を確認すれば使える |
| クライストチャーチ | 無料。先着順で予約はできない。使った後はきれいにする | ガス式だけ可(火災の危険のため)。ボタニック・ガーデンとモナ・ヴェイルでは使えない |
クライストチャーチでは、公園のピクニック場所を予約すると、グループが優先して使えます。多くの場所は50人までです。詳しくはクライストチャーチ市のページ、オークランドはオークランド・カウンシルのページを見てください。
火の使用制限の期間とルールは火の使用制限を読んでください。
バーベキューの食品安全
第一次産業省(MPI)は、夏のバーベキューで次のことを勧めています。
- 焼くまで食品にふたをして冷やしておく。
- 生の肉と焼いた肉で、トング、皿などの道具を分ける。生の肉を、焼いた食品やそのまま食べる食品に触れさせない。
- グリルの上でも、生の肉と焼けた肉を分ける。こまめに裏返して均一に焼く。
- 鶏肉、ひき肉などは、75℃で30秒、70℃で3分、または65℃で15分の加熱が目安。肉用の温度計で、いちばん厚い部分の中心を測る。
- 鶏肉は中まで熱くなり、肉汁が透明になり、中がピンク色でなくなるまで焼く。生の鶏肉は洗わず、ペーパータオルで水気を取る。
- 残り物は2時間以内にふたをして冷蔵庫に入れるか、保冷剤を入れたクーラーボックス(chilly bin)に戻す。
詳しくはMPIのページを見てください。家庭での食品安全の全体は家庭の食品安全を読んでください。
ガスのバーベキューの安全
消防庁(Fire and Emergency NZ)は、次のことを勧めています。
- バーベキューの周りに十分な空間を空け、燃えやすいごみを置かない。
- ボンベは立てて保管・設置し、使い終わったら栓を閉める。
- ガス漏れの確認:水1/4カップに液体洗剤を少し混ぜ、バルブの接続部分にかける。泡が出たらガス漏れのおそれがあるので、栓を閉めてOリングを交換する。
- 子どもから目を離さない。火にかけたままその場を離れない。使った後は余分な脂を取り除く。
ボンベの交換や点検はLPGガスボンベを読んでください。
日本との違い・注意点
- 「bring a plate」と言われたら、料理を1皿持っていきます。何を持っていけばよいか分からないときは、主催者に聞いてみましょう。
- 公園で使えるバーベキューの種類は、公園ごとに違います。炭や薪のバーベキューを持ち込めない公園があります。
- 持ち寄りの料理は多くの人が食べます。食物アレルギーの表示や配慮は食物アレルギーを読んでください。