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買い物・食 / 外食

食物アレルギーと外食(Food allergies and eating out)

概要

NZでは、包装食品に主なアレルゲンの表示が必要です。カフェやレストランなど包装されていない食品にはラベルがありませんが、店はアレルゲンを把握し、表示するか、聞かれたら伝える必要があります。アレルギーがある人は、注文の前に店員に原材料と混入の対策を確認してください。

詳細

NZとオーストラリアの食品表示のルールは、共通の基準(Food Standards Code)で決められています。NZでは第一次産業省(Ministry for Primary Industries、MPI)のNZ食品安全局(New Zealand Food Safety)が案内しています。包装食品の表示の読み方は食品表示の見方を見てください。

表示が必要な主なアレルゲン

MPIのページによると、次のアレルゲンは、食品に含まれるときや製造に使ったときに表示が必要です。

分類例
穀物小麦(wheat)、グルテンを含む穀物(ライ麦、大麦、オーツ麦、スペルト小麦、ライ小麦)
動物性乳(milk)、卵(egg)、魚(fish)、甲殻類(crustacean)、軟体動物(mollusc)
豆・種子ピーナッツ(peanut)、大豆(soy)、ごま(sesame)、ルピナス(lupin)
木の実アーモンド、ブラジルナッツ、カシューナッツ、ヘーゼルナッツ、マカダミア、ピーカン、松の実、ピスタチオ、くるみ
その他添加された亜硫酸塩(10mg/kgを超える場合)。ローヤルゼリーには警告の表示が必要

2024年2月25日から、包装食品のアレルゲンは原材料の一覧の中で太字にし、近くに「Contains」で始まる太字のまとめを入れることになりました(FSANZのページ)。

「may contain(〜が混入している可能性があります)」は法律で決められた表示ではなく、メーカーが任意で書くものです。

外食(カフェ・レストラン・テイクアウト)

包装されていない食品や、ラベルが必要ない食品は、アレルゲンの情報を食品と一緒に表示するか、客が求めたら伝える必要があります。これはテイクアウトやレストランにも当てはまります(FSANZのページ)。

MPIは、カフェやレストランに次のことを求めています。

  • 料理にどのアレルゲンが含まれるかを把握する
  • アレルゲンが含まれることを客に伝える
  • 道具を分ける、よく洗うなどして、アレルゲンが混ざる(cross-contact)危険を減らす

食べる人ができること

MPIは、アレルギーのある人に次のことを勧めています。

  • 店員に、原材料と、アレルゲンが混ざらないようにする対策を直接聞く
  • 安全か分からないときは注文しない
  • アドレナリンの自己注射薬を処方されている場合は持ち歩く

家庭では、アレルゲンをほかの食品と分けて保存し、調理器具や台を熱い石けん水か食洗機でよく洗うよう勧めています。揚げ油の使い回しも、アレルゲンが混ざる原因になります。

表示のない食品で症状が出たとき

表示されていないアレルゲンで反応が出た場合は、NZ食品安全局に報告できます(MPIの苦情のページ)。

相手連絡先
包装食品、ファストフードのチェーンNZ食品安全局(0800 00 83 33、Food.Compliance@mpi.govt.nz)
レストラン、カフェ、テイクアウトの店(チェーンを除く)地元のカウンシルの環境衛生担当(environmental health officer)

食品の回収(リコール)の情報は、MPIのサイトでメール配信に登録できます。

手順

外食の前に確認することです。

  1. 自分のアレルゲンを英語で言えるようにしておく(上の表の英語名)。
  2. メニューにアレルゲンの表示があるか見る。
  3. 注文の前に、店員にアレルギーがあることを伝え、原材料と混入の対策を聞く。
  4. はっきりしないときは注文しない。
  5. 呼吸が苦しいなど重い症状が出たら、すぐに111に電話する(救急(111)とHealthline)。

日本との違い・注意点

  • 日本では、容器包装された加工食品に特定原材料の表示が義務付けられています(消費者庁のページ)。NZで表示が必要なアレルゲンの一覧は日本と同じではありません。たとえば、そば(buckwheat)はNZの一覧に入っていません。
  • 包装食品の木の実は、種類ごとの決められた名前(例:almond、cashew)で表示されます。英語名で確認してください。
  • 外食の料理にはラベルがありません。ただし、店は表示するか、聞かれたら伝える必要があります。遠慮せずに聞いてください。
  • 「may contain」の表示がなくても、混入がないとは限りません。
  • 食物アレルギーの診断や対応は、GPなどの医療機関に相談してください。

関連項目

内容の誤りや古い情報に気づいたら、教えてください。公式の情報と照らし合わせて修正します。 誤りを報告する