マオリ語を学ぶ(Learning te reo Māori)
マオリ語は、公的な教育機関の無料講座や、オンライン辞書を使って学べます。テ・ワーナンガ・オ・アオテアロア(Te Wānanga o Aotearoa)には授業料のかからない入門講座がありますが、受講できるのはNZ市民・永住者などに限られます。NZに住んでいて、マオリ語を学びたい人向けです。
詳細
あいさつや発音の基本はテレオ・マオリの基本表現と地名の読み方に、地名の読み方はマオリ語の地名の読み方にまとめています。この記事では、学ぶための講座や道具を紹介します。
テ・ワーナンガ・オ・アオテアロアの講座
テ・ワーナンガ・オ・アオテアロア(Te Wānanga o Aotearoa)は、全国80か所以上に拠点がある高等教育機関です。マオリ語の講座を、入門から大学院レベルまで開いています。
入門〜中級(レベル1〜4)の講座には、授業料がかからない(No fees)ものが多くあります。
| 講座 | レベル | 受講の形 |
|---|---|---|
| Papa Reo | 1 | 自宅学習、またはオンライン |
| Te Ara Reo Māori | 1〜4 | オンライン(フルタイム・パートタイム) |
| Te Kahupapa o te Reo | 1〜2 | 教室 |
| Te Pūtaketanga o te Reo | 3〜4 | 教室、または泊まり込み(noho) |
一覧と最新の内容はTe Wānanga o Aotearoaのマオリ語講座のページで確認してください。
入門講座の例:Te Ara Reo Māori レベル1(パートタイム)
2026年10月時点の内容です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 期間 | 38週間 |
| 学び方 | 週3時間のオンライン授業と、週14時間ほどの自習 |
| 授業料 | かからない |
| 内容 | 発音とあいさつ、数と自己紹介、人や物の言葉、時・曜日・季節の表現 |
受講できるのは、次の条件を全て満たす人です。
- 16歳以上
- NZ市民・永住者(クック諸島、ニウエ、トケラウの国民を含む)、またはオーストラリア市民・永住者
- NZに住んでいる
- マオリ語をほとんど、または全く知らない
募集の時期は講座ごとに違います。2026年10月時点では、この講座の申し込みは締め切られていて、後日受け付けが始まると案内されています。詳しくは講座のページで確認してください。
オンライン辞書:Te Aka Māori Dictionary
Te Aka Māori Dictionaryは、マオリ語⇔英語の両方向で引けるオンライン辞書です。
- 植物、動物、星、地名、文化の言葉についての説明があります。
- 文法の説明や例文、慣用句も載っています。
- iOS・Android用のアプリがあります。
マオリ語週間(Te Wiki o te Reo Māori)
マオリ語週間は、マオリ語を使い、広めるための週です。マオリ語委員会(Te Taura Whiri i te Reo Māori)が毎年テーマを決めます。
2026年は9月14日から20日まででした。テーマは「Tāone Reo Māori」で、マオリ語が生きている町や地域に光を当てました。地域で始めるための資料やアイデアは、委員会のページから案内されているreomaori.co.nzにあります。2027年の日程は、Te Taura Whiri i te Reo Māoriのページなどで発表を確認してください。
手順
- あいさつと発音の基本を覚える(テレオ・マオリの基本表現と地名の読み方)。
- 分からない言葉はTe Aka Māori Dictionaryで調べる。
- 講座で学びたい人は、Te Wānanga o Aotearoaの講座のページで、レベル・受講の形・受講条件・募集時期を確認する。
- マオリ語週間など、地域の催しに参加して実際に使ってみる。
費用
- Te Wānanga o Aotearoaのレベル1〜4の講座の多くは、授業料がかかりません(2026年10月時点)。受講条件を満たす必要があります。
- レベル5以上の講座の費用は、講座のページで確認してください。
日本との違い・注意点
- マオリ語はNZの公用語の一つです。地名や公共の表示にもマオリ語が使われています。
- 授業料のかからない講座でも、受講できるのはNZ市民・永住者などに限られます。ワーキングホリデーや学生ビザなど、一時的なビザで滞在している人は、講座ごとの受講条件を確認してください。
- 講座によっては、マラエ(marae)などに泊まり込んで学ぶ形(noho)があります。マラエでの作法はマラエ訪問のマナーを参照してください。