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生活インフラ / 電気・ガス

水道料金(Water charges)

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概要

NZの水道料金の仕組みは地域で違います。オークランドではWatercareが使用量に応じて請求し、他の多くの地域では固定資産税(rates)などで賄われます。賃貸の場合、テナントが払うのは、専用のメーターがあり使用量で請求される水道代だけです。

詳細

仕組みは地域で違う

NZの水道は、地域ごとのカウンシル(市や地区の役所)や、その水道事業者が運営しています。料金の仕組みは主に次の2つです。

仕組み内容例
使用量に応じた請求水道メーターの量に応じて、水道事業者が請求するオークランド(Watercare)
固定資産税(rates)などで賄う物件の所有者が払うレイツなどに水道代が含まれるクライストチャーチ

自分の地域の仕組みは、カウンシルか水道事業者のページで確認してください。

オークランド:Watercare

オークランドでは、Watercareが水道と下水(wastewater)の料金を請求します。2026年7月1日からの家庭向けの料金は次のとおりです(GST込み)(Watercareの料金表)。

項目料金
水道(使用量)1,000リットルあたりNZ$2.46
下水(固定、メーターあり)1年NZ$355.90
下水(使用量、メーターあり)1,000リットルあたりNZ$4.28
下水(メーターなし)1住戸あたり1年NZ$1,094.51
  • 下水の使用量は、使った水の78.5%として計算します(集合住宅などは95%などの例外あり)。
  • 請求書の使用量は、実際のメーターの値か、最近の使用量から出した推定値です。推定と実際の差は、次の請求で自動的に調整されます(Watercareの請求書の説明)。
  • 支払いが遅れると、管理手数料がかかります。

クライストチャーチ:レイツと超過分の請求

クライストチャーチ市では、通常の水道代はレイツで賄われています。2022年10月から、1日の許容量を超えて水を使った家庭には、超過分の料金が物件の所有者に請求される仕組みがあります(クライストチャーチ市のニュース)。許容量や料金は、市のページで最新の情報を確認してください。

ウェリントン地域:Tiaki Wai

ウェリントン、ポリルア、ロウワーハット、アッパーハットでは、2026年7月1日からTiaki Waiが水道事業を担っています。Tenancy Servicesによると、請求する組織が変わっただけで、所有者とテナントの負担の決まりは変わりません。メーターのない物件の水道代は所有者が払い、テナントに請求することはできません(Tenancy Servicesのニュース)。

賃貸の場合:誰が払うか

賃貸物件の水道代は、法律で負担が決まっています(Tenancy Servicesのページ)。

料金払う人
使用量に応じた水道代(metered)次の3つの条件をすべて満たすときだけテナント。それ以外は家主
固定料金(住んでいるかに関係なくかかるもの)家主
固定料金(住んでいるときだけかかるもの)テナント

テナントが使用量の水道代を払う3つの条件は次のとおりです。

  1. 物件に専用の水道メーターがある
  2. 水道事業者がメーターの使用量で料金を計算している
  3. 料金がそのテナントの使用分だけだと分けられる

支払いの方法にも決まりがあります。

  • 家主が水道事業者に請求額の全額を払います。水道の契約をテナントの名義にすることはできません。
  • 家主は、テナントの負担分を回収するために、請求書の写しを定期的にテナントに送ります。
  • テナントが払わない場合は契約違反になり、家主は是正の通知(notice to remedy)を出し、解決しなければテナンシー審判所(Tenancy Tribunal)に申し立てられます。

タンクの水の場合

雨水などのタンクを使う物件では、家主は入居時にタンクを満たしておきます。その後の補充はテナントが手配します。ポンプの維持は家主の責任です。

手順

賃貸で水道代を確認する

  1. 物件に専用の水道メーターがあるかを確認する。
  2. その地域の水道料金の仕組み(使用量か、レイツか)を確認する。
  3. 家主から届いた請求書の写しで、テナントの負担分(使用量の分)だけが請求されているかを確認する。
  4. 疑問があれば、家主に確認し、解決しなければTenancy Servicesに相談する。

費用

オークランド(Watercare)の家庭向け料金(2026年10月時点、GST込み)です。

項目料金
水道(使用量)1,000リットルあたりNZ$2.46
下水(使用量)1,000リットルあたりNZ$4.28(使った水の78.5%で計算)
下水(固定)1年NZ$355.90

他の地域の料金は、各カウンシルか水道事業者のページで確認してください。

日本との違い・注意点

  • NZの賃貸では、水道の契約者は家主です。テナントの名義では契約できず、テナントは家主から請求を受けます。
  • 賃貸でテナントが払うのは、専用メーターで測った使用量の分だけです。下水の固定料金などを請求された場合は、Tenancy Servicesのページで負担の決まりを確認してください。
  • 同じNZでも地域で仕組みが大きく違います。引っ越すときは、新しい地域の仕組みを確認してください。
  • 個別の契約や請求のトラブルは、Tenancy Servicesに相談してください。この記事は制度の説明です。

関連項目

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