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生活インフラ / 電気・ガス

停電のとき(Power outages)

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kWh
概要

停電したら、契約している電力の小売会社か、地域の配電会社(lines company)に問い合わせます。医療上の理由で電気が必要な人は、小売会社に登録しておきます。ただし登録しても電気が止まらない保証はないため、停電時の計画が必要です。冷凍庫・冷蔵庫はなるべく開けないようにします。

詳細

小売会社と配電会社の違い

NZの電気には、役割の違う2種類の会社が関わっています(Electricity Authorityのページ)。

会社役割
小売会社(retailer、power company)電気を販売し、請求や顧客対応をする。契約するのはこの会社
配電会社(lines company、distributor)送電網から家までの電線を作り、維持する。地域ごとに決まっている

小売会社の選び方は電気・ガスの契約を見てください。

停電したら

電力の規制機関であるElectricity Authorityは、停電のときは小売会社か地域の配電会社に問い合わせるよう案内しています。地域の配電会社は、Electricity Authorityの停電のページにある配電会社の地図から調べられます。

医療上の理由で電気が必要な人(medically dependent consumer)

健康に深刻な害が出ないように電気が必要な人を、医療依存の消費者(medically dependent consumer)といいます(Electricity Authorityのページ)。

登録の流れは次のとおりです。

  1. 小売会社に、医療上の必要があることを伝える。
  2. 緊急時の対応計画(emergency response plan)のひな形を受け取る。
  3. 医療従事者に、公式の書式で確認してもらう。
  4. 記入した確認書を小売会社に出す。

登録した人がいる家庭は、料金を払えないときでも電気を止められません。ただし、料金を払う義務は残ります。この保護は後払い(postpay)のプランに適用されるため、前払い(prepay)のプランより後払いのプランのほうが安全だと説明されています。

注意点は次のとおりです。

  • 登録しても、電気が止まらない保証はありません。天候、設備の被害、発電の不足などで停電することがあります。停電に備えた計画を作っておく必要があります。
  • 小売会社を乗り換えたときは、新しい会社にも伝える必要があります。伝えないと、新しい会社は分かりません。
  • 登録した人が停電にあったときは、すぐに小売会社に連絡します。つながらないときは、Utilities Disputes(0800 22 33 40)に連絡できます。

冷蔵庫・冷凍庫の食品

第一次産業省(MPI)は、停電のときの食品について次のように案内しています(MPIのページ)。

  • 冷蔵庫と冷凍庫は、できるだけ開けないようにして、冷たさを保つ。
  • 傷んだ食品や腐った食品は、ほかの食品を傷める前に捨てる。においや見た目、色が変わったものや、ぬめりのあるものに注意する。
  • 解けた食品は再冷凍しない。ただし、まだ氷の結晶が付いていて、包装が破れたり開いたりしていなければ、再冷凍できる。
  • 冷凍していて解けた食品は、冷蔵庫などで冷やしておけば使える。

ノースランド地方カウンシルの停電時の食品の安全のページでは、目安を次のように説明しています。

状態目安
開けていない冷蔵庫少なくとも2時間は冷たさを保つ
半分ほど入った冷凍庫24時間まで
いっぱいに入った冷凍庫48時間
5℃以上に2時間を超えて置かれた食品食中毒を起こす微生物が増えるおそれが大きくなる

補償

Electricity Authorityによると、電力会社は通常、停電による営業上の損失や不便を補償しません。

Utilities Disputesの補償の案内では、電気とガスは消費者保証法(Consumer Guarantees Act 1993)の7A条で、一定の品質を満たす必要があると説明しています。供給の問題で物が壊れたり、食品が傷んだりしたときは、補償を受けられることがあります。

  • まず請求書を出している小売会社に、被害の内容と証拠(写真、見積もり、領収書)、日時を伝えます。
  • 納得できないときは、無料の独立機関Utilities Disputes(0800 22 33 40)に相談できます。
  • 加入している保険会社にも連絡してください。

手順

  1. 停電したら、小売会社か地域の配電会社の情報を確認する。
  2. 冷蔵庫と冷凍庫はできるだけ開けない。
  3. 医療上の理由で電気が必要な人は、すぐに小売会社に連絡する。
  4. 電気が戻ったら、食品の状態を確認し、解けた食品は再冷凍しない。
  5. 物が壊れたときは、小売会社に証拠を付けて連絡する。

費用

  • Utilities Disputesへの相談:無料(2026年10月時点)

日本との違い・注意点

  • NZでは、電気を売る小売会社と、電線を管理する配電会社が別の会社です。停電の問い合わせ先には配電会社も含まれるため、自分の地域の配電会社を調べておいてください。
  • 医療上の理由で電気が必要な人は、小売会社への登録が必要です。乗り換えたときは、新しい会社にも登録し直してください。
  • 停電や災害への備え(水や食料など)は地震・津波の備えも見てください。

関連項目

内容の誤りや古い情報に気づいたら、教えてください。公式の情報と照らし合わせて修正します。 誤りを報告する