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医療・保険 / 医療制度

歯科(Dental care)

概要

NZでは、大人の歯科治療は原則として自己負担です。18歳の誕生日までの子どもは、基本的な歯科治療が無料で、0800 TALK TEETHに電話して登録します。収入の少ない大人にはWork and Incomeの支援、事故による歯のけがにはACCの補助があります。

詳細

大人は原則として自己負担

NZでは、大人の歯科治療は、公的な支援の対象にならない限り自分で払います(govt.nzのページ)。料金は歯科医院ごとに違うので、受診の前に確認してください。分割払いができる歯科医院もあります。

在ニュージーランド日本国大使館は、歯科治療はかなり高額になると案内しています。大使館のページでは、目安として定期検診がNZ$100以上、虫歯の治療が数百ドル、矯正が数千ドルと書かれています(大使館のページ)。

18歳までの子どもは基本的な歯科が無料

NZの子どもは、0歳から18歳の誕生日まで、基本的な歯科(oral health)のサービスを無料で受けられます(HealthEdの資料)。この制度はTalk Teethとも呼ばれます。

年齢・学年受診先
未就学児・小学生(Year 8まで)地域の公的な歯科サービス(community oral health service)。学校の歯科診療所などで受ける
Year 9から18歳の誕生日までHealth NZと契約している歯科医院から自分で選ぶ
  • 登録は0800 TALK TEETH(0800 825 583)に電話します。担当者が手続きを説明し、用紙を送ってくれます。
  • Year 9以上の子どもは、選んだ歯科医院に用紙を渡します。
  • 対象となる条件があります。登録のときに確認してください。

例えばオークランドの公的な歯科サービス(Auckland Regional Dental Service)では、オークランドの病院で生まれた赤ちゃんは自動的に登録されます。検診、レントゲン、予防の処置、詰め物(充填)が無料の対象です(Auckland Regional Dental Serviceのページ)。

大人への公的な支援

govt.nzでは、次のような人に支援がある場合があると案内しています。

  • Community Services Card(低所得者向けのカード)を持っている人:地域の病院で歯科治療を受けられる場合があります
  • 65歳以上の人
  • 退役軍人
  • 障害や病気のある人
  • けがや事故で治療が必要な人

Work and Incomeの歯科治療の支援

Work and Income(社会開発省の窓口)は、急いで必要な歯科治療の費用を支援しています。2026年10月時点の主な条件は次のとおりです(Work and Incomeのページ)。

  • 16歳以上であること
  • NZ市民または永住者で、NZに普段住み、住み続ける予定であること
  • すぐに必要で欠かせない歯科治療であること
  • 収入と資産が基準以下であること
対象になる治療の例対象にならない治療の例
抜歯、詰め物、根管治療(奥歯以外)、感染の治療検診、見た目のための治療、クリーニング、矯正、入れ歯

52週間でNZ$1,000まで申請でき、この金額までは返す必要がありません。超える分は、状況により返済が必要になる場合があります。歯科医に治療内容の用紙を書いてもらい、MyMSD、電話、窓口で申し込みます。

事故による歯のけがはACC

事故やスポーツ、医療・歯科の治療が原因で歯をけがした場合は、ACC(事故補償制度)の対象になることがあります。虫歯、普段の使用によるすり減り、歯周病は対象外です(ACCの資料)。

  • 多くの場合、ACCは費用の一部を払い、残りは自己負担です。
  • 申請の用紙は歯科医が手伝ってくれます。
  • 根管治療、クラウン、ブリッジ、専門医の治療などは、事前にACCの承認が必要です。

ACCについてはACC(事故補償制度)を参照してください。

歯科医の登録を確認する

NZの歯科医や歯科衛生士などは、歯科評議会(Dental Council)に登録されています。歯科評議会の登録簿で、登録されているかを調べられます。

手順

  1. 住まいの近くの歯科医院を探し、料金を確認する。
  2. 子どもがいる場合は、0800 TALK TEETH(0800 825 583)に電話して登録する。
  3. 大人で費用の支払いが難しい場合は、Work and Incomeの条件を確認する。
  4. 事故で歯をけがした場合は、歯科医にACCの申請を相談する。

費用

対象費用
18歳の誕生日までの子ども基本的な歯科は無料
大人原則として自己負担(料金は歯科医院ごと)
支援の条件を満たす大人Work and Incomeが52週間でNZ$1,000まで支援(返済不要)
事故による歯のけがACCが費用の一部を負担

2026年10月時点の情報です。

日本との違い・注意点

  • 在ニュージーランド日本国大使館は、歯科治療はNZの一般的な医療保険でカバーされないこともあり、かなり高額になると案内しています(大使館のページ)。
  • 大人の歯科は、公的医療の対象者(市民や永住者)でも原則として自己負担です。
  • 民間の医療保険でも、歯科は対象外になっていることがあります(民間の医療保険)。保険の内容を確認してください。
  • 子どもの無料の歯科は、自分で登録しないと始まらない場合があります。早めに0800 TALK TEETHに連絡してください。
  • 自分の治療の内容や支援の対象かどうかは、歯科医やWork and Incomeに相談してください。この記事は制度の説明です。

関連項目

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