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NZのカフェ文化(Café culture)
概要
NZでは、新鮮な豆で入れるエスプレッソのカフェが1980年代末から広がり、1990年代以降に新しいコーヒー文化が生まれました。代表的な飲みものは、ダブルショットのエスプレッソに温めて泡立てた牛乳を注ぐフラットホワイトです。旅行者と在住者向けに、歴史と楽しみ方の注意点をまとめます。
詳細
フラットホワイト(flat white)
フラットホワイトは、ダブルショットのエスプレッソに、温めて泡立てた牛乳を注いだコーヒーです。
NZの百科事典Te Araによると、NZとオーストラリアの両方が、フラットホワイトを生んだのは自分の国だと主張しています。Te Araは、おそらくオーストラリアで生まれ、NZ、特にウェリントン(Wellington)で完成された、両国の共同の発明だと説明しています。今では世界中で飲まれています。
コーヒーが広まるまで
NZでは、長く紅茶のほうが親しまれていました。Te Araによると、コーヒーの歴史は次のとおりです。
| 時期 | できごと |
|---|---|
| 19世紀 | コーヒーはあったが、輸入税で高く、紅茶ほど人気がなかった。1890年代半ば〜後半の1人あたりの年間消費量は、コーヒー0.2kg、紅茶2.6kg |
| 1940年代 | 第二次世界大戦中にNZに駐留した米兵の影響で、コーヒーの人気が高まった。ヨーロッパからの移民も、質のよいコーヒーを広めた |
| 1950年代 | 今のカフェに近い店が、主にコーヒーを出す店として開店し始めた |
| 1960年代 | インスタントコーヒーが登場し、家庭でも手軽に飲まれるようになった |
| 1970年代 | 酒類の規制が緩んだ後、カフェが減った |
| 1980年代 | カフェが再び現れ始めた。1980年には、コーヒーと紅茶の1人あたりの消費量が同じ年2.5kgになった |
| 1990年代〜2000年代 | エスプレッソのカフェが増え、新しいコーヒー文化が生まれた。2009年の1人あたりの消費量は年4kg |
ウェリントンのカフェ
ウェリントン市(Wellington City Council)のコーヒーの歴史のページと、文化遺産省のNZHistoryによると、歩みは次のとおりです。
- 1950年代:ヨーロッパからの移民が、新しいスタイルのコーヒーハウスを開きました。当時の多くの店はフィルターコーヒーを出していました。
- 1960年代〜1970年代:テレビの普及や、1967年の住民投票による酒類の営業時間の変更などで、コーヒーハウスが減りました。
- 1989年:キューバ・ストリート(Cuba Street)にミッドナイト・エスプレッソ(Midnight Espresso)が開店しました。Te Araは、挽きたての豆で入れるエスプレッソの復活を告げた店の1つとしています。
- 1990年代以降:コーヒーを焙煎する店やカフェが次々に開き、国内最大のコーヒーフェスティバル「Caffeination」も開かれています。
日本との違い・注意点
- NZのカフェ文化は、1990年代以降に広がったエスプレッソのカフェが土台です。フラットホワイトの名前は、NZとオーストラリアで生まれたものです。
- カフェの営業時間は店によって違います。訪ねる前に、店の公式サイトなどで確認してください。
- NZではチップは義務ではありません。祝日にはサーチャージ(追加料金)がかかる店もあります。詳しくは外食の基本(Tipping・BYO)を見てください。
- NZを代表する食べものはNZの食べものにまとめています。
関連項目
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