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教育・子育て / 大学・高等教育

NZの大学の仕組み(Universities in New Zealand)

留学
概要

NZには8つの大学があります。学位はNZ資格枠組み(NZQCF)でレベル分けされ、学士はレベル7、優等学位(Honours)はレベル8、修士はレベル9、博士はレベル10です。留学生の学費はコースや大学によって違います。大学進学を考える留学生と保護者向けの解説です。

詳細

8つの大学

NZの大学は次の8校です(アルファベット順)。

大学英語名
オークランド工科大学(AUT)Auckland University of Technology
リンカーン大学Lincoln University
マッセー大学Massey University
オークランド大学The University of Auckland
カンタベリー大学The University of Canterbury
オタゴ大学The University of Otago
ワイカト大学The University of Waikato
ヴィクトリア大学ウェリントンVictoria University of Wellington

大学の一覧と各校の情報は、政府の留学情報サイトStudy with New Zealandで確認できます。

学位の種類とレベル

NZの資格は、NZ資格・クレデンシャル枠組み(New Zealand Qualifications and Credentials Framework、NZQCF)でレベル1〜10に分けられています。大学の学位は次のとおりです。

レベル主な資格
7学士(Bachelor’s Degree)、Graduate Certificate、Graduate Diploma
8優等学士(Bachelor Honours Degree)、Postgraduate Certificate、Postgraduate Diploma
9修士(Master’s Degree)
10博士(Doctoral Degree)

単位と期間の目安

NZQAの基準では、1年間のフルタイムの学習はおよそ120単位(credit)です。

  • 学士:最低360単位です。工学、医療、法学など専門職の学位では、さらに多くの単位が必要な場合があります。
  • 優等学士(Honours):学士の後に続けて取る場合は、レベル8で最低120単位です。研究の要素を含みます。学士と一体になったコースもあります。
  • 修士:コースと本人の学歴によって、1年、18か月、2年のいずれかです。授業中心の修士(taught)と、研究中心の修士(research)があります。修士課程に入るには、学士かそれ以上の学位が必要です。
  • 博士(PhD):レベル10で最低360単位です。

学期

学期の区切りは大学ごとに決まっています。例として、オークランド大学の2026年の主な学期は次のとおりです。

期間開始終了
Summer School1月5日2月18日
Semester One3月2日6月29日
Semester Two7月20日11月16日

同大学には四半期制(Quarter)のコースもあります。ほかの大学の日程は、各大学のサイトで確認してください。

入学の条件

  • NZの高校から進む場合は、University Entrance(UE)が最低条件です。詳しくはNCEAを参照してください。
  • 学部やコースによっては、大学が独自の条件を設けています。
  • 留学生の英語力の条件や、海外の学歴の扱いは大学ごとに違います。志望する大学に確認してください。

ポリテクニックの再編

大学のほかに、職業教育を行うポリテクニック(polytechnic)などがあります。2026年1月1日に職業教育の制度が変わりました。

  • 10のポリテクニックが地域ごとに再び設立されました。
  • 全国組織だったTe Pūkengaは、移行のための組織(NZIST)となり、2027年3月31日までに廃止される予定です。

詳しくは教育省の職業教育改革のページで確認してください。

費用

留学生の学費

  • 留学生の学費は、コースの種類、大学、期間によって違います。金額は各大学のサイトで確認してください。
  • 博士課程(PhD)の留学生は、国内学生と同じ学費です。
  • 生活費の目安として、大学は年NZ$18,000〜27,000程度と示しています(大学によって異なります)。
  • 学生ビザでは、1年目の生活費としてNZ$20,000を用意していることを示す必要があります。

いずれも2026年10月時点です。Study with New Zealandの学費と生活費のページで確認してください。ビザについては学生ビザを参照してください。

国内学生の最終学年無償化(Fees Free)

居住などの条件を満たす人には、学費の補助制度「Fees Free」があります(2026年10月時点)。

  • 最終学年の学費(職業訓練では最後の2年分)が、修了後に払い戻されます。学費はいったん自分で払います。
  • 2025年1月1日以降に最終学年を始め、2026年12月31日までに修了した場合が対象です。
  • 2027年以降に修了する場合は対象外です。
  • 原則として初めて高等教育を受ける人が対象で、居住の条件もあります。申請はIRDのmyIRで行います。

条件はIRDのFees Freeのページで確認してください。

日本との違い・注意点

  • 学士は3年が基本:NZの学士は最低360単位(1年120単位の目安で3年分)です。専門職の学位は長くなります。
  • Honoursは別の学位:学士の後に続けて取る場合、レベル8で最低120単位(1年分の目安)です。Honoursなどがあると、修士課程が短くなる場合があります。
  • 学期の始まり:学期の日程は大学ごとに違います。例えばオークランド大学の2026年のSemester Oneは3月2日に始まりました。志望する大学の日程を確認してください。
  • 留学生の保険と規約:留学生には保険の加入などの条件があります。留学生の医療保険と留学生の保護のための規約も確認してください。

関連項目

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