チャイルドシートのルール(Child restraints)
NZでは7歳未満の子どもは、認められた基準を満たすチャイルドシートを使う義務があります。7歳の子どもは、チャイルドシートがあれば使い、なければシートベルトを使います。15歳未満の同乗者に着けさせるのは運転者の責任です。子どもを車に乗せる在住者、駐在員、旅行者向けです。
詳細
年齢ごとのルール
NZでは、座る位置に関係なく、車に乗る全員がシートベルトかチャイルドシートを使う義務があります。子どもについては、年齢で次のように決まっています。
| 年齢 | 使うもの |
|---|---|
| 7歳未満 | 認められたチャイルドシート(approved child restraint) |
| 7歳 | 認められたチャイルドシートがあれば使う。なければシートベルト |
| 8歳以上 | シートベルト |
- チャイルドシートは、年齢、体の大きさ、発達に合ったものを使います。
- 法律上の「チャイルドシート」には、乳児用・幼児用のシート、ブースターシート、子ども用に作られたシートベルトが含まれます。
- 2013年に法律が変わり、それまで「5歳未満」だった義務の対象が「7歳未満」になりました。
基本のルールはNZTAのDriving in New Zealandで確認してください。
運転者の責任
15歳未満の同乗者がシートベルトやチャイルドシートを使っているようにするのは、運転者の責任です。15歳未満の同乗者がシートベルトやチャイルドシートを着けていない場合、運転者が罰金を科されることがあります。15歳以上の人は、自分がシートベルトを着けていないと本人が罰金の対象になります(NZTAのシートベルトのページ)。
認められた基準
Plunketによると、NZで使えるチャイルドシートは、次のいずれかの基準を満たし、その表示があるものです。
| 基準 | 表示 |
|---|---|
| オーストラリア・NZ共通の基準(AS/NZS 1754) | チェックマーク(tick mark) |
| 欧州の基準(ECE 44 または ECE 129) | 丸で囲んだ「E」マーク |
| 米国の基準(FMVSS 213) | 米国の基準に加えて、NZの「S」マークが必要 |
日本から輸入された車に組み込まれたチャイルドシートについて、Plunketは、2005年2月27日より後に輸入された車は確認済みで、それより前の車は確認が必要だと説明しています。詳しくはPlunketのチャイルドシートの購入・レンタルのページで確認してください。
安全に使うための目安
Plunketは次のように案内しています。
- 後ろ向きのシートは、できるだけ長く使います。2歳を過ぎても使うのが理想的です。
- 前向きのシートは、5点式のハーネスで子どもを固定します。
- ブースターシートは、身長148cmになり、シートベルトが正しく合うかを確かめる「5ステップテスト」に合格するまで使うのがよいとされています。
- エアバッグのある助手席には、乳児用のシートを付けてはいけません。
- 取り付けは、メーカーの説明書に従います。シートがしっかり固定され、ぐらつかないことを確かめます。
中古のチャイルドシート
中古品を買う・譲り受ける場合、Plunketは次の点を確認するよう勧めています。
- NZで使える基準を満たしていること
- 説明書がその型と合っていること
- 事故に遭っていないこと
- メーカーが示す使用期間内であること
- 金属部分にさびがなく、ベルトにほつれや傷みがないこと
- カバーが純正品か、メーカーが認めた交換品であること
少しでも不安があれば、買わない・使わないよう案内されています。
相談先
Plunketには、チャイルドシートの技術者(child restraint technician)がいて、シートの選び方や取り付けの相談ができます。問い合わせはPlunketのチャイルドシートのページで確認してください。PlunketLineの電話番号は0800 933 922です。Plunket自体はチャイルドシートの貸し出しをしていません。
手順
- 子どもの年齢と体の大きさに合う種類(後ろ向き、前向き、ブースター)を選ぶ。
- 上の基準の表示があるか確認する。
- 中古品の場合は、事故の有無と使用期間を確認する。
- 説明書に従って取り付け、ぐらつかないか確かめる。
- 取り付けに不安があれば、Plunketなどの技術者に相談する。
日本との違い・注意点
- 対象の年齢が違います:日本では、6歳未満の幼児を乗せるときにチャイルドシートが必要です(警察庁のページ)。NZでは7歳未満が義務で、7歳もチャイルドシートがあれば使います。
- 日本で買ったチャイルドシート:NZで使えるのは、上の基準の表示があるものです。日本から持ってくる場合は、表示を確認してください。
- レンタカーや知人の車:子どもを乗せる場合は、基準を満たすチャイルドシートを用意してください。レンタカーについてはレンタカーを参照してください。
- ほかの交通ルールは日本と違う交通ルールを参照してください。