交通事故にあったら(After a crash)
NZで交通事故にあったら、まず止まってけが人を確認し、けが人がいれば111に電話します。けが人が出た事故は、24時間以内に警察へ届け出ます。けがの治療はACCが過失を問わず補償し、車の損害は自動車保険で対応します。運転するすべての人向けです。
詳細
事故の直後にすること
NZ警察(NZ Police)のページでは、事故にあったら次のように案内しています。
- 落ち着いて、すぐに車を止める。
- けが人がいないか確かめる。
- けが人がいれば111に電話し、警察(Police)と救急(Ambulance)を呼ぶ。
緊急でない連絡は、警察の非緊急番号105(電話またはオンライン)を使います。
相手と交換する情報
- 車が壊れた相手の運転者には、自分の氏名と住所を伝えます。
- 壊れた物(塀や建物など)の持ち主にも、氏名と住所を伝えます。
- 相手が保険に入っているか、どの保険会社かも確認します。
物を壊して持ち主が見つからない場合について、警察のページでは、事故から48時間以内に持ち主に知らせ、見つからなければ60時間以内に警察に届け出るとしています。
警察への届出
けが人が出た事故(骨折や入院など)は、できるだけ早く、遅くとも事故から24時間以内に警察に届け出ます。105に電話するか、近くの警察署に行きます。
けが人がいない軽い事故では、警察は現場に来ないことがあります。その場合も、105で警察に連絡できます。
けがはACCが補償します
事故によるけがは、ACC(Accident Compensation Corporation、事故補償公社)が補償します。ACCは過失を問わない(no-fault)制度で、旅行者を含めNZにいるすべての人が対象です。
- 公道で動いている車が関わるけがの費用は、ライセンス料(rego)とガソリン代に含まれる自動車賦課金(Motor Vehicle levy)でまかなわれています。
- 公道以外での事故(クワッドバイクなど)は、この賦課金の対象外です。
申請は、受診した医療機関が代わりにACCに行います。ACCの仕組みはACC(事故補償制度)にまとめています。
車の損害は保険で対応します
車や物の損害は、ACCの対象ではありません。自動車保険に入っている人は、保険会社に事故を知らせます。保険の請求では、警察の事件番号(Police file number)が必要になります。保険の種類は自動車保険を見てください。
手順
- 安全な場所に車を止める。
- けが人を確認する。けが人がいれば111に電話して、警察と救急を呼ぶ。
- 相手の運転者や、壊れた物の持ち主と、氏名・住所・保険会社を交換する。
- けが人が出た事故は、24時間以内に105か警察署で警察に届け出る。
- けがをした人は、GP、時間外の診療所、病院の救急外来などを受診する。医療機関がACCに申請する。
- 自動車保険に入っていれば、警察の事件番号を控えて保険会社に連絡する。
ACCの申請についての問い合わせは0800 101 996です。
費用
ACCが補償の対象と認めた場合も、診察料の一部を自分で払うことがあります。金額は医療機関に確認してください。車の修理費の自己負担は、保険の契約内容(免責額など)で変わります。
日本との違い・注意点
- けがの補償は、誰の過失かを問わずACCが行います。補償の範囲はACC(事故補償制度)で確認してください。
- Immigration NZのページによると、NZでは自動車保険への加入は義務ではありません。相手が保険に入っていないこともあるため、保険会社の情報を必ず確認してください。
- 在ニュージーランド日本国大使館の安全の手引きは、入国前に日本で海外傷害保険などに入ることを勧めています。ACCで補償されないものは旅行保険も見てください。
- 救急は111、緊急でない警察への連絡は105です。詳しくは救急(111)と電話の健康相談を見てください。
- 過失の割合や賠償について判断に迷うときは、保険会社や弁護士などの専門家に相談してください。