視力検査と健康状態(Eyesight and medical requirements)
ひとことで言うと…
NZの運転免許は、新しい免許の申請、更新、海外免許の切替のたびに視力の確認があります。運転に影響する持病がある人は診断書が必要になることがあります。75歳と80歳、その後は2年ごとの更新で、医療従事者の確認が必要です。
詳細
視力の確認が必要なとき
NZ運輸庁(NZ Transport Agency Waka Kotahi、NZTA)によると、次の手続きのときに視力の確認があります。
- 新しい免許の種類や追加の資格(endorsement)を申請するとき
- 免許を更新するとき
- 運転禁止や免許停止の後に、免許の再交付を受けるとき
- 海外の免許をNZの免許に切り替えるとき(日本の免許からの切替)
視力を示す方法
次のどれかで、視力が基準を満たしていることを示します。
- 免許の窓口(driver licensing agent)で視力検査を受けて合格する
- 視力の証明書(eyesight certificate)の原本を出す
- 診断書(medical certificate)の原本を出す
証明書と診断書は、発行から60日以内のものに限ります。NZで登録された検眼士(optometrist)か医師が発行したものが必要です。
- 窓口の視力検査に合格しなかった場合は、証明書か診断書を出すまで申請が終わらず、免許は発行されません。
- 片方の目しか見えない人は、窓口の検査ではなく、証明書か診断書を出す必要があります。
- 眼鏡やコンタクトレンズが必要な人は、運転中に必ず着けるという条件が免許に付きます。
詳しくはNZTAの視力のページで確認してください。
健康状態の申告
免許の申請書では、運転に影響する病気がないかを申告します。NZTAのロードコードには、次の例が挙がっています。
- 糖尿病
- 関節や手足の障がい
- 脳卒中・脳血管の病気
- 神経や精神の病気
- 高血圧
- てんかん・発作・けいれん
- 頭や脊椎の大きなけが
- 目の病気(白内障、物が二重に見える、緑内障など)
- 認知機能の低下
- そのほか安全な運転に影響する病気
どれにも当てはまらなければ、申告書に署名します。当てはまる場合は、診断書が必要になることがあります。大型車の免許や、旅客輸送などの資格(P・V・I・Oの各endorsement)を申請するときも診断書が必要です。
診断書は、NZで登録された医療従事者が書きます。GP(かかりつけ医)、登録看護師、ナースプラクティショナー、必要に応じて専門医です。診断書には「安全に運転できる」か、「どんな条件なら安全に運転できるか」が書かれます。
75歳以上の免許更新
NZTAによると、75歳以上の人は次の時期に免許を更新します。
- 75歳
- 80歳
- その後は2年ごと
更新のたびに、医療従事者(GPや看護師)の確認が必要です。医療従事者は診断書(DL9)に結果を書きます。結果によっては、条件付きで運転を認められたり、専門的な検査や路上での安全確認テスト(on-road safety test)を求められたりします。
- 路上での安全確認テストは約30分で、交通ルールの知識と安全な運転ができているかを見ます。合格には80%以上の得点が必要です。不合格でも、追加の費用なしでもう一度受けられます。
- 更新は誕生日の6か月前からできます。運転を続けるには、免許の期限までに更新します。
- 期限の約8週間前に、更新の案内が届きます。
詳しくはNZTAの高齢者の更新のページで確認してください。
手順
75歳以上の人が免許を更新する流れです。
- 更新の案内が届いたら、GPなどの医療従事者の確認を受け、診断書をもらう。
- 免許の窓口に本人が行き、申請する。
- 求められた場合は、路上での安全確認テストを受ける。
- 21日間有効の仮免許証を受け取る。新しい免許証は後日届く。
費用
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 75歳以上の免許更新 | NZ$21.50(路上での安全確認テストが必要な場合も含む) |
| 視力の証明書・診断書 | 本人の負担(金額は医療機関による) |
更新の手数料は2026年10月時点のNZTAのページの金額です。