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仕事・起業・税金 / 税金

タックスコードの選び方(Tax codes for individuals)

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1,234 %
概要

タックスコードは、給料から差し引く税金の率を雇用主に伝えるコードです。いちばん多い収入の仕事にはMなどの主なコード、2つ目以降の仕事にはSB・S・SH・ST・SAの副収入用コードを使います。IR330を出さないと、ACC保険料を含めて46.75%で差し引かれます(2026年10月時点)。NZで働く人向けです。

詳細

タックスコード(tax code)は、雇用主が給料からいくら税金を差し引くかを決めるためのコードです。働き始めるときに、IR330(Tax code declaration)という書類に書いて雇用主に渡します。PAYE(給与からの源泉徴収)の仕組みは所得税とPAYEを参照してください。

コードを選ぶときの基本は、次の2点です。

  • 主な収入(main income)は1つだけです。いちばん多い収入が主な収入で、ほかはすべて副収入(secondary income)です。
  • 選ぶコードは、収入の種類と、年間の見込み額で決まります。

コードが合っていないと、年度末(3月31日)に大きな追加の支払いや還付が出ることがあります。

主な収入の仕事に使うコード

コード使う人
M主な収入の仕事。学生ローンなし
M SL主な収入の仕事。NZの学生ローンあり
ME主な収入の仕事。独立所得者税額控除(IETC)の条件を満たす。学生ローンなし
ME SLMEの条件を満たし、学生ローンあり

IR330によると、ME・ME SLを使えるのは、NZの税務上の居住者で、年間の純所得がNZ$24,000〜NZ$70,000の見込みの人です。本人かパートナーがWorking for Familiesや、NZ Super・退役軍人年金(海外の同様の給付を含む)を受けている場合は、MまたはM SLを使います。

Work and Income(MSD)の主な給付(main benefit)を受けている人は、その給付にMのコードを使い、給料には副収入用のコードを使います。

副収入の仕事に使うコード(secondary tax)

すでに主な収入があり、2つ目以降の仕事をする人は、副収入用のコードを使います。選ぶ基準は、すべての収入を合わせた年間(4月1日〜3月31日)の見込み額です。

差し引かれる率は、IR335(雇用主向けガイド)の2027税年度(2026年4月1日〜2027年3月31日)の率で、ACC保険料(1.75%)を含みます(2026年10月時点)。

コード年間の見込み所得の合計差し引かれる率学生ローンあり
SBNZ$15,600以下12.25%SB SL:24.25%
SNZ$15,601〜NZ$53,50019.25%S SL:31.25%
SHNZ$53,501〜NZ$78,10031.75%SH SL:43.75%
STNZ$78,101〜NZ$180,00034.75%ST SL:46.75%
SANZ$180,001以上40.75%SA SL:52.75%

学生ローンの返済の基準額(年NZ$24,128、2027税年度)は主な仕事で使われます。副収入の仕事では、基準額に関係なく、すべての収入に12%の返済がかかります。詳しくはNZの学生ローンを参照してください。

IR330では、SB SLやS SLを使う人は返済が多くなりすぎる場合があるとして、返済の免除(repayment deduction exemption)や特別な返済率(special repayment deduction rate)を案内しています。

そのほかのコード

コード使う場面
ND非通知(non-notified)。IR330を出さない、または記入が不十分な場合に雇用主が使う。ACC保険料を含めて46.75%
CAE臨時の農作業をする人、羊毛刈りの人(shearer)・作業場の手伝い(shed-hand)
EDW選挙の日の仕事をする人
NSW園芸・ぶどう栽培の認定季節労働者(recognised seasonal worker)のビザなどを持つ人
STCテーラード(個別)タックスコード。IRDの証明書が必要
WT請負の源泉徴収(schedular payments)の収入

ND(非通知税率)は所得税45%にACC保険料を加えた率です。IRD番号がまだない人は、早めにIRD番号を取得してください。

テーラード(個別)タックスコード(tailored tax code)

標準のコードでは、年度末に大きな還付や追加の支払いが出そうな人は、自分に合わせたコードを申請できます。

  • 申請できるのは個人だけです。事業者や団体は申請できません。
  • myIRの所得税のアカウントで「More…」→「Manage account」の「Tailored tax code application」から申請します。郵送の場合はIR23BSを使います。
  • IRDは、受け付けてから10営業日以内に、手紙と証明書(certificate)を送ります。2月・3月の申請は時間がかかることがあります。
  • 証明書を雇用主に見せると、その率で差し引かれます。
  • 税の年度(4月1日〜3月31日)ごとに申請し直す必要があります。

手順

  1. IRDのタックスコードのページの判定ツールか、IR330の判定表でコードを選ぶ。
  2. IR330に氏名・IRD番号・コードを書いて、雇用主に渡す。
  3. 給与明細で、差し引かれている額を確認する。
  4. 状況が変わったら、新しいIR330を雇用主に渡す。

コードを変えるべき主な場面は、次のとおりです。

  • 学生ローンを借りた、または返し終わった
  • 年間の見込み収入が変わった
  • 2つ目の仕事を始めた、仕事を変えた

IRDがコードが合っていないと判断した場合は、IRDから連絡が来ることがあります。

日本との違い・注意点

  • NZでは、タックスコードを自分で選んで雇用主に伝えます。選び間違えると、年度末に追加の支払いが出ることがあります。
  • 副収入用のコードは「その仕事の収入」ではなく「すべての収入を合わせた年間の見込み額」で選びます。
  • 学生ローンがある人は、主な仕事でも副収入の仕事でも「SL」の付いたコードを使います。返し終わったらコードを変えます。
  • IR330を出さないと、46.75%(ACC保険料込み)で差し引かれます。
  • 自分に合うコードがわからない場合は、IRD(0800 227 774)か税理士(tax agent)に確認してください。

関連項目

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