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仕事・起業・税金 / 税金

NZの学生ローンと返済(Student loans when living in New Zealand)

在住留学
概要

NZの学生ローンはStudyLinkが貸し、返済と利子はIRDが管理します。NZに住んでいる間は利子がかかりません。給料などが年NZ$24,128を超えると、超えた分の12%を返済します(2027税年度、2026年10月時点)。NZに住んで学生ローンを借りる人・返す人向けです。

詳細

NZの学生ローン(Student Loan)は、StudyLinkが貸し付けます。借りた後の返済と利子は、IRD(Inland Revenue、内国歳入庁)が管理します。学生手当(Student Allowance)とあわせた説明は学生手当と学生ローンを参照してください。

借りられる人

StudyLinkの学生ローンのページによると、主な条件は次のとおりです(2026年10月時点)。

  • NZ市民であるか、永住ビザ(residence visa)を持ってNZに3年以上通常居住している
  • 認められた課程に在籍している(年2 EFTSまで)
  • 破産していない、過去のローンの返済が大きく遅れていない

18歳未満の人は親の同意が必要です。

使える費用

区分内容(2026年10月時点)
学費(course fees)必須の授業料など
授業に関わる費用(course-related costs)年NZ$1,000まで(本、パソコンなど)
生活費(living costs)週NZ$333.48まで(フルタイムの学生)

寮(hostel、hall of residence)の費用などをまとめて払うための貸付はありません。複数年の課程でも、毎年申し込む必要があります。

利子(NZに住んでいる場合)

NZに住んでいる借り手(New Zealand-based borrower)のローンには利子がかかりません。海外に住むと利子がかかります。海外に移る場合の扱いはNZの学生ローンと海外在住を参照してください。

返済額(給料・賃金の場合)

給料や賃金から返済額が差し引かれます。2027税年度(2026年4月1日〜2027年3月31日)の返済の基準額は次のとおりです(2026年10月時点)。

期間基準額
年間NZ$24,128
週払いNZ$464
2週払いNZ$928
4週払いNZ$1,856
月払いNZ$2,010.66
  • 主な仕事:給料のうち、支払期間ごとの基準額を超えた分の12%が差し引かれます。
  • 2つ目以降の仕事:基準額は主な仕事で使われるため、その仕事の収入すべてに12%がかかります。

差し引いてもらうには、雇用主にSLの付いたタックスコード(M SL、ME SL、S SLなど)を伝えます。選び方はタックスコードの選び方を参照してください。MSDの給付(benefit)には返済はかからないため、給付だけの人はMのコードを使います。

主な仕事の収入が基準額より少ない場合の特別な返済率(special deduction rate)や、季節労働などで支払期間の基準額は超えても年間の基準額を超えない場合の免除(exemption)もあります。

返済額(自営・その他の所得の場合)

自営、請負、家賃収入、利息・配当などの所得(adjusted net income)がある人は、自分で返済します。

  • 年間の返済額は、年間の基準額(NZ$24,128)を超えた分の12%です。
  • 給料以外の所得がNZ$500以上で、給料と合わせて年間の基準額を超える場合は、年度末の返済(end-of-year repayment)が必要です。
  • 年度末の返済額がNZ$1,000以上になると、翌年度は中間返済(interim repayments)が必要です。
返済期限
中間返済1月15日
年度末の返済2月8日

手数料と延滞利子

項目内容(2026年10月時点)
設定手数料(establishment fee)NZ$60(初回のみ)
管理手数料年NZ$40(3月31日時点の残高がNZ$20以上の場合。設定手数料がかかる年は除く)
延滞利子年9.6%(期限を過ぎた額がNZ$334以上の場合)。分割払いの取り決めを守っている場合は年7.6%

返済額を増やして早く返す(extra repayments)こともできます。

手順

  1. StudyLinkで、借りられる条件に当てはまるか確認し、申し込む。学生ローンの契約書に署名する。
  2. 働くときは、雇用主にSLの付いたタックスコードを伝える。
  3. 自営などの所得がある人は、期限までに自分で返済する。
  4. 返し終わったら、SLの付かないタックスコードに変える。
  5. 海外に移る予定がある人は、出国前にIRDの案内を確認する(NZの学生ローンと海外在住)。

費用

項目金額(2026年10月時点)
利子(NZ在住)なし
返済率基準額(年NZ$24,128)を超えた所得の12%
設定手数料NZ$60(初回のみ)
管理手数料年NZ$40(条件あり)

日本との違い・注意点

  • NZの学生ローンは、返済額が所得に応じて決まります。主な仕事の給料が支払期間の基準額以下なら、その給料からの返済はありません。
  • 給料からの返済は、タックスコードをもとに雇用主が差し引きます。コードが合っていないと、年度末に大きな請求が出ることがあります。
  • NZに住んでいる間は利子がかかりませんが、海外に住むと利子がかかり始めます。
  • 自分が借りられるか、返済額がいくらかは、StudyLinkかIRDに確認してください。

関連項目

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