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教育・子育て / 大学・高等教育

学生手当と学生ローン(StudyLink: Student Allowance and Student Loan)

在住留学
$ NZ$¥
概要

StudyLinkは、大学などで学ぶ人に、返済不要の学生手当(Student Allowance)と学生ローン(Student Loan)を提供しています。NZ国籍の人か、NZに3年以上住み永住ビザを3年以上持っている人などが対象です。学生ローンは、NZに住んでいる間は利子がかかりません(2026年10月時点)。

詳細

StudyLinkは、学生への経済的な支援の窓口です。主な支援は次の2つです。

支援内容返済
学生手当(Student Allowance)生活費を助ける週ごとの支給不要
学生ローン(Student Loan)学費、授業に関わる費用、生活費の貸付必要

居住の条件(共通)

学生手当と学生ローンの両方に、居住の条件があります(StudyLinkの居住の条件のページ)。

  • NZ国籍の人
  • または、NZに通常住んでいて(ordinarily resident)、次の両方を満たす人
    • NZに3年以上住んでいる
    • 永住ビザ(residence class visa)を3年以上持っている

難民や保護対象者、Christchurch Response Visa、Afghan Emergency Resettlement Visaなどの人には、別の扱いがあります。これらの条件に当てはまらない人は対象になりません。

学生手当(Student Allowance)

StudyLinkの学生手当のページによると、主な条件は次のとおりです。

  • 原則18〜65歳(16〜17歳も条件によって対象)
  • 原則フルタイムで学ぶ(条件によってパートタイムも可)
  • 認められた教育機関の、認められたコースで学ぶ(学部レベル7以下、優等学位(Bachelor with honours)、中等学校など)
  • 本人の収入で金額が変わる
  • 24歳未満で子どもがいない人は、親の収入も審査される
  • 本人とパートナーがともに24歳以上の場合や、子どもを養っている場合は、パートナーの収入も審査される
  • 以前に受けたことがある人は、成績の条件と、受けられる週数の上限がある

支給は授業の2週目から、後払いで始まります。1年を超えて学ぶ場合は、毎年申請し直します。

学生手当の上限額

2026年4月1日からの週あたりの上限額です(M税コードの場合)。収入や親の収入によって減ることがあります。

区分税引き後税引き前
単身・24歳未満(親と別に住む)NZ$333.38NZ$378.64
単身・24歳以上(親と別に住む)NZ$380.43NZ$435.67
単身・子どもありNZ$535.97NZ$624.21
パートナーあり・子どもなし(パートナーは学生でない)NZ$664.49NZ$779.99
パートナーあり・子どもあり(パートナーは学生でない)NZ$698.07NZ$820.69

2026年10月時点の金額です。親と同居する場合など、ほかの区分はStudyLinkの金額のページで確認してください。

学生ローン(Student Loan)

StudyLinkの学生ローンのページによると、次の3つに使えます(2026年10月時点)。

項目上限
学費(compulsory course fees)必須の学費
授業に関わる費用(course-related costs)年NZ$1,000まで(本、パソコンなど)
生活費(living costs)週NZ$333.48まで(フルタイムの学生)
  • 寮などの宿泊費をまとめて払う費用には使えません。
  • 学生手当と生活費の貸付を両方受ける場合、合計は週NZ$333.48までです。
  • 学費は年2 EFTS(約240ポイント/単位)までの学業が対象です。
  • 18歳未満は親の同意が必要です。55歳以上は学費だけ借りられます。
  • 中等学校の生徒、破産している人、返済の延滞がNZ$500を超える人などは借りられません。
  • 初めての支払いのときに、設定手数料(establishment fee)NZ$60がローン残高に加わります。

返済と利子(IRD)

学生ローンの返済と利子は、IRD(Inland Revenue、内国歳入庁)が管理します。

  • NZに住んでいる間は利子なし:NZに住んでいる借り手(New Zealand-based borrower)のローンには利子がかかりません。
  • 海外に住むと利子がかかる:海外に住む借り手には利子がかかります。利率は年5.6%です。どの時点で海外在住と扱われるかのルールは、IRDの海外に行く場合のページで確認してください。
  • 給料からの返済:給料を受け取るときは、税コード「SL」(例:M SL)を使います。返済基準額を超えた収入の12%が、給料から返済されます。IRDのページでは、2026税年度の返済基準額は年NZ$24,128(週NZ$464)と案内されています。副業の収入には基準額が適用されず、全額の12%が返済にあてられます。
  • 管理手数料:3月31日時点で残高がNZ$20以上あると、管理手数料NZ$40がかかります。同じ年に設定手数料と管理手数料の両方はかかりません。
  • 延滞:返済の延滞がNZ$334以上になると、延滞利子がかかります。

いずれも2026年10月時点です。詳しくはIRDの利子と手数料のページで確認してください。

手順

  1. StudyLinkの居住の条件のページなどで、居住の条件や学業の条件に当てはまるかを確認する。
  2. StudyLinkにオンラインで申し込む。授業が始まる前に申し込むと、支払いが遅れにくくなります。
  3. 学生ローンを借りたら、働くときに税コード「SL」を使う。
  4. 海外に住む予定がある場合は、IRDの案内を確認する。

費用

項目金額
学生ローンの設定手数料NZ$60(初回のみ)
学生ローンの管理手数料年NZ$40(3月31日時点の残高がNZ$20以上の場合)
利子(NZ在住)なし
利子(海外在住)年5.6%

2026年10月時点の金額です。

日本との違い・注意点

  • 返済は給料から自動で:NZで働くと、税コード「SL」により、返済が給料から差し引かれます。
  • NZを離れると利子が発生:NZに住んでいる間は利子がかかりませんが、海外に住むと利子がかかります。日本に帰国する予定がある人は、IRDの案内を確認してください。
  • 永住ビザを取ってすぐには使えない:NZ国籍でない人は、NZに3年以上住み、永住ビザを3年以上持っている必要があります。ビザについては永住権の概要を参照してください。
  • 学費の払い戻し制度もある:最終学年の学費を払い戻すFees Freeは大学授業料の無償化制度を見てください。
  • 自分が対象かどうかは、StudyLinkかIRDに確認してください。この記事は制度の説明です。

関連項目

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