ビザ・移住 / 観光・短期
訪問ビザ(Visitor Visa)
概要
日本のパスポートで3か月未満の観光ならビザは不要で、NZeTAで入国します。3か月を超えて滞在したい場合などは、訪問ビザ(Visitor Visa)を申請します。滞在は18か月のうち最長9か月で、NZでの仕事はできません。NZ在住の子どもを訪ねる親向けのビザもあります。
詳細
訪問ビザ(Visitor Visa)は、観光、家族や友人の訪問、短期の勉強などのためにNZに滞在するビザです。Immigration New Zealand(INZ、移民局)が扱っています。
日本のパスポートを持つ人とNZeTA
- 日本はビザ免除国(visa waiver country)です。3か月未満の滞在なら訪問ビザは要らず、渡航前にNZeTA(電子渡航認証)を取得します(NZeTAと観光での入国)。
- INZは、ビザ免除の条件を満たせない人や、もっと長く滞在したい人には、渡航前に訪問ビザを申請するよう勧めています。NZeTAがあっても、ビザ免除では入国が認められないことがあるためです。
- 3か月を超えて学校などで学ぶ場合は、学生ビザが必要です(学生ビザ)。
主な訪問ビザの種類
| ビザ | 主な対象 | 滞在できる期間 |
|---|---|---|
| 訪問ビザ(Visitor Visa) | 観光・家族訪問・短期の勉強など | 下の「滞在できる期間」を参照 |
| 親・祖父母の訪問ビザ(Parent and Grandparent Visitor Visa) | 子どもや孫がNZ市民または永住者(resident)の人 | 1回最長6か月、3年間で合計18か月まで |
| 親の長期訪問ビザ(Parent Boost Visitor Visa) | 子どもがNZ市民または永住者の人 | 最長5年。1回の滞在期間に上限なし |
| ビジネス訪問ビザ(Business Visitor Visa) | 会議・商談などの短期の出張 | 1年のうち3か月まで |
INZの訪問ビザのページには、このほか団体向けのGroup Visitor Visaなども載っています。
訪問ビザ(Visitor Visa)の滞在できる期間
- 数次(multiple-entry)のビザ:12か月ごとに合計6か月まで
- 1回限り(single-entry)のビザ:18か月のうち9か月まで
- どちらの場合も、滞在は18か月のうち最長9か月です。
NZにいる間に滞在を延ばしたい場合は、今のビザが切れる前に新しい訪問ビザを申請します。新しいビザは1回限りのビザになり、18か月のうち最長9か月の上限は変わりません。
主な条件
- パスポートの有効期間が、NZを出国する日から3か月以上あること
- 帰りの航空券、またはそれを買えるお金があること
- 滞在中の資金:自分で賄う場合は1か月あたりNZ$1,000以上(宿泊費を支払い済みなら1か月あたりNZ$400以上)。資金の代わりにスポンサー(sponsor)を立てる方法もあります。
- 滞在が終わったらNZを出国する予定であること
- 結核のリスクが高い国の人が6か月を超えて滞在する場合などは、胸部X線などの健康診断を求められます。
仕事と勉強
- 訪問ビザでは、NZで働くことはできません。
- ただし、2025年1月27日以降に申請した訪問ビザでは、NZ国外の会社・雇用主・顧客のためのリモートワークが認められています。NZの雇用主や、NZにいる人・会社のための仕事はできません(INZのリモートワークのページ)。
- リモートワークの収入にNZの税金がかかる場合があります。INZはInland Revenueに確認するよう案内しています。
- 勉強は、12か月のうち3か月まで認められています。学齢期の子どもは、1暦年に3か月までです。
親・祖父母の訪問ビザ(Parent and Grandparent Visitor Visa)
- 子どもや孫がNZ市民または永住者で、その人がスポンサーになります(子どもや孫が18歳未満の場合は、その親)。
- 3年間、何度でも出入りできます。1回の滞在は最長6か月、合計は3年間で18か月までです。
- 胸部X線と健康診断が必要です(36か月以内に提出した証明書がある場合を除く)。
- 滞在中の医療費は自己負担です。INZは十分な医療保険への加入を勧めています。
詳しくはINZのページで確認してください。
親の長期訪問ビザ(Parent Boost Visitor Visa)
- 18歳以上の子どもで、NZ市民または永住者の人がスポンサーになります。
- 5年間有効の数次ビザで、1回の滞在期間に上限はありません。
- スポンサーには収入の条件があります。例として、スポンサー1人が親1人を招く場合は年収NZ$72,800以上、スポンサー2人で親1人を招く場合は合計NZ$109,200以上です(2026年10月時点)。招く親の人数で金額が変わります。
- 決められた補償額以上の医療保険が必要です(救急医療が年NZ$250,000、がんが年NZ$100,000、本国への搬送がNZ$250,000、遺体の搬送がNZ$50,000など)。
詳しくはINZのページで確認してください。
手順
- 滞在の目的と期間から、NZeTAで足りるか、どの訪問ビザが合うかを確認する(ビザの種類と選び方)。
- INZの訪問ビザのページで、条件と必要書類を確認する。
- 資金の証明、帰りの航空券、必要な場合は健康診断の結果などを用意する。
- オンラインで申請し、申請料と観光税(IVL)を払う。
- 結果を待つ。INZの表示では、訪問ビザは申請の80%が2週間以内、親・祖父母の訪問ビザは80%が3か月以内に処理されています(2026年10月時点)。
費用
2026年10月時点の、INZの各ビザのページの表示です。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 訪問ビザ(Visitor Visa) | NZ$441から |
| 親・祖父母の訪問ビザ | NZ$441から |
| 親の長期訪問ビザ(Parent Boost) | NZ$3,100から |
| ビジネス訪問ビザ | NZ$341から |
| 観光税(International Visitor Conservation and Tourism Levy、IVL) | NZ$100(ほとんどの訪問者) |
- 申請料は国籍と、申請するときにいる場所で変わります。正確な額はINZの料金ページから料金検索ツールで確認してください。
- IVLは、申請が却下されても返金されません。
日本との違い・注意点
- 日本のパスポートで3か月未満の滞在ならNZeTAで入国できますが、それより長く滞在したい場合は、渡航前に訪問ビザを申請するようINZは勧めています。
- 訪問ビザでは、NZの雇用主の下で働くことも、NZの人や会社から報酬を得る仕事もできません。
- 公的医療を受けられるかどうかはビザで決まります(公的医療を受けられる人)。保険については旅行保険も参照してください。
- この記事は制度の概要です。自分が申請できるかどうかは、INZのページで確認するか、免許を持つ移民アドバイザーに相談してください。
関連項目
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