医療・保険 / 保険
旅行保険(Travel insurance)
概要
観光やワーキングホリデーなど一時的なビザでNZに来る人は、原則として公的医療の対象外です。事故によるけがはACCが費用の多くを負担しますが、病気や帰国の費用は対象外です。NZ政府とACCは、渡航前に医療を含む旅行保険に入るよう強く勧めています。
詳細
公的医療は原則として対象外
NZの公的医療(publicly funded health care)は、主に市民と、永住ビザ(Resident Visa)でNZに住んでいる人が対象です。観光・留学・就労などの一時的なビザで来る人は、原則として対象外です(Immigration NZのページ)。
対象外の人も診察や治療は受けられますが、費用は自分で払います。詳しくは公的医療を受けられる人(ビザ別)を参照してください。
ACCがカバーするもの・しないもの
事故補償公社(Accident Compensation Corporation、ACC)は、NZ国内の事故によるけがを、旅行者も含めて補償する制度です。事故の原因が誰にあっても対象になります(無過失制度)。請求は、受診した医療機関が本人の代わりに行います(ACCのページ)。
ACCは次のものをカバーしません。
| ACCの対象外 | 内容 |
|---|---|
| 病気 | 事故によるけが以外の病気 |
| 旅行の中断 | 予定の変更や、帰国のための緊急の移動 |
| 乗り降り中のけが | 船や飛行機に乗る・降りるときのけが |
| 到着した船での国内移動 | クルーズ船など、NZに来たときの船でNZ国内を回る間のけが |
| 帰国後の治療 | 帰国してからの治療とリハビリ |
ACCは「これらをカバーしないので、来る前に旅行保険に入ってください」と案内しています(ACCのページ)。ACCについてはACC(事故補償制度)も参照してください。
政府の勧め
- Immigration NZは、公的医療の対象外の人に、医療保険を含む総合的な旅行保険(travel insurance, including full health insurance)に入ることを強く勧めています。
- NZ政府のポータルサイトgovt.nzも、NZに来るすべての人に総合的な旅行保険を強く勧め、保険が医療を十分にカバーしているか確認するよう案内しています(govt.nzのページ)。
ワーキングホリデーの場合
- Immigration NZによると、一部のワーキングホリデービザでは医療保険への加入が求められます(Immigration NZのページ)。
- 日本人向けワーキングホリデービザでは、申請後に医療保険の加入証明を求められることがあります(Immigration NZのページ)。
- ビザの条件は日本人向けワーキングホリデービザと、Immigration NZのページで確認してください。
手順
- 自分のビザで公的医療の対象になるかを、Immigration NZのページで確認する。
- ビザの申請で保険の加入が条件になっていないか確認する(ワーキングホリデーなど)。
- 保険の補償内容を確認する。特に、ACCの対象外になる病気の治療、入院、帰国のための移動が含まれているかを見る。
- 出発前に加入し、保険証券(policy)と緊急連絡先を手元に保管する。
- NZで受診したら、領収書と診断書を保管し、保険会社に連絡する。
日本との違い・注意点
- 在ニュージーランド日本国大使館は、NZには日本のような国民保険制度がないため、日本出国前に海外旅行傷害保険に入るか、NZで医療保険に入るよう案内しています(大使館のページ)。
- 同じページで、ACCは海外旅行保険の代わりにはならないこと、NZ国外を旅行中の事故や帰国後の治療費はACCの対象外であることが説明されています。
- 大使館によると、ほとんどの都市で救急車は有料です。救急の電話番号は111です(救急(111)と電話の健康相談(Healthline))。
- 保険の加入や補償の選び方は、保険会社や代理店に確認してください。
関連項目
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