天気予報と気象警報(Weather forecasts and warnings)
NZの公式な気象警報はMetServiceが出します。注意報(Watch)、オレンジ警報(Orange Warning)、赤警報(Red Warning)の3段階で、赤警報はすぐに身を守る行動が必要です。天気は変わりやすいため、山や道路へ出かける前に予報と道路情報を確認しましょう。
詳細
公式の天気予報:MetService
MetService(Meteorological Service of New Zealand)は、NZの公式な気象機関です。悪天候の警報(severe weather warnings)を出すことを政府から認められた唯一の機関で、防災当局や救急機関もMetServiceの注意報・警報をもとに動きます(MetServiceのページ)。
予報と警報はMetServiceのサイトで確認できます。
注意報と警報の3段階
Get Readyの暴風雨のページでは、MetServiceの注意報と警報を次のように説明しています。
| 種類 | 出されるとき | すること |
|---|---|---|
| 注意報(Watch) | 悪天候のおそれはあるが、差し迫っていない・確実ではないとき | 注意を保ち、地域の予報の更新を確認する |
| オレンジ警報(Orange Warning) | 大雨・強風・大雪などが悪天候の基準(Severe Weather Criteria)に達する見込みのとき | 行動する。影響や危険が出るおそれがある |
| 赤警報(Red Warning) | 大きな影響と混乱が見込まれる、極端な天候のとき | すぐに行動し、人・動物・財産を守る |
暴風雨に備える
事前に
- MetServiceの予報をこまめに確認する。
- トランポリンや屋外の家具など、飛ばされそうな物を固定する。
- 防水シート、板、ダクトテープなど補修の材料と非常用品を用意する。
- 窓やガラス戸のない部屋など、家の中の安全な場所を決めておく。
- 住宅保険・家財保険の内容を確認する。
暴風雨のとき
- 屋内にいて、不要な外出を控える。
- ドアと窓を閉め、ガラスはカーテンやブラインドで覆う。
- ラジオや地域の防災当局(Civil Defence Emergency Management Group)の情報を確認する。
- 雷のときは水道管などに触れない。小さな電化製品はコンセントを抜く。
NIWAの天気情報
NIWA(国立水圏大気研究所)は、2025年7月1日にGNS Scienceと統合し、Earth Sciences New Zealandになりました(NIWAのページ)。NIWAのサイトでは、次の情報を見られます。
- NIWA Weather(天気予報)
- 季節の気候見通し(Seasonal Climate Outlook)
- 潮の予報(Tides)
- UV指数(紫外線対策を参照)
山の天気
NZの天気は急に変わります。山へ行くときは、最悪の天候に備え、予定を変える心づもりをしておきます(DOCの天気のページ)。
| 情報 | 内容 |
|---|---|
| MetServiceの山岳・国立公園の予報 | NZ全体の山岳予報(短期・長期) |
| NIWAの国立公園の予報 | 全国の国立公園ごとの予報 |
| MetServiceの警報 | 出発前に悪天候の警報を確認する |
| NZ Avalanche Advisory | 雪山へ行くときの雪崩情報 |
最新の状況は、近くのDOCビジターセンターでも確認できます。雨で川が増水すると、山道の渡渉が危険になります。渡る予定の川の流域全体の天気も確認してください(海・川での安全)。
道路の情報:NZTA Journey Planner
NZ運輸局(NZ Transport Agency Waka Kotahi、NZTA)のJourney Plannerでは、全国の通行止め、事故、道路工事、交通カメラの映像を見られます。休日の混雑予測の地図もあります。
ルートの提案はあくまで目安です。国道(state highway)で通行止めや予定外のできごとがあることもあるため、出発前に最新の状況を確認してください。
手順
- 出かける前に、MetServiceで予報と警報を確認する。
- オレンジ警報や赤警報が出ていたら、予定の変更や延期を考える。
- 山へ行くときは、山岳・国立公園の予報と、必要なら雪崩情報も確認する。
- 車で移動するときは、NZTA Journey Plannerで通行止めや工事を確認する。
日本との違い・注意点
- NZの悪天候の警報は、注意報(Watch)、オレンジ警報、赤警報の3段階です。赤警報は、すぐに身を守る行動が必要な段階です。
- NZの天気は変わりやすく、山では特に急変します。晴れの予報でも、雨具と防寒具を持って出かけましょう。
- 季節は日本と逆です(季節別の旅行ガイド)。