マタリキ(Matariki)
マタリキは、プレアデス星団(すばる)が冬の明け方に昇ることで、マオリの新年を知らせる時期です。2022年から全国の祝日になり、日付は毎年変わります。2027年は6月25日(金)です。
詳細
マタリキとは
マタリキ(Matariki)は、プレアデス星団(日本では「すばる」)のマオリ語の名前です。この星団が冬の明け方に昇ることが、マオリの新年と季節の変わり目のしるしとされています。
文化遺産省(Manatū Taonga Ministry for Culture and Heritage)は、マタリキの3つの考え方を次のように示しています。
| 考え方 | 内容 |
|---|---|
| 追悼(Remembrance) | 前回のマタリキ以降に亡くなった人をしのぶ |
| 今を祝う(Celebrating the present) | 集まって、今あるものに感謝する |
| 未来を見る(Looking to the future) | 新しい年の始まりに期待する |
詳しくは文化遺産省のページで確認できます。
地域による違い
マタリキの星団は、NZのすべての場所から見えるわけではありません。そのため、一部のイウィ(iwi、部族)は、マタリキではなくプアンガ(Puanga)という星で新年を祝います。また、マタリキの星の数を7つとする人も、9つとする人もいます(Te Papaのページ)。
祝日になった経緯
マタリキの祝日は、「テ・カーフイ・オ・マタリキ祝日法(Te Kāhui o Matariki Public Holiday Act)」で定められました。マオリの世界観(Te Ao Māori)を認める、NZで初めての祝日です。最初の祝日は2022年6月24日(金)でした。
日付は、マタリキ諮問グループ(Matariki Advisory Group)が、マオリの太陰暦をもとに決めました。ピピリ(Pipiri)の月のタンガロア(Tangaroa)という月の時期に最も近い金曜日が祝日になります。そのため、祝日は毎年金曜日で、日付は年ごとに変わります(MBIEのページ)。
これからの祝日の日付
2052年までの日付が決まっています。2026年から2036年までは次のとおりです。
| 年 | 日付 |
|---|---|
| 2026年 | 7月10日(金) |
| 2027年 | 6月25日(金) |
| 2028年 | 7月14日(金) |
| 2029年 | 7月6日(金) |
| 2030年 | 6月21日(金) |
| 2031年 | 7月11日(金) |
| 2032年 | 7月2日(金) |
| 2033年 | 6月24日(金) |
| 2034年 | 7月7日(金) |
| 2035年 | 6月29日(金) |
| 2036年 | 7月18日(金) |
2037年以降の日付は、MBIEの日付一覧(PDF)で確認できます。ほかの祝日はNZの祝日一覧にまとめています。
日本との違い・注意点
- マタリキの祝日は毎年日付が変わります。休みの予定を立てるときは、その年の日付を確認してください。
- 祝日は毎年金曜日です。土曜日・日曜日が休みの人は3連休になります。
- 地域やイウィによって、マタリキではなくプアンガを祝うなど、祝い方に違いがあります。
- 祝日に働く場合の賃金や代休の扱いは、Employment New Zealandのページで確認してください。