支払い方法(EFTPOS・カード・現金)(Payments in New Zealand)
NZの店では、EFTPOSカードやVisa・Mastercardのタッチ決済が広く使われています。現金も法定通貨ですが、店が事前に知らせていれば現金を断ることができます。後払いサービス(Buy Now Pay Later)は2024年9月から消費者金融の法律の対象になっています。
詳細
主な支払い方法
| 方法 | 内容 |
|---|---|
| EFTPOSカード | NZの銀行口座から直接引き落とすカード。NZの店で使える。ネットや海外での買い物には向かない |
| Visa・Mastercardのデビットカード | 口座から引き落とすカード。店頭のタッチ決済、ネット、海外で使える |
| クレジットカード | Visa・Mastercardなど。店頭・ネットで使える |
| スマートフォン決済 | Apple Pay・Google Payなど。Visaデビットカードなどを登録して使う |
| 現金 | NZドルの紙幣と硬貨 |
カードの種類の違いは銀行口座の開設で詳しく説明しています(BNZ、ANZのページも参照)。
タッチ決済(コンタクトレス)
Visa・Mastercardのカードやスマートフォンは、店の端末にかざすだけで支払えます。一定の金額を超えると、PINの入力などを求められます。Kiwibankのカードの場合、NZ$200を超えるとPINかサインが必要です(Kiwibankのページ)。上限は銀行によって違うことがあります。
カード払いの手数料(サーチャージ)
店によっては、カードでの支払いに手数料(surcharge)を上乗せすることがあります。特にタッチ決済やクレジットカードで上乗せされることがあります。
商務委員会(Commerce Commission)は2023年、店頭での支払いの多くの場合、タッチ決済ではなくデビットカードやEFTPOSカードを差し込む(またはスワイプする)方法を選べば、手数料はかからないはずだとしています(商務委員会のページ)。
政府は、店頭でのEFTPOS・Visa・Mastercardの支払いにかかるサーチャージを禁止する法案(Retail Payment System (Ban on Merchant Surcharges) Amendment Bill)を国会に提出しています。ネットでの支払いは対象外とされています。施行されているかどうかや、施行日はMBIEのページで確認してください。
現金
RBNZ(Reserve Bank of New Zealand、中央銀行)が発行する紙幣と硬貨は、法定通貨(legal tender)です。ただし、店が事前にはっきり知らせていれば、現金での支払いを断ることができます。借金の返済では、現金を受け取る必要があります(RBNZのページ)。
硬貨で一度に払える金額には上限があります。
| 硬貨 | 一度に払える上限 |
|---|---|
| 10セント・20セント | NZ$5まで |
| 50セント | NZ$10まで |
| NZ$1・NZ$2 | NZ$100まで |
紙幣はNZ$5・NZ$10・NZ$20・NZ$50・NZ$100の5種類です。
RBNZは2025年11月、地方を中心に銀行の支店やATMが減り、現金を引き出しにくくなっている地域があると述べています(RBNZのページ)。
後払いサービス(Buy Now Pay Later)
商品を先に受け取り、代金を分割で後から払うサービスです。BNPL(Buy Now Pay Later)と呼ばれます。2024年9月2日から、消費者金融の法律(Credit Contracts and Consumer Finance Act)に基づく規則の対象になりました(MBIEのページ)。主な内容は次のとおりです。
- 事業者は、利用者が十分に理解して判断できるよう支援し、誠実に対応する責任があります。
- 不当に高い延滞手数料から利用者を守る仕組みがあります。
- 予想外の事情で返済が難しくなった場合は、返済条件の変更(hardship)を申し込めます。
- 事業者は外部の紛争解決制度に加入し、苦情を受けたときにその制度を案内する必要があります。
- 信用情報機関への照会などの条件を満たせば、詳しい返済能力の審査は省略できるとされています。
信用情報については信用情報(クレジットレポート)を見てください。
日本との違い・注意点
- NZでは、日常の買い物の多くがカードやスマートフォンのタッチ決済です。現金を受け付けない店もあるため、カードを1枚は用意しておくと安心です。
- 店頭でカード払いの手数料がかかるか分からないときは、支払う前に店に確認してください。
- EFTPOSカードは、ネットや海外での買い物に使えません。旅行者は、日本のVisa・Mastercardのカードが使えるか事前にカード会社に確認してください。
- 後払いサービスも借金の一種です。延滞すると手数料がかかることがあります。返済に困ったら、早めに事業者に相談してください。
- カードの不正利用や詐欺については詐欺に注意を見てください。