夜間・休日の受診(After-hours care)
GPが閉まっている夜間・週末・祝日は、時間外の診療所(after-hours clinic)や急患診療所(urgent care clinic)を受診できます。迷ったら無料・24時間のHealthline(0800 611 116)に電話して相談できます。命に関わるときは111です。
詳細
GPの診療時間と時間外
ほとんどのGP(かかりつけ医)は、月〜金の9:00〜17:00に開いています。それ以外の時間は、時間外のサービス(after-hours service)を使います。登録しているGPに電話すると、留守番電話のメッセージで受診先を案内してくれることが多くあります(Immigration NZのページ)。
Health NZは、平日の8:00より前と17:00より後、週末、祝日を時間外としています。
症状に合わせた受診先
| 状況 | 受診先・連絡先 |
|---|---|
| 命に関わる、急いで助けが必要 | 111(救急車) |
| すぐに診てほしいが救急車は不要 | 公立病院の救急部(Emergency Department、A&Eとも呼ぶ。24時間) |
| GPが閉まっている時間に医師に診てほしい | 時間外の診療所(after-hours clinic)・急患診療所(urgent care clinic) |
| 受診が必要かわからない | Healthline(0800 611 116。無料・24時間) |
| 子どもの健康の相談 | Plunketline(0800 933 922。無料・いつでも) |
| 薬がほしい | 時間外に開いている薬局(after-hours pharmacy) |
急患診療所(urgent care clinic)
Health NZの2025年5月の資料によると、全国に48か所の急患診療所があり、多くは毎日8:00〜20:00に開いています。24時間開いているところもあります。48か所のうち44か所は、事故によるけがを扱うACCの資金も受けています。
近くの時間外の診療所や薬局は、Healthpointで探せます。Healthlineに電話して、近くの受診先を教えてもらうこともできます。
Healthline
看護師などが電話で相談に乗る無料のサービスで、24時間いつでも使えます(govt.nzのページ)。
- 体調が悪いが、医師に診てもらう必要があるかわからないとき
- 家族や友人の具合が悪く、急ぎのアドバイスがほしいとき
- 自分の言語で話したいときは、通訳を頼めます。
時間外の薬局
都市部とほとんどの大きな町には、時間外に開いている薬局があります。
手順
- 命に関わるときは、すぐに111に電話する(救急(111)とHealthline)。
- 迷ったら、Healthline(0800 611 116)に電話して、受診が必要か相談する。
- 登録しているGPに電話し、時間外の受診先の案内を聞く。
- 時間外の診療所か急患診療所を受診する。事故によるけがは、受診した医療機関がACCに申請します(ACC(事故補償制度))。
費用
時間外の診療所の料金は、診療所ごとに違います。GPに登録している人は登録していない人より料金が安くなることが多く、登録していないと割高な料金(casual rate)になりやすくなります。Community Services Cardを見せると安くなるサービスもあります。地域によって自己負担の差が大きいことも、Health NZの資料で指摘されています。
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| Healthline・Plunketlineの電話 | 無料 |
| 111への電話 | 無料(携帯電話のクレジットがなくてもかけられる) |
| 救急車 | 料金がかかることがある |
| 時間外の診療所・急患診療所 | 診療所ごとに違う(Healthpointなどで確認) |
2026年10月時点の情報です。
日本との違い・注意点
- GPが閉まっている時間の受診先は、時間外の診療所、急患診療所、公立病院の救急部などに分かれています。どこに行くか迷ったらHealthlineに相談してください。
- 時間外の診療所の料金は診療所ごとに決まっています。受診前に料金を確認すると安心です。
- GPに登録していないと、割高な料金になりやすくなります。住む場所が決まったら早めに登録してください(GP(かかりつけ医)への登録)。
- 一時的なビザで公的医療の対象外の人は、病気の治療費が全額自己負担になることがあります(公的医療を受けられる人)。
- 自分の症状でどこを受診すべきかは、Healthlineや医療者に相談してください。この記事は制度の説明です。